バンコク観光のマスト「ワット・パクナム」の見どころを解説!極彩色の世界が広がる

タイ
バンコク観光のマスト「ワット・パクナム」の見どころをご紹介!極彩色の世界が広がる
“映える”と評判の大仏塔5階
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公開日:2023.12.14
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更新日:2024.11.17
バンコクに来たら一度は訪れてほしい定番観光スポットをご紹介。今回は、フォトジェニックな寺院として、SNSなどを中心に話題沸騰中の「ワット・パクナム」に注目です。神秘的な空間が広がる大仏塔最上階の天井画とガラス塔はまるで異世界のよう!
JTBホームページ エディター 加川香菜子

ワット・パクナムのハイライト!極彩色の世界が広がる大仏塔

大仏塔内
階段を上ったら靴を脱いで大仏塔内へ
ワット・パクナムはアユタヤ時代に創設されたといわれる由緒ある寺院で、前僧正ルアンポーソッドがタンマガーイ瞑想法を生み出したことでも有名です。寺院内には高さ80mの5階建ての大仏塔があり、1~4階は仏像・資料の展示フロアや儀式用のホールで構成されていています。話題の天井画とガラス塔は最上階の5階にあり、神秘的な極彩色の空間が広がっています。

大仏塔5階を見学しよう!

ガラス塔の最上部に祭られた小さな仏像
ガラス塔の最上部に祭られた小さな仏像
見学のメインとなる大仏塔5階は、とにかく見どころ満載!まず注目したいのは、エメラルドに輝くガラス塔。周りにはガラス製のナーガや蓮の花が装飾され、どこかミステリアスな雰囲気に包まれています。ちなみにナーガとは、釈迦が悟りを開く際に守護の役割を担ったとされる蛇の精霊で、タイの仏教寺院でもよく見られます。一方、ガラス塔の最上部には小さな金色の仏像が納められていますが、肉眼では全容をはっきりと見ることは難しいかもしれません。そんな時はカメラのズーム機能を使用して見学するのがおすすめですよ。
天井画を囲む仏陀
天井画を囲む仏陀
バンコク内に数多くある寺院のなかでも一線を画す世界観をもつワット・パクナムは、パワースポットとしても人気で、じっと天井画を見つめているだけでもまるで宇宙にいるかのような不思議な感覚になります。ドーム状になった天井を縁取るように描かれた色鮮やかな仏陀と菩提樹、その中心に立つガラス塔、四方にそびえる黄金の柱、それらすべてが現実から切り離されたような異空間のようです。これは写真に収めたくなるのも納得です。ただ、あくまでもここは神聖な寺院ですので、写真を撮る際はしっかりマナーを守って撮影するようにしましょう。

ココも注目!黄金に輝く巨大仏像

黄金に輝く巨大仏像
真下から仰ぎ見た巨大仏像
ワット・パクナムの見どころは仏塔だけではありません。仏塔と本堂の間には、2021年に完成した超巨大な仏像が鎮座しています。約4年3カ月もの歳月をかけてつくられたこの大仏は、全長69mと瞑想姿の大仏としては世界最大級の高さを誇ります。仏像の手前に立って記念写真を撮る人も多く、フォトスポットとしてもにぎわっています。大仏塔5階の展望テラスからは仏像の大きな背中が空にのびている姿が見られ、こちらも隠れフォトスポットとして人気です。

ワット・パクナムへのアクセス

イラストMAP
境内にはイラストMAPや日本語案内などもあるので要チェック
ワット・パクナムはチャオプラヤー川の西側、バンコク都心部から少し外れた場所に位置しています。最寄り駅のMRTバンパイ駅へは、MRTシーロム駅から20分ほど。ワット・パクナムまではMRTバンパイ駅3番出口を出て、徒歩15分ほどです。ただ、少し経路が難しいのでBTSタラートブルー駅近くから出ているソンテウ(乗り合いバス)やタクシーを利用する方が安心かもしれません。ほかにも、配車アプリやバイクタクシーなどさまざまなアクセス方法があるので、前後の予定やシーンに合わせてセレクトするのがおすすめです。
高さ80mの大仏
高さ80mの大仏は遠くから見ても存在感バツグン!
Wat Paknam
住所:300 Ratchamongkhon Prasat Ally 時間:8~18時 定休日:なし 料金:なし
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