“いにしえ”の薫り漂う上質な空間で、贅沢に時を過ごす
お部屋は54室のスタンダードな和洋室に、離れや別邸など、全部で8タイプ60室。どのお部屋も風雅な設えで広くてゆったり。4ベッドや3ベッド、温泉露天風呂付きや檜の内風呂付きなどのお部屋が揃っています。贅を尽くした離れの「八雲 瑞雲」と「八雲 飛雲」は、専用のお庭に檜の内風呂と天然温泉露天風呂付きの和洋室で、家族連れやグループに好評です。桜の開花時期なら、本館和洋スイートか別邸「月路」の予約を。お部屋の温泉露天風呂に浸かりながら、庭の満開の桜を見上げるひと時は、まさに究極の幸せ。
浴衣処ですてきな色浴衣を、枕処で自分好みの枕を選べるのは、お宿の細やかな配慮が感じられますね。
おかわり自由の小皿料理、「心ばかり」にお腹も心も満腹に
夕食のお料理は、日本海の海の幸を中心とした四季折々の旬の会席料理。プランによって部屋食か食事処「天雅」のどちらかでいただきます。カニやノドグロなど山陰の新鮮な海の幸を中心に、島根和牛や地元の野菜など、食材にこだわった優しい味わいのお料理です。3~5種類の小皿料理から食べたいものを好きなだけ選べる「心ばかり」は、おかわり自由というのが驚き。
夜間には「夜鳴きそば」のサービスもありますから、忘れずに。
一汁七菜の朝食も旬替わりの和食御膳。魚の干物は自分で炙り、アツアツを食べます。宍道湖のシジミのお味噌汁は身体には格別です。
自家源泉の温泉を、一晩掛けて楽しむ贅沢
「大湯処 雲の湯 蒼雲」と「大湯処 月の湯 月華」は、いずれも温泉露天風呂付きです。温泉は自家源泉から引く、少し黄褐色のアルカリ単純温泉。別館「お宿 月のうさぎ」の浴場も利用できます。入浴時間は、清掃時間を除き午後3時から翌日10時までなので何度でも入れます。湯上り処では、アイスキャンデーや乳酸飲料のサービスも。
本館と別館を結ぶ湯めぐり小路には、温泉を引く漆の湯、炭酸泉の泡の湯など5つもの個性的な貸切風呂が。無料で予約制ではないので、空いていれば迷わず利用しましょう。
朝参りで出雲の旅をグレードアップ
翌日には、少し早起きをして出雲大社に朝参りを。澄んだ空気が満ちる静かな境内をゆっくりと歩いて行くと、小鳥のさえずりが聞こえてきます。荘厳な雰囲気の中で、拝殿や御本殿にお参りすると、霊験あらたかな神様がすぐ近くにいらっしゃるよう。出雲の旅の忘れられないひとコマは、この朝参りかもしれません。
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