造りの違う露天風呂付き客室で風情と温泉を独り占め
客室は鉄筋5階建て本館に和室やベッドを置いた和モダン室が38室。嬉野川や温泉街を望むお部屋が多く、全室バス・トイレ付きです。本館に続く別棟1階フロア「山茶亭」の7室は全室が温泉かけ流しの露天風呂付客室。それぞれ趣向を凝らしたお部屋で、ユニバーサルデザインルームも2室あります。なかでもツインベッドに石風呂と露天の木風呂を備えた和洋室の「蔦」は、贅沢な造りで人気の高いお部屋。本館とは玄関を別にする「翠月」には、数寄屋造りの離れが5つ。どのお部屋も寛ぎを極めた和の設えで、庭園を眺める趣深いお部屋。檜の内風呂や半露天の石風呂など、かけ流しで温泉をたっぷりとどうぞ。さらに「翠月」の宿泊者には木立に囲まれた専用露天風呂も。森林浴と温泉浴を同時に楽しめますよ。
美肌の温泉にお茶のエキス、絶対入りたいお茶入り露天風呂
島根県の「斐乃上温泉」、栃木県の「喜連川温泉」と共に「日本三大美肌の湯」とされる嬉野温泉。泉質は美肌効果が高いナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。飲めば胃腸や肝臓などの機能活性化効果もあるとか。湯量は豊富で、源泉温度約90度と高温のため、加水は必至です。
大浴場「季楽の湯」には「滝見の湯」と「華の湯」があり、男女入替制でいずれもサウナと自慢の露天茶風呂「緑泉」が付いています。毎朝、湯守人がお茶パックを仕込む大きな石の急須から、お茶エキスたっぷりの温泉が露天風呂に注がれています。温泉の泉質とお茶の成分の作用でお湯はなんと茶褐色。ゆったりとお湯に浸かれば、お茶の香りにもリラックス。湯船脇に置かれているお茶パックを温泉に浸し、顔や身体にパッティングすれば完全美肌美人に。
季節の料理にも生きる温泉とお茶の妙
食事は、玄界灘や有明海の新鮮な魚介類、佐賀県内の契約農家から届く有機野菜など、旬の素材をふんだんに盛り込んだ季節の会席料理です。秋の味覚なら、基本料理では秋鮭鹿の子焼き、特選料理では秋刀魚柚庵焼きや秋鮭けんちん玉素焼きなどが。自分ですり鉢の茶葉をすりこぎ棒ですり、すったお茶を料理に加えて食べる「お茶すり」はこの宿オリジナル。ほのかなお茶の風味で料理の味もアップします。鉄板焼「えん」での鉄板焼プランもおすすめです。
朝には、嬉野産大豆「ふくゆたか」の豆腐を使った嬉野温泉名物「温泉湯どうふ」や嬉野茶で作った「茶粥」を和朝食で味わえます。朝食時にお目覚めの一杯として出されるお茶酢はまさに健康ドリンク!
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