霞海城隍廟(シアハイチョンホアンミャオ)
参拝の作法は、そのつど名前、年齢、住所を伝え、お辞儀を3回
「霞海城隍廟」は、迪化街に立つ道教寺院です。祭壇中央には無病息災、金運上昇、旅の安全を司る「城隍爺」が祀られています。1971年に運命の赤い糸を司ることで有名な月下老人が奉納されてからは、恋愛成就を祈願する参拝客が後を絶ちません。願いが叶ってお礼参りに訪れるカップルが多いことからも、ご利益のほどがうかがえます。日本語のできるボランティアガイドもいます。
霞海城隍廟(シアハイチョンホアンミャオ)
アクセス:松山新店線北門駅から徒歩8分
住所:迪化街一段61號
営業時間:7~19時
定休日:なし
料金:無料
行天宮(シンティエンコン)
参拝方法を書いたパンフレットがあり、ボランティアがいることも
商売熱心な台湾人が、台北で最も多く訪れるといわれる商売繁盛祈願で有名な道教寺院です。主祭神は、『三国志』にも登場する蜀の将軍・関羽。そのほか正殿には「五聖恩主」が祀られています。
行天宮(シンティエンコン)
アクセス:中和新廬線行天宮駅から徒歩5分
住所:民權東路二段109號
営業時間:4~22時
定休日:なし
料金:無料
保安宮(パオアンコン)
多くの副神も祀られ、子宝、安産、金運、学問などご利益も多岐にわたる
「孔子廟」の隣に位置する1830年建立の由緒ある廟で、正式名称は「大龍峒保安宮」といいます。実在した名医を神格化した「保生大帝」が主祭神として祀られていて、無病息災、病気平癒にご利益があります。旧暦の3月15日は保生大帝の生まれた日として、前日から始まる盛大な御祭り「保生大帝神誕」が開催され、多くの人で賑わいをみせます。
保安宮(パオアンコン)
アクセス:淡水信義線圓山駅から徒歩15分
住所:哈密街61號
営業時間:6時30分~21時
定休日:なし
料金:無料
孔子廟(コンツーミャオ)
毎年受験シーズンには多くの学生が合格祈願に訪れます
1881年に落成された台湾では代表的な「孔子廟」です。孔子と弟子の位牌が置かれた「大成殿」は、孔子の故郷である曲阜の孔子廟を模した造りとなっています。廟内は、梅やスモモの木など緑が多く、ゆっくりと散策するのにぴったり。毎年9月28日は教師節とされ、「釈奠典礼」とよばれる儀式が行われます。
孔子廟(コンツーミャオ)
アクセス:淡水信義線圓山駅から徒歩10分
住所:大龍街275號
営業時間:8時30分~21時
定休日:月曜
料金:無料
松山慈祐宮(ソンシャンツーヨウコン)
屋根には鮮やかな龍や三仙人の彫刻が施され、境内を見守る
1753年に建立された「松山慈祐宮」。道教の女神「黒面媽祖」を祀り通称「松山媽祖廟」とよばれ人々に親しまれています。航海や漁業の守護神ですが、あらゆる願い事を叶えてくれるといわれています。正方形をした6階建ての本宮の屋根や廟内に施された彫刻は、細かな装飾がふんだんにあしらわれ、圧倒されるほどの美しさに目を奪われます。
松山慈祐宮(ソンシャンツーヨウコン)
アクセス:松山新店線松山駅から徒歩1分
住所:松山区八徳路四段761號
営業時間:5〜22時
定休日:なし
料金:無料
関渡宮(クワントゥーコン)
近くには関渡自然公園があり、関渡宮と合わせて丸一日を過ごせるスケールの大きさ
台北市の北西部に位置し、台湾北部最古の「媽祖廟」で、台湾3大媽祖廟の一つです。きらびやかな装飾を随所に配した建物は圧巻。淡水河を望む広大な敷地に立ち並ぶいくつもの堂宇を順番に参拝していきます。なかでも金運に関する神が多いため、台湾政財界のトップも参拝に訪れます。
関渡宮(クワントゥーコン)
アクセス:淡水信義線關渡駅から徒歩12分
住所:知行路360號
営業時間:7〜21時
定休日:なし
料金:無料
指南宮(ツィーナンコン)
絢爛豪華な建物はもちろん、猫空の山や茶畑を一望する絶景も必見
海抜285m「指南山」の麓に位置する台湾道教の総本山で、「仙公廟」ともよばれます。仙人となってからも人間界に来ては、人々を迷いから導いたといわれる「孚祐帝君」を祀っています。約120年の歴史のなかで、仏教と儒教を受け入れ、1つの廟内に3つの宗教を内包する珍しい廟でもあります。
指南宮(ツィーナンコン)
アクセス:ロープウェイ指南宮駅から徒歩8分
住所:萬壽路115號
営業時間:6〜20時
定休日:なし
料金:無料