全室造りの違う部屋はレトロモダンな魅力がいっぱい
宍道湖の東端、宍道湖大橋の袂に位置する「皆美館」は、白砂に松の古木の緑が映える庭園をもつ日本の伝統美を感じさせる宿です。客室は、それぞれに個性的な趣ある造りの5タイプ16室。「和のオーベルジュ」をコンセプトに、伝統的な和の風情と新しい感性のデザインを調和させたクオリティの高いレトロモダンな造りです。
最上階の4階のレイクビュースイートの4室は、全室展望温泉風呂とサンルーム付きリビングのある和洋室。2階に4室あるガーデン・レイクビュースイートの中の「老松」は、別名が「藤村の間」。文豪・島崎藤村ゆかりの客室で、梁や柱は当時のままです。「湖と庭の別邸 美文」のメゾネットタイプの特別室「水の彩[いろ]」や、数寄屋造で茶室を思わせる特別室の離れ「瓢庵」など、同じ造りの客室はありませんから、何度も訪れて違う客室に泊まるというのもよいのではないでしょうか。
伝統の味で仕上げた豊かな山陰の味覚に感動
冬の味覚「松葉蟹」も多彩な料理で味わえる(イメージ)
期待の食事は、宍道湖と湖畔庭園を眺めながら料理が味わえる食事処「庭園茶寮 みな美」で。
日本海や宍道湖、中国山地など、四季折々の山海の幸が手に入る松江は食材の宝庫。その極上の食材をさらに厳選し、この宿に代々受け継がれてきた伝統の味で仕上げています。日本海の冬のカニ料理、シラウオやウナギ、モロゲエビなどの宍道湖七珍、しまね和牛などを使い、「鰻しゃくもどき」や「鱸の奉書焼き」などの郷土料理も取り入れた会席料理は、器や盛り付けにもこだわった逸品ばかり。
朝食には皆美の家伝料理「鯛めし」に、宍道湖産シジミの「しじみ汁」と、奥出雲延命水と土鍋で炊き上げる仁多米のこしひかりのご飯が好評です。
檜の香りに包まれ、やわらかな温泉に肌も喜ぶ
近代的な宿が多く立つ松江市街の宍道湖畔は、松江しんじ湖温泉としても知られるところ。源泉温度約77度というナトリウム・カルシウム・硫酸塩・塩化物泉の温泉は、さらりとした無色透明の温泉。
「皆美館」では、大浴場のほか、レイクビュースイートとガーデン・レイクビュースイート、別邸美文の客室風呂でも楽しめます。男女別にある大浴場の湯船は香りのよい檜風呂。美肌の湯ともいわれる温泉をゆっくりと楽しめます。
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