季節や潮の満ち引きで様々な姿を見せる「嚴島神社」
満潮時と干潮時で異なる姿を見せる世界的にも珍しい海の上にある社殿
「嚴島神社」は平成8年(1996年)に社殿を中心とする神社と正面の海、弥山の北斜面一帯にある「弥山原始林」が共に世界遺産に登録された場所です。その歴史は長く約1400年もの歴史を持ち、現在も平安期の寝殿造を見ることができます。見どころはなんといっても海上に立つ独創的な社殿と海中に立つ大鳥居。弥山の緑を背景に海に浮かぶ朱の嚴島神社の姿は松島、天橋立と並ぶ「日本三景」に数えられています。
嚴島神社への参拝は、大鳥居のある側から見て左手にある東廻廊から客神社、御本社、平舞台を順に廻り、後半の西廻廊で大国社、天神社、反橋を渡るルートが一般的です。基本的に一方通行の参拝経路になっているので、逆走することがないようゆっくりと順に参拝するようにしましょう。
厳島神社のあとは、宮島グルメから定番お土産も揃う島の繁華街「表参道商店街」へ
宮島名物のカキやもみじ饅頭が楽しめる飲食店やおしゃれなカフェも
嚴島神社へと続く約350mの商店街は多くの観光客で賑わう宮島のメインストリートです。有名な宮島のカキを使ったグルメや店によって味が異なる郷土料理のあなごめしなど瀬戸内海の幸も味わえます。
宮島のお土産として外せないのは定番のもみじ饅頭。商店街の様々なお店で扱っており、中には実際に売り場の近くでもみじ饅頭を作っている様子を見学できるお店も。こし餡・つぶ餡・抹茶・チョコ・チーズなど定番の味に加え、もみじ饅頭を使ったアレンジスイーツもおすすめです!