本館、東館、離れ。異なる意匠の客室で旅館の粋を感じる
和室2間の東館客室は広々としていてグループや3世代の旅行にもおすすめ
落ち着いた雰囲気の離れの客室。窓からは庭の緑が間近に見える
1棟建ての離れ特別室には散策もできる専用の庭も併設
嬉野観光ホテル大正屋の客室は、本館、東館、離れの3棟からなり、それぞれの棟はもちろん、階層や各客室のしつらえでも異なる雰囲気に。
本館は純和風タイプの和室のほか、和洋室や和室にツインベッドを入れた客室、バリアフリー対応の客室など幅広いタイプの客室から選ぶことができます。
東館は二間続きの和室(一部和洋室もあり)に広縁のある、ゆったりとした造りで、最大5~6名で宿泊が可能で、グループや親子三世代での利用におすすめの客室になっています。
日本庭園を囲むように配された離れでは、大きくとられた窓から風情ある景色が楽しめます。非日常感あふれるくつろぎの離れは8~10畳の和室のほか、和室が二間ある離れ特室と、1棟建ての離れ特別室の3タイプの客室があります。大正屋の最高峰といわれる離れ特別室は専用の庭付きで、散策することも可能です。お風呂上りに森林浴気分で庭を散策してみる。このお部屋ならではの特別な過ごし方をぜひ体験してみてください。
いずれの客室にも嬉野温泉を引いた内湯があり、お部屋でも美人の湯をじっくりと堪能できるのも、この旅館の魅力です。
姉妹館のお風呂も巡って日本三大美人の湯を楽しむ
湯舟に滔々と注がれる自家源泉の泉質は、ナトリウム一炭酸水素塩・塩化物泉(低張性弱アルカリ性高温泉)。角質化した皮膚をなめらかにして潤いをよみがえらせてくれるほか、飲泉すると、胃腸や肝臓等の機能を活性化させる効能もあるのだとか。自家源泉は客室の内湯のほか、明るく開放的な大浴場でも楽しめます。
大浴場は2階に男性用、3階に女性用とフロア別に男女が分かれ、ガラス張りの半露天気分で湯あみが楽しめる「四季の湯」のほか、地下1階に滝の流れる庭園に面した「滝の湯」があります。
「滝の湯」は地下といっても庭園に日が差し込む造りなので、とても明るい大浴場です。2023年2月20日にリニューアルされたばかりで、浴槽や床に“やすらぎの青”といわれる十和田石を使用しているのが特徴。滝と庭園の緑と浴槽の青に癒されること間違いなしです。また「滝の湯」には温泉熱を利用したミストサウナも完備。ミストサウナなので熱いのが苦手な方でも楽しめます。日頃の疲れを癒すのにおすすめです。
浸かってよし、飲んでよしの温泉をたっぷりと楽しんでみてくださいね。
湯宿清流の「紅梅の湯」には内湯のほかに心地よい空間の露天風呂も併設
大正屋には近隣に姉妹館が2軒あり、大正屋宿泊者はそちらの大浴場も無料で利用できます。椎葉山荘では、嬉野温泉の一の広さを誇る露天風呂の「しいばの湯」や木のぬくもりあふれる「山の湯」を、湯宿清流では露天風呂付きの大浴場「紅梅の湯」を楽しむことができます。大正屋から少し離れた椎葉山荘の移動には専用の送迎車も用意されていて、とても便利。「5つの大浴場めぐり」で嬉野温泉をたっぷり楽しみましょう。
目利きがこの宿のために厳選した和牛をさまざまな調理法で提供
大正屋のおもてなしは食事にも。地元・佐賀の旬の食材を使った、季節替わりの会席料理を明るく広い食事処で提供おり、スタンダードタイプの宿泊プランでも大正屋特選牛が楽しめます。料理法は季節やプランによって異なりますが、目利きが選んだ和牛は特筆すべきおいしさ。素材の旨味を存分に堪能できますよ。また料理の数々は有田焼など、地元の焼き物で提供するなど、おもてなしの心が器にも表れています。
朝食には嬉野温泉名物にもなっている、大正屋自家製の「とろける湯豆腐」をはじめ、嬉野茶で炊いた茶粥などが並ぶ和定食を。嬉野温泉ならではの朝ごはんでパワーチャージしましょう。
素材はもちろん、調理法や器に至るまで、嬉野温泉の魅力を食事で体感できるのは旅の醍醐味ですね。
九州新幹線が延伸し「嬉野温泉駅」が開業!全国からのアクセスもよりラクに
西九州新幹線開業でより好アクセスになった「嬉野観光ホテル大正屋」
2022年9月23日、九州新幹線西九州ルート(福岡―長崎間)の一部、長崎―武雄温泉間の西九州新幹線が開業しました。宿の最寄り駅にもなる嬉野温泉駅も同時に開業し、駅からは車で5分という好アクセスに。九州周遊の旅のステイにもおすすめの「嬉野観光ホテル大正屋」。西九州新幹線「かもめ」に乗って嬉野温泉へ!ぜひおでかけしてみてくださいね。