仙台の中心部に立つ本格シティホテルの仙台国際ホテル
公開日:2023.06.08
|更新日:2023.06.08
JR仙台駅近く、仙台市中心部を定禅寺通から五橋通まで南北に走る東二番丁通り(国道286号)沿いに立つ「仙台国際ホテル」。東二番丁通りは、37階建ての仙台トラストタワーや仙台三越、仙台中央警察署などが立ち並ぶ大通り。その通りにどっしりとした姿を見せている仙台国際ホテルは仙台屈指の大きなシティホテルです。
地下2階・地上13階、落ち着いた色調の外観をもつホテルの創業は平成元年の1989年。「日光金谷ホテル」や「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」など、関東以北に多くのホテルが点在する東武ホテルグループのホテルの一つです。“杜の都の美食ホテル"と謳うだけに地産地消の厳選した食材を使った料理と館内に漂う洗練された中にも寛ぎが感じられる雰囲気、そしてホテルスタッフの温かみのある対応に人気があります。
ちょっと素敵な宿泊プランでホテルを起点に仙台タウンを満喫
ホテルの背後にオフィス棟やフィットネス棟もある複合施設「SS30」
地上128mの30階に展望フロアがある地下3階・地上31階のオフィス棟「SS30[エスエス・サーティ]」とフィットネス棟、ホテル棟の仙台国際ホテルは、一つの複合施設として建設されました。3棟を合わせて「SS30」とも呼んでいます。そんなロケーションにあるこのホテルからJR仙台駅や“仙台の台所”とも呼ばれる仙台朝市へは徒歩5分ほど。仙台七夕まつりや仙台・青葉まつりの各会場へも徒歩5~15分とアクセス抜群です。
さらに、ホテルステイもしっかりと楽しんでもらいたい、と常にいろいろなプランを企画。ゆっくりゆとりのホテルステイを楽しめて、るるぶトラベルで予約できる「シェフパティシエ特製マドレーヌ付き!ゆったり22時間ステイ(朝食付)」プランは、チェックイン14時、チェックアウトが12時のゆとり利用が可能。ホテル自慢の朝食を満喫できる「【東北ホテルステイ】ホテルこだわりの朝食付プラン」もおすすめです。
「仙台国際ホテルがおすすめする 穴場スポット周遊プラン」、仙台市在住者なら「婚姻届提出プラン」というユニークなプランも。期間限定プランが多いので、予約前にしっかりチェックを。
英国王室御用達のこだわりのベッドで“至福の眠り”を体感
2018年に234室全室のリニューアルが完了した仙台国際ホテル。7階から12階にあるどの客室もダークブラウンを基調としたシンプルかつモダンなデザインで統一され、落ち着いた中にも温もりが感じられる癒しの空間に生まれ変わりました。客室タイプは、大きく分けてスタンダード、スーペリア、スイートの3タイプ。ベッド幅は違いますが、どの客室にも英国王室御用達のスランバーランド社製のベッドを配置しているので、快適な寝心地と深い睡眠で目覚めはすっきり。柔らかな肌触りのワッフル地のナイトウェアをはじめ、アメニティも使い心地のいいものが備えられていて上質なホテルステイが楽しめます。
スタンダードには、シングル利用にも適した幅140cmのセミダブルベッドを置いたモデレートダブルや、最も客室数の多い180cmのキングサイズベッドのカジュアルダブルほか、カジュアルツインなどがあります。いずれもビジネス利用に最適な広いデスクを備えていますよ。
スーペリアには、デラックスツインと3室のコンセプトツインがあります。「笹の葉」をモチーフにした内装デザインの「SASATSUYU」、梅をデザインに取り入れた和テイストの「UMENO」、「UTSUKI」は桜、富士山、東武グループのシンボルである東京スカイツリー®をテーマに作られた客室で、3室とも和の風情が感じられる客室です。
最上階に位置するスイートは、デラックスダブル、エグゼクティブスイート、ロイヤルスイートの3室。クラシカルで落ち着いた色調のインテリアがステキなラグジュアリーな客室ですが、2023年1月現在、修繕工事中です。
“杜の都の美食ホテル”で多彩な食の楽しみを再発見
レストラン「ロジェ ドール」でフランス料理を(イメージ)
「手作りにこだわり 食を通してもてなす」というホテル内のレストラン。5階にフランス料理「ロジェ ドール」と日本料理「仙台 なだ万」、中国料理「翠林」の3店が揃い、1階にコーヒーハウスが営業しています。
明るい陽射しが差し込む「ロジェ ドール」は、フランス料理王道の洗練された技法を使って、地元宮城県をはじめ、日本全国、世界各国の選りすぐりの素材を調理。アートのような美しい料理は、その味わいの中に、素材が生まれ出た海や山の自然の情景が思い浮かんでくるようです。ソムリエ厳選のワインや日本酒も多彩に揃うのでペアリングも楽しんでくださいね。
北京料理をはじめ中国各地の銘菜を提供する「翠林」では、人気メニューの翠林特製麻婆豆腐や中国では長い歴史をもつ精進もどき料理コースがおすすめ。多彩なメニューやコースが揃っていて飽きることはありません。
「仙台 なだ万」は、江戸末期の1830年創業の名料亭「なだ万」の支店。「老舗はいつも新しい」をコンセプトに、培われた日本料理の歴史と神髄を、季節の宮城の素材とこだわりの器で彩り豊かに味わわせてくれます。
料理人たちのこだわりが詰まった地産地消の朝食ブッフェが大評判
宮城の美味を楽しめる人気の朝食ビュッフェ(イメージ)
朝食会場になる「コーヒーハウス」は窓際の席がおすすめ
仙台国際ホテルの朝食は、まさに地産地消の“宮城が誇る美味の数々”そのものです。ホテル調理人が宮城県各地を訪れて厳選した食材を使い、調味料から自家製にこだわった料理には、生産者の想いも込められています。
朝食の中でも特に力を注いでいるのがサラダとパンです。野菜は地場野菜のみずみずしい食感や甘み・苦味をたっぷりと味わえます。なかでも、“キャベツのマリネ”は変らぬレシピで愛され続けている仙台国際ホテル伝統の一品。野菜の滋味あふれる味わいを引き立てるドレッシングにも
細やかな味付けがほどこされています。
ブーランジェが焼き上げるクロワッサンとイギリスパンは朝食でしか食べることのできない逸品。
シンプルながら豊かな味わいや香りが世代を超えて愛されています。丸森町の「石塚養蜂園」のハチミツや、宮城県産イチゴの風味を閉じ込めたイチゴバターをおともにお召し上がりください。季節のオリジナル野菜ジュース、デザートは蔵王山麓「フロム蔵王」の極プレーンヨーグルトや仙台名物ずんだ餅など、とにかく宮城県内のおいしいものをまるで食べ歩くような楽しさがあります。
心のこもった素敵な朝食をぜひ堪能してください。