山形県の人気温泉地 おすすめ15選

山形
山形県の人気温泉地 おすすめ15選
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公開日:2021.12.31
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更新日:2024.10.24
サクランボで知られる山形県は日本有数の米どころ、名峰から流れ出る水を使った日本酒や米沢牛でも有名な県です。母なる川・最上川や樹氷で名高い蔵王の大自然、神秘が息づく出羽三山など、訪れたい観光地も目白押しです。 県内には温泉ファン憧れの銀山温泉や歴史ある赤湯温泉、湯治場の雰囲気がおすすめの肘折温泉など、わざわざ出かけたい温泉地が数多くあります。そんな山形県の温泉地10選をご紹介します!
JTBホームページ エディター 竹内 寿夫
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銀山温泉

銀山温泉(ぎんざんおんせん)
山形県尾花沢市の東側、銀山ダムの上流に位置する温泉郷・銀山温泉。朝のTVドラマの舞台としても注目を浴びた温泉地で、銀山川の清流を挟んで、三層・四層のレトロな木造旅館が並んでいます。 この地の歴史は古く、1456年に銀鉱が発見されたことが始まりです。元禄末期までは鉱山の町として栄え、1596年から1615年の間に鉱山労働者によって温泉が発見されたと言われています。当初は労働者たちが利用していましたが、鉱山閉山後は湯治場として賑わいを見せるようになりました。 温泉の特徴は、わずかに塩味と硫黄臭がある無色透明の湯です。共同浴場には「しろがね湯」や「和楽足湯」があり、宿泊施設には国の登録文化財に指定される能登屋旅館もあります。白銀の滝や銀鉱洞をめぐる遊歩道も整備されているので、散策も楽しめますよ。
銀山温泉の情報
所在地:山形県尾花沢市銀山新畑 泉温:63.8℃ 源泉数:1 湯量:500リットル/分 飲用:不可 泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、便秘、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、慢性婦人病、痔疾など 宿泊施設数:13 日帰温泉施設数:2 アクセス:(公共交通)JR大石田駅西口からはながさバス銀山線で40分、バス停:銀山温泉下車。(車)東北中央道東根ICから国道287号・13号・347号、県道29号・188号経由35km

蔵王温泉

蔵王温泉(ざおうおんせん)
蔵王温泉は、蔵王連峰・地蔵岳の西麓、標高約900mに湧く温泉です。開湯1900年と伝わる古い湯治場として知られ、蔵王への信仰登山の起点としての歴史を持っています。 冬には樹氷で有名なスキー、夏にはハイキングで自然を満喫でき、季節によって様々な自然を楽しめます。観光の際は、蔵王エコーラインを利用して、蔵王のシンボルであるカルデラ湖「お釜」の見学するのがおすすめです。 温泉は強酸性の硫黄泉で、硫黄臭の漂う温泉街には老舗の旅館が立ち並んでいます。中でも、一度に200人は入れるという蔵王温泉大露天風呂は必見です。
蔵王温泉の情報
所在地:山形県山形市蔵王温泉 泉温:45~66℃ 源泉数:47 湯量:約5700リットル/分 飲用:不可 泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉など 効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、痔疾、慢性婦人病、美肌など 宿泊施設数:82 日帰温泉施設数:8 アクセス:(公共交通)JR山形駅から山交バス蔵王温泉行きで45分、バス停:終点下車。(車)山形道山形蔵王ICから国道286号、県道53号・西蔵王高原ライン、県道21号経由18km

かみのやま温泉

かみのやま温泉(かみのやまおんせん)
かみのやま温泉は、開湯560余年の古い歴史を持つ温泉地です。江戸時代には奥羽諸大名の参勤交代の宿場町として栄え、山形の湯野浜温泉、福島の東山温泉とともに奥羽三楽郷に数えられていました。 新湯、湯町、十日町、河崎、高松、葉山の6つの地区に湧く温泉を総称してかみのやま温泉と呼んでいます。最も古いとされる源泉は、湯町の鶴脛(つるはぎ)の湯です。鶴脛の湯には、脛の傷ついた鶴が沼辺の水に浸かっているのを旅の僧が見留め、温泉を発見したという伝説が残っています。 豊富な温泉に恵まれており、温泉街には共同浴場と足湯がそれぞれ5カ所ほどありますよ。
かみのやま温泉の情報
所在地:山形県上山市湯町・十日町・新湯・葉山・河崎・高松 泉温:62~69℃ 源泉数:3 湯量:830リットル/分 飲用:一部可 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩温泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、手術後の保養、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、痔疾、慢性婦人病、美肌など 宿泊施設数:19 日帰温泉施設数:4 アクセス:(公共交通)JRかみのやま温泉駅下車。(車)東北中央道山形上山ICから国道13号、県道267号・12号経由5km

あつみ温泉

あつみ温泉(あつみおんせん)
新潟県との県境近くに位置するあつみ温泉は、温海(あつみ)川を河口から2kmほど遡ったところに湧き、日本海の近くにありながらも、山あいの温泉情緒を漂わせています。 約1200年の歴史を持ち、江戸時代には庄内藩の湯役所が設けられ、湯治場として栄えていました。松尾芭蕉や与謝野晶子など、多くの文人墨客が訪れた地としても知られています。 桜並木が続く温海川の川沿いには、近代的な宿や湯治向きの宿が点在しており、宿泊施設の数は多くありませんが、それぞれに特色がある宿です。 また、浴衣を着て温泉街に出かけると、お得な特典を受けることができる「ゆかたゆ巡り」企画(毎年8月~11月頃)も行われています。気軽に利用できる共同浴場や足湯、朝市などを巡りながら、温泉街の散策を満喫しましょう。
あつみ温泉の情報
所在地:山形県鶴岡市湯温海 泉温:68℃など 源泉数:3 湯量:1100リットル/分 飲用:一部可 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、胃腸病、切り傷、やけど、動脈硬化症、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:7 日帰温泉施設数:3 アクセス:(公共交通)JRあつみ温泉駅から庄内交通バスあつみ温泉行きで7分、バス停:足湯あんべ湯前などで下車。(車)日本海東北道あつみ温泉ICから県道44号経由3km

赤湯温泉

赤湯温泉(あかゆおんせん)
赤湯温泉は、開湯920余年の歴史を誇る名湯です。かつては米沢藩上杉家の湯治場として利用されていました。 温泉街には、立ち寄り湯を受け付けている旅館や2カ所の足湯、4カ所の公衆浴場があり、手軽に温泉を楽しむことができます。温泉旅館により運営されている「ゆーなびからころ館」では、お土産品の販売のほか、おすすめの飲食店なども紹介しており、ラーメン店が多い麺の町としても有名です。全国区の人気店のほか、個性豊かなラーメン店が多く、地元の人気店なども「ゆーなびからころ館」で教えてもらえます。 また、赤湯はブドウの里としても知られており、数軒のワイナリーがあります。試飲ができるワイナリーもあるので、ワインの飲み比べを楽しめますよ。
赤湯温泉の情報
所在地:山形県南陽市赤湯 泉温:60.4℃ 源泉数:1 湯量:1000リットル/分 飲用:一部可 泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、皮ふ病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、糖尿病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:14 日帰温泉施設数:4 アクセス:(公共交通)JR赤湯駅から車で5~7分。(車)東北中央道南陽高畠ICから国道13号経由3.7km

天童温泉

天童温泉(てんどうおんせん)
天童温泉の歴史は比較的新しく、1886年(明治19年)に始まりました。農業用の井戸を掘ったところ、田んぼの中に温泉が湧き出したのがきっかけです。現在では、目抜き通り沿いを中心に、大型旅館やホテルが軒を連ねています。設備の充実した宿が多いのが特徴です。 天童市は、江戸時代に武士の内職から始まったという将棋の駒の生産地として有名です。町なかには将棋駒の販売や駒書き体験ができる店、将棋駒にちなむモニュメントなどが見られます。 また、鍬ノ町ポケットパークには、3カ所の足湯や飲泉所があり、温泉を気軽に楽しめますよ。
天童温泉の情報
所在地:山形県天童市鎌田 泉温:61~69℃ 源泉数:3 湯量:800リットル/分 飲用:可 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、胃腸病、打ち身、動脈硬化症、切り傷、やけど、高血圧症、慢性皮ふ病、痔疾など 宿泊施設数:12 日帰温泉施設数:2 アクセス:(公共交通)JR天童駅から車で5分、または徒歩15分。(車)山形道山形北ICから国道13号経由8km

小野川温泉

米沢市の市街地から南西へ約7km、大樽川沿いの小高い山に囲まれた落ち着いた小野川温泉は、約1200年前、小野小町が父親を探す旅の途中で発見したと伝えられています。特徴は、塩分の含有量が多く、よく温まると評判です。宿泊者のみ購入できるスマホでめぐる夢めぐり手形を利用すれば、旅館や共同浴場のうち3カ所の風呂に入浴できます。また、温泉街には足湯や飲泉所もありますよ。 米沢の奥座敷と呼ばれる静かな温泉街で、ホタルの里としても有名です。温泉街の傍らを流れる鬼面川には、初夏にホタルが飛び交います。6月下旬から7月中旬にかけて開催されるほたるまつりは、大勢の人で賑わうことで有名です。この時期は、温泉とホタル観賞の両方を楽しむことができる特別な季節となっています。
小野川温泉の情報
所在地:山形県米沢市小野川町 泉温:80.3、35.6℃ 源泉数:2 湯量:約1300リットル/分 飲用:一部可 泉質:含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、塩化物泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、慢性皮ふ病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、糖尿病、痔疾、慢性婦人病、美肌など 宿泊施設数:13 日帰温泉施設数:2 アクセス:(公共交通)JR米沢駅から山交バス小野川温泉行きで24分、バス停:小野川温泉下車(車)東北中央道米沢中央ICから国道121号、県道234号10km

湯野浜温泉

湯野浜温泉(ゆのはまおんせん)
湯野浜温泉は、鶴岡市の北西部に位置する海岸沿いの温泉地です。海のレジャーと温泉を同時に楽しめる場所として人気で、日本海に沈む夕陽の美しさにも定評があります。 この温泉は天喜年間(1053~58)に発見され、漁師が亀の湯浴みを見つけたのが始まりといわれています。湯量が豊富で、かつては「かみのやま温泉」、福島県の「東山温泉」と並ぶ奥羽三楽郷といわれ、歓楽的な温泉地でした。現在では、海水浴や各種マリンスポーツを楽しむ客で賑わっています。 日本海に沿ってのびる国道112号沿いに、温泉を引くホテル・旅館・民宿が立ち並んでいます。客室や大浴場・露天風呂から、オーシャンビューの眺めを売りにする宿も多くありますよ。 温泉街には足湯や共同浴場もあり、様々な形で温泉を楽しむことができます。海と温泉、そして美しい夕陽を一度に楽しめる魅力的な温泉地です。
湯野浜温泉の情報
所在地:山形県鶴岡市湯野浜 泉温:52.5℃ 源泉数:2 湯量:約1800リットル/分 飲用:可 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:18 日帰温泉施設数:2 アクセス:(公共交通)JR鶴岡駅から庄内交通バス湯野浜温泉行きで40分、バス停:終点下車。(車)山形道鶴岡ICから国道7号・112号経由20km

白布温泉

山形県米沢市に位置する白布温泉は、深い自然に包まれた大樽川の上流沿いに湧く温泉で、蔵王、信夫高湯と並ぶ奥羽三高湯の一つに挙げられる名湯です。 米沢市は、かつて米沢藩上杉十五万石の城下町でした。今も藩政時代の名残りが見られます。そして、米沢藩士たちが保養地として利用したと伝わるのが、町の南側に連なる吾妻連峰に湧く温泉です。山里の湯治場風情が漂う温泉街には、茅葺き屋根の宿や和風旅館など宿泊施設が立ち並んでいますよ。 日帰り入浴施設は、「森の館」があります。天元台高原でのスキーやトレッキングなどのレジャー拠点にも便利で、自然と温泉、そしてアクティビティを楽しめる魅力的な温泉地です。
白布温泉の情報
所在地:山形県米沢市関 泉温:58℃ 源泉数:3 湯量:約1600リットル/分 飲用:不可 泉質:カルシウム-硫酸塩泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、高血圧症、動脈硬化症、皮ふ病、胃腸病、切り傷、やけど、糖尿病、慢性婦人病、痔疾など 宿泊施設数:5 日帰温泉施設数:1 アクセス:(公共交通)JR米沢駅から山交バス白布湯元行きで50分、バス停:白布温泉、白布湯元などで下車(車)東北中央道米沢八幡原ICから県道2号22km

湯田川温泉

湯田川温泉(ゆたがわおんせん)
湯田川温泉は、庄内平野の南西に位置し、開湯1300年の歴史を誇る古湯です。古くから鶴岡の奥座敷と呼ばれ、豊かな自然と人情味あふれる湯の里として親しまれてきました。特徴は、毎分1000リットルと豊かな湯量を誇る硫酸塩泉です。体に優しくミネラルをたっぷり含み、美肌・美白効果なども期待できる無色透明の柔らかい湯が湧出しています。 温泉街には和風旅館が軒を連ねており、その周辺には、梅林公園、樹木園、映画「たそがれ清兵衛」のロケ地となった由豆佐売(ゆずさめ)神社、共同浴場、足湯などが点在しています。 歴史と文化の薫る風情が心地よい湯田川温泉では、下駄履き、浴衣姿でのんびりと散策するのがおすすめです。豊かな自然と温泉文化を楽しめます。
湯田川温泉の情報
所在地:山形県鶴岡市湯田川 泉温:42.6℃ 源泉数:1 湯量:約1000リットル/分 飲用:可 泉質:ナトリウム・カルシウム-硫酸塩温泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、呼吸器疾患、眼病、糖尿病、痛風、慢性婦人病、痔疾、美肌など 宿泊施設数:9 日帰温泉施設数:2 アクセス:(公共交通)JR鶴岡駅から庄内交通バス湯田川温泉方面行きで28分、バス停:湯田川温泉下車。(車)山形道鶴岡ICから国道7号、県道338号経由5km

黒沢温泉

山形盆地を流れる須川沿いにある黒沢温泉は、保養向きの温泉です。 この温泉の始まりは、昭和45年(1970年)に小笠原喜三郎ほか5名が、8年の歳月をかけて掘り当てたことです。蔵王連峰を一望する閑静な田園地帯に、湯元の「黒沢温泉喜三郎」などの旅館が点在しています。 また、付近には黒沢温泉喜三郎直営のサクランボ園もありますよ。温泉と自然、そして地元の特産品を楽しむことができる温泉地です。
黒沢温泉の情報
所在地:山形県山形市黒沢 泉温:43.8℃など 源泉数:3 湯量:356リットル/分 飲用:不可 泉質:ナトリウム-硫酸塩泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、動脈硬化症、打ち身、慢性消化器病、糖尿病、高血圧、婦人病など 宿泊施設数:3 日帰温泉施設数:1 アクセス:(公共交通)JR蔵王駅から車で5分(車)東北中央道山形上山ICから国道13号経由2km

由良温泉

由良温泉は、湯野浜温泉とあつみ温泉の中間、庄内海岸屈指の景勝地にある海の温泉地です。 この温泉地には、「ホテル八乙女」「ほり旅館」、民宿の「本間義一」「温泉民宿石川」など数軒の宿が温泉を引いており、共同浴場もあります。また、温泉を引かない民宿もあるので滞在には困りません。 由良温泉からは白山島を望むことができ、海岸は遠浅の海水浴場となっています。由良の海岸は「全国渚百選の地」や「日本の夕陽百選の地」にも選ばれていますよ。夜には白山橋がライトアップされ、幻想的な雰囲気を味わえ、海と温泉、そして美しい景観を楽しめる魅力的な温泉地です。
由良温泉の情報
所在地:山形県鶴岡市由良 泉温:51.7~57.4℃など 源泉数:不明 湯量:不明 飲用:不可 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾など 宿泊施設数:4 日帰温泉施設数:1 アクセス:(公共交通)JR鶴岡駅から庄内交通温海温泉センター行きで45分、バス停:由良温泉下車(車)山形道鶴岡ICから国道7号経由12km

さくらんぼ東根温泉

東根市街の北東に広がる田園地帯に湧いているさくらんぼ東根温泉。その発見は明治の後期にさかのぼり、灌漑用水を得ようと掘り下げたところ湧出したそうです。 この温泉地には、15軒ほどの温泉旅館が立ち並んでいます。また、素朴な雰囲気の共同浴場が点在しているのが特徴的です。 温泉街の人気スポットとしては、ポケットパーク足湯があります。さらに、開湯100周年を記念して造られた公園「泉源の守」(せんげんのもり)も多くの旅行客が訪れる場所です。
さくらんぼ東根温泉の情報
所在地:山形県東根市温泉町 泉温:53~68℃ 源泉数:6 湯量:約1200リットル/分 飲用:不可 泉質:ナトリウム-塩化物泉、硫酸塩泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、動脈硬化症、慢性皮ふ病、切り傷、やけど、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:15 日帰温泉施設数:4 アクセス:(公共交通)JRさくらんぼ東根駅から車で5分(車)東北中央道東根ICから国道287号・13号経由8km

肘折温泉

肘折温泉(ひじおりおんせん)
肘折温泉は、霊峰月山の北東麓に位置する温泉。最上川に流れ込む銅山川を背骨のように、大蔵村が南北に広がっています。 この温泉は、開湯1200年の歴史を誇り、今も昔ながらの湯治場の雰囲気を色濃く残す温泉として、多くの人々に親しまれています。細い道に沿った温泉街には、19軒ほどのこぢんまりとした湯治向きの温泉宿やみやげ物店が軒を連ねていますよ。風情たっぷりの景観が楽しめるでしょう。 温泉街の中ほどには、昔ながらの共同浴場もあるそうです。さらに、4月末から11月頃には、この通りに毎朝ほぼ5時30分から名物の朝市が開催されています。温泉と地域の文化を同時に楽しめる魅力的な場所です。
肘折温泉の情報
所在地:山形県最上郡大蔵村南山 泉温:60~85℃ 源泉数:17 湯量:1700リットル/分 飲用:飲泉所で可 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、切り傷、やけど、慢性消化器病、高血圧症、慢性皮ふ病、糖尿病、慢性婦人病、痔疾など 宿泊施設数:19 日帰温泉施設数:3 アクセス:(公共交通)JR新庄駅から山交バス肘折温泉行きで55分、バス停:肘折温泉第一停留所、第二停留所などで下車。(車)東北中央道東根ICから国道287号・112号・458号経由60km

赤倉温泉

赤倉温泉(あかくらおんせん)
赤倉温泉の歴史は古く、863年(貞観5年)に遡ります。伝説によると、慈覚大師(円仁)が小国川の河原の石を杖で掘ったところ温泉が湧き出したという伝説が言い伝えられています。 小国川沿いには、昔ながらの風情を残す老舗旅館などが点在している温泉街です。豊富な湯量が自慢の温泉地で、宿は全館自家源泉を持ち、源泉かけ流しを楽しますよ。中には、足元から源泉が湧出する岩風呂が魅力の宿もあります。 日帰り入浴を受け付けている宿もあり(営業時間など要確認)、温泉街では便利な湯めぐりチケットが販売中です。また、5月から11月の期間は、毎週日曜日に朝市が開催されているので、ぜひ訪れてみてくださいね。冬季には、赤倉温泉スキー場のベースとしても利用され、四季を通じて楽しめる温泉地です。
赤倉温泉の情報
所在地:山形県最上郡最上町富澤 泉温:61℃ 源泉数:19 湯量:1916リットル/分 飲用:不可 泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、動脈硬化症、皮ふ病、切り傷、打ち身、慢性消化器病、痔疾など 宿泊施設数:9 日帰温泉施設数:1 アクセス:(公共交通)JR赤倉温泉駅から車で5分。(車)東北道古川ICから国道47号、県道28号経由50km
---------------------------------------------- ※記事内容には投稿者の感性や主観が含まれます。おすすめする内容や好みには個人差がありますので何卒ご容赦ください。 ※記事内の情報は投稿日またはそれ以前の取材時や草稿時のものです。事後の経年変化は記事には反映できておりません。また、時期により感染症・天災等で一時的に営業状況等が変更されている場合もあります。お出かけの際は地域や施設のホームページ等で最新情報をご確認ください。
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