ホテル大観荘ならではのおもてなしを日本三景の松島の景観とともに【宮城県 ホテル大観荘】

宮城
ホテル大観荘ならではのおもてなしを、日本三景の松島の景観とともに【宮城県 ホテル大観荘】
松島湾を見下ろす高台に立つ食と癒しの宿
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公開日:2022.09.25
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更新日:2022.09.25
江戸時代初期に、日本全国を行脚した儒学者・林春斎が著書『日本国事跡考』で記したことから知られるようになった「日本三景」。その日本三景とは、京都の「丹後の天橋立」、広島の「安芸の宮島」、そしてここ宮城の「陸前の松島」です。 『奥の細道』を著した俳人・松尾芭蕉や門人の曾良をはじめ、多くの文士や著名人、芸術家が松島を訪れ、その壮大な景観を題材とした数々の作品が世に送り出されて来ました。 太平洋の水平線と多島美を同時に楽しめる景勝地・松島。波静かな松島湾には大小260余りもの小島が点在し、こんもりと松の木々が茂る島々が青い海に浮かぶ景観は、まるで一幅の絵のようです。 そんな絶景の松島湾を眼下に望んで高台に立つリゾートホテルが「大観荘」です。創業は昭和半ばの1960年。光が溢れる開放的なロビー、海側客室や露天風呂からは、季節ごとや時間ごとに様々に変化する松島湾の景観が一望できます。2021年11月にリニューアルされた和風海鮮バイキング「磯魚[いさな]」など、食の魅力いっぱいのホテルとしても知られ、培った老舗ホテルの細やかなおもてなしが、さらに松島の旅を豊かなものにしてくれます。
JTB 地域ナビゲーター 宮城担当 吉川 真理子

“ザ・松島!”を実感する客室は絶好の展望台、海側の客室で松島の壮大なパノラマに感動

モダンな雰囲気と木の温もりが心地よい松韻閣海側の客室
モダンな雰囲気と木の温もりが心地よい松韻閣海側の客室
エントランスやフロントのあるロビー棟を中心に両側に延びる客室棟は4棟。3棟の客室棟が繋がった東側を「松韻閣」、西側の5階建ての客室棟を「松風閣」と呼んでいます。お部屋は合わせて238室。どのお部屋も近年にリニューアルされていて、和モダンな内装のお部屋も多く、ゆっくりと寛げます。 おすすめはやっぱり海側ですね。大浴場に近く、ほとんどのお部屋が和室の松風閣は全室オーシャンビュー。松韻閣のお部屋の多くは、6畳や9畳の畳リビングスペースと、2ベッドを置いたフローリングスペースが一つになった和洋室タイプ。特に、松韻閣5~7階の海側のお部屋は、松島湾の眺めが最高です。日中には湾内に浮かぶ島々の間を遊覧船が走る様子、満月の夜には海上に月明りの橋ができる光景がファンタスティック。エネルギッシュな光が元気をくれる朝日は実に感動的。季節や時間によって多彩な松島の景観を満喫できるのが海側のお部屋です。松島の緑豊かな森林エリアを眺める山側のお部屋では、ほぼ真下にJR東北本線が眺められるお部屋も。鉄道ファンに密かに人気のお部屋なんですよ。

季節ごとの“旬魚旬彩”が見事に展開、感動の口福をここで

新鮮な魚介を堪能できる
新鮮な魚介を堪能できる
2021年11月にリニューアルオープンした和風海鮮バイキング「磯魚[いさな]」をはじめ、2020年リニューアルの和洋中バイキング「ラ・セレース」、1階の季節の会席料理を堪能できる「天正」など、“食の複合施設”というほどホテル内の食事処は充実しています。 宿泊プランによって利用する食事処は違いますが、お魚好きの方におすすめなのは、ロビーフロアにある「磯魚」。オープンキッチンのある和モダンな空間には、間仕切りで仕切られたプライベート感のある半個室のような席もご用意。 お料理は毎朝届く地元の海で獲れた新鮮な魚介類を中心に、厳選された多彩な素材を使った和風海鮮バイキングです。ヒラメや赤メバル、鯛、マグロ、春にはフグ、夏にはタコ、秋の鮭や冬の牡蠣などをさまざまな調理法で味わえます。サザエやホタテの炉端焼き、冬~春にかけてはカキフライや牡蠣浜焼きも。宮城の地酒もたくさん揃っているので、お料理とのマリアージュもぜひ楽しんでください。 吹き抜けの高い天井にブラウンを基調としたインテリア、シックで落ち着いた雰囲気がいい1階の「ラ・セレース」は、朝の朝食会場にもなっているレストランです。ピアノ演奏を聴きながら味わう食事は、地元宮城産や季節の旬の素材を使い、和食、洋食、中華のそれぞれの料理長が趣向を凝らしたビュッフェ料理です。オープンキッチンで作られたでき立てのお料理は、自慢の切り立てローストビーフをはじめ、季節限定の海の幸、山の幸の旬彩料理がズラリと並びます。 ランチ、ディナーで営業する1階の「天正」は、海鮮料理や季節の会席料理が格別な食事処。7階のレストラン「潮騒」はランチタイムのみの営業ですが、抜群の眺望を眺めて洗練された洋食コースを味わえます。土・日曜、祝日のランチタイムに限定営業する1階の中国料理「雄峰」では、新感覚の「ヌーベルシノワ」の本格中国料理を楽しめます。

絶景の松島を露天風呂から、身体と心が昇る朝日に超感動

女性大浴場「静の湯」の露天風呂からの眺望は格別
女性大浴場「静の湯」の露天風呂からの眺望は格別
大浴場は、松風閣の1階に、男女別に1カ所ずつ。男子大浴場は「判官の湯」、女性大浴場は「静の湯」。いずれのお風呂も内湯の外に設けられたテラスに露天風呂が付いています。露天風呂には2つの湯船があり、外側の湯船は松島湾を望むことができる絶景風呂。温泉ではありませんが、夜には露天風呂の湯船の中がLEDライトに照らされて幻想的な雰囲気です。お風呂は日の出の時間に合わせてオープンするので早起きに挑戦を。小島の点在する松島湾の向こうから昇る朝日は、言葉が出ないほど感動的ですよ。

松島観光の拠点に最適、専用シャトルバスを使って松島を2倍楽しもう!

松島湾の遊覧船はホテル下の桟橋から出港
松島湾の遊覧船はホテル下の桟橋から出港
ホテルでの楽しみは眺望や食事だけではありません。館内には、ゆったりと過ごせるティーラウンジのほか、アロマエステやボディマッサージが好評のエステサロン、ブティックやおみやげが充実した売店などがあり、夏にはプールもオープンします。 そして、ホテル周辺の松島の観光スポットはさらに多彩。仁王島や桂島など大小の奇岩や小島を巡る松島湾の「松島島巡り観光船」をはじめ、松島のシンボル・五大堂や国宝の本堂を持つ瑞巌寺、庭園が見事な円通院などの有名な社寺、宮城県松島離宮やみちのく伊達政宗歴史館などの観光施設など、みどころが目白押しです。 ホテルからはのんびり歩いて行くこともできますが、便利なのは宿泊者専用の無料シャトルバス。ホテルから最寄り駅のJR仙石線松島海岸駅~五大堂そばの姉妹館たいかん亭~JR東北本線松島駅~遊覧船桟橋そばの松島観光協会レストハウス前~JR仙石線松島海岸駅~ホテルと巡回するバスで、1周約25分。8時から1日17便も運行していてとっても便利。団体のお客様が利用する場合もあるので確実に乗車できるとは限りませんが、松島の観光に上手に利用すれば、旅の充実度はアップ確実です。 また、10月下旬から11月下旬には、松島は紅葉もみごとです。なかでも、ライトアップされた円通院の紅葉は格別。ホテルではライトアップ期間中に紅葉見学の送迎バスを出してくれますから、こちらもしっかりと楽しんでくださいね。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら
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