ドイツの首都 ベルリンの必見観光スポット5選

ドイツ
幻想的な姿を見せる夜のベルリン大聖堂
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公開日:2024.02.19
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更新日:2024.08.07
ヨーロッパ屈指の規模を誇るドイツの首都ベルリン。プロイセン王国から東西ドイツの分割・統合を経てきた街には、その歴史を物語る教会やギャラリーなど見どころが充実。新旧ベルリンの歴史や文化がわかる必見スポットをご紹介します。 (写真:ベルリン大聖堂)

カイザー・ヴィルヘルム記念教会

カイザー・ヴィルヘルム記念教会に隣接する、青いステンドグラスに埋め尽くされた新教会
ヴィルヘルム1世によるドイツ統一を記念して1895年に建造された「カイザー・ヴィルヘルム記念教会」。第二次世界大戦で破壊されたままの姿で残されており、戦争の記憶を現在に伝えています。土曜18時、日曜10時・18時の礼拝ではオルガン演奏も披露され、荘厳な雰囲気に。隣接する新教会の青いステンドグラスに包まれた神秘的な空間も必見です。
Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche
住所:Breitscheid Pl. 営業時間:10~18時(記念館は日曜12時~17時30分) 定休日:なし 料金:無料

テレビ塔

フォルムが印象的なテレビ塔。夜はライトアップされる
フォルムが印象的なテレビ塔。夜はライトアップされる
1969年に完成した「テレビ塔」は、東ドイツ時代からのシンボル。ベルリンで一番高い368mの塔です。展望台からはシュプレー川などベルリンの街を360度見渡すことができるほか、東ドイツ時代をテーマにしたレトロなインテリアが特徴の回転式レストランもあり、メニューも当時の代表的な料理がラインナップされています。テレビ塔グッズやベルリンみやげが揃う、地階チケット売り場の裏手にあるショップのチェックもお忘れなく。
Fernsehturm
住所:Panoramastr. 1A 営業時間:9~23時(11~2月は10~22時) 定休日:不定休 料金:€24.50~

ブランデンブルク門

目の前のパリ広場がおすすめの撮影ポイント
目の前のパリ広場がおすすめの撮影ポイント
ベルリンを代表する観光スポットのひとつ「ブランデンブルク門」は、ギリシアのアクロポリスにある前門をモデルに、フリードリヒ・ヴィルヘルム2世の命で1791年に完成した門です。第二次世界大戦後は東ベルリンに属し、1961年に門のすぐ近くに壁が築かれたため、東西分裂の時代には通行できませんでした。現在は統一ドイツの象徴としてユーロコインにも刻まれています。夜のライトアップされた壮麗な姿の「ブランデンブルク門」も見逃せません。
Brandenburger Tor
住所:Pariser Pl.

イーストサイド・ギャラリー

自由と平和に思いをはせながら見学しよう
自由と平和に思いをはせながら見学しよう
シュプレー川沿いに続く「イーストサイド・ギャラリー」は、ベルリンの壁を利用した1.3kmにわたる屋外の壁画ギャラリー。国内外のアーティスト118人による絵画がベルリンの壁に描かれています。ほとんどの絵画は、自由や平和へのメッセージをテーマにしたもので、東西ドイツの分断と再統合という、ベルリンが辿った激動の歴史にふれることができます。
Eastside Gallery
住所:Mühlenstr.47-80 営業時間:見学自由

ベルリン大聖堂

大聖堂の目の前に広がる噴水広場は市民が集まる憩いの場所
川沿いに建つ大聖堂。目の前には市民の憩いの場である噴水広場がある
1893~1905年にかけて建造された「ベルリン大聖堂」。高さ114mの天蓋があるベルリン最大級の教会です。ネオ・ゴシック様式の堂内は、ステンドグラスやモザイク画が施されていて、重厚で荘厳な雰囲気に包まれています。ドーム内には巨大なパイプオルガンがあり、定期的にコンサートやオルガン祭が開催され、タイミングが合えばオルガンの音色を満喫できるチャンスも。地下には納骨堂があり、歴代の王族が眠る神聖な場所になっています。 ※2023年3月時点の情報です。営業内容などの詳細はホームページなどでご確認ください。
Berliner Dom
住所:Am Lustgarten 営業時間:10~18時(土曜は~17時、日曜は12~17時) 定休日:なし 料金:€10
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