タイのお金の種類をチェック
一般的にタイの通貨は「バーツ」が知られていますが、実は「バーツ」と「サタン」の2種類があります。バーツは紙幣と硬貨があり、紙幣は20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツ、1000バーツの5種類。一方、硬貨は25サタン、50サタン、1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツの6種類です。
タイ旅行で使用頻度が高いのは圧倒的に紙幣で、硬貨はあまり使われることはありません。基本的には紙幣を用意して行きましょう!
【旅行日数別】タイ旅行に必要な費用はいくら?
タイは物価が安い国として知られていますが、旅行費用は旅行のスタイルや訪れる地域によって大きく異なります。ここからは、エコノミークラスの航空券を利用し、平均的なホテルに宿泊する、一般的な旅行スタイルでの旅行費用の目安をご紹介します。
2泊3日(2泊4日)の予算
2泊3日のタイ旅行の場合、1人あたり約12万円以上の予算が必要です。主に必要となる費用は以下の通り。
- 航空券代(燃油・空港諸税込み・直行便利用):約80,000円〜90,000円
- 宿泊費:10,000円~
- 現地交通費:5,000円~
- 食費:7,000円~
-レンタルwifi: 4,500円~
- 現地観光費:10,000円~
- 海外旅行保険:1,000円~
2泊3日(2泊4日)なら週末や祝日を利用して気軽に訪れられますよ。
3泊4日(3泊5日)の予算
3泊4日(3泊5日)のタイ旅行の場合、1人あたり約15万円程度の予算が必要です。主に必要となる費用は以下の通り。
- 航空券代(燃油・空港諸税込み・直行便利用):約80,000円〜90,000円
- 宿泊費:15,000円~
- 現地交通費:8,000円~
- 食費:10,000円~
-レンタルwifi: 6,000円~
- 現地観光費:15,000円~
- 海外旅行保険:1,500円~
バンコクを満遍なく観光するなら3泊4日(3泊5日)がおすすめです。主要な観光スポットを一通り巡れますよ。
1週間の予算
1週間のタイ旅行の場合、1人あたり約20万円程度の予算が必要です。主に必要となる費用は以下の通り。
- 航空券代(燃油・空港諸税込み・直行便利用):約80,000円〜90,000円
- 宿泊費:30,000円
- 現地交通費:15,000円
- 食費:18,000円
-レンタルwifi: 10,000円
- 現地観光費:30,000円
- 海外旅行保険:2,500円~
バンコク以外にも、チェンマイやリゾートエリア(プーケット、サムイ、ホアヒンなど)に訪れるなら1週間以上の旅行日数がお勧めです。都市間を移動する場合は、飛行機や鉄道、バスなど別途交通費が必要となるので事前に計算しておきましょう!
航空券代
タイへ訪れる航空券は、旅行時期や航空会社によりますが、大体3万円から8万円程度が相場。直行便利用なら東京からバンコクまで6時間~7時間程度で、航空券代は8万円から9万円ほどかかります。JAL、ANAやタイ国際航空などが運航しています。
直行便ではなく経由便を利用すれば3万円から4万円程度で予約できますが、フライト時間が10時間近くかかる点は注意しましょう。ピークのシーズンやゴールデンウィークなど祝日が続く時期は価格が高騰する傾向にあるので、早めに予約をすることで価格を抑えられることもあります。
また、LCC(格安航空会社)を利用するとさらに安く抑えることができますが、手荷物の量や食事などのサービス内容は大手航空会社と比べて十分でない場合があるので、予算を考慮して検討してみてくださいね。
ホテル代
ホテル代は宿泊する地域やホテルのランクにより異なりますが、1室1泊あたり1万円程度が目安です。バンコクの中心部でも手頃な価格帯のホテルが見つかりますよ。
4つ星以上の豪華な宿泊施設やリゾートホテルに泊まる場合は、1室1泊あたり2万円以上かかることもあります。1泊だけ高級ホテルに泊まって、ほかはリーズナブルなホテルを予約するなど、うまく旅程に組み込んでホテルステイを楽しんでみてくださいね。ゲストハウスやホステルを利用することで、さらに宿泊費を抑えることできますよ。
現地の交通費
タイの公共交通機関は比較的安価で、バンコクのBTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)なら一日乗車券が120バーツ程度で購入できます。
また、タクシーやGrab(アジア版Uber)を利用すると、距離にもよりますが、大体100バーツから。ただし、混雑時や観光地周辺では料金が高くなることもあるので注意が必要です。
レンタルWiFi
タイ旅行時のインターネット接続手段として、レンタルWiFiの利用が便利です。ある程度良好な通信環境で使える4GのWiFiルーターをレンタルする場合、1日あたりの料金は1,500円程度。同行者と一緒に利用するなら1人あたり1,000円以下でレンタルできます。
5G対応のWiFiや、通信容量無制限のプランだと料金がさらに高くなるため注意しましょう。空港で現地のSIMカードを購入する方法もありますが、短期の旅行ならレンタルWiFiの方が手続きが簡単でおすすめです。
現地観光費用
観光地の入場料は場所によりますが、大体100バーツから500バーツ程度。有名な観光地では入場料が高くなることもあるので事前に確認しておきましょう。ガイド付きの観光ツアーを利用する場合は、その費用も考慮に入れる必要があります。
人気観光スポットの入場料(2024年8月時点)
ワット・プラ・ケオ:500バーツ
ワット・ポー:300バーツ
ワット・アルン:100バーツ
スコータイ歴史公園:100バーツ
食事代
タイはとてもリーズナブルな価格で外食を楽しめるのが魅力。屋台の料理なら一食50バーツ程度から注文でき、レストランでも一食200バーツ程度から楽しめます。高級レストランやホテルのレストランを利用する場合は、一食あたり数千円以上かかるところもあるので、ぜひ食べたいグルメを探して、うまく旅程に組み込んでみてくださいね。
タイ旅行ツアーで行くといくらかかる?
JTBでは、タイ旅行のツアー商品を提供しています。航空券代や宿泊費、現地観光費や食事代も含まれるツアーを予約すれば、予算がすぐにわかるので計画が立てやすいですよ。
「ルックJTB」のプランなら、キャンセル料サポートや旅の疑問を相談できるサポートが充実しています。
航空券とホテルを自由に組み合わせられるパッケージツアーから添乗員同行ツアーまで、旅の目的に合わせてアレンジができます、ぜひ予算と相談しながらご検討ください。
現地観光を楽しめるオプショナルツアー
現地観光を楽しめる、オプショナルツアーを旅程に追加するのもおすすめです。象乗り体験や水上マーケット観光など、タイでしかできない体験が豊富!日本語ガイド付きなら安心して参加できますよ。
JTB社員が教える!タイ旅行前に知っておきたいこと
タイ旅行が安い時期はある?
タイ旅行をなるべく安い予算でおさえたいなら、オフシーズンの雨季(6月~10月の約5か月間)がおすすめです。雨が降りやすいですが、観光客が比較的少なく、航空券やホテル代を安くおされられることがあります。
雨季だからといって観光を楽しめないわけではなく、タイらしい鮮やかな自然をたっぷり体感できたり、観光地もゆっくりと鑑賞できたりと過ごし方は様々。
雨季は天候が変わりやすいので、計画を立てるときに頭に入れておきましょう!
現金はいくら持っていくべき?
タイ旅行でどの程度現金を持って行くかどうかは、旅行スタイルや滞在期間によって異なります。タイではクレジットカードも使えますが、地元の市場や小さな飲食店では現金が必要。何かあった時のためにも、現金は手元に持っておきたいですよね。
食費や交通費を考えると、1日当たり約1,500バーツ程度の現金を持っておくと安心ですよ。