日本三景に数えられる広島の定番スポット。世界遺産「宮島・嚴島神社」の巡り方【広島県】

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【広島県】日本三景に数えられる広島の定番スポット。世界遺産「宮島・嚴島神社」の巡り方
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公開日:2022.10.05
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更新日:2024.07.08
「嚴島神社」は前面の海に背後に広がる弥山原始林、その朱色の姿のコントラストが美しく、時代を越えても参拝客が絶えないスポットです。ここでは、海上に佇む荘厳な姿で世界中から参拝客を集める世界遺産「嚴島神社」をご紹介。

季節や潮の満ち引きで様々な姿を見せる「嚴島神社」

満潮時と干潮時で異なる姿を見せる世界的にも珍しい海の上にある社殿
満潮時と干潮時で異なる姿を見せる世界的にも珍しい海の上にある社殿
「嚴島神社」は平成8年(1996年)に社殿を中心とする神社と正面の海、弥山の北斜面一帯にある「弥山原始林」が共に世界遺産に登録された場所です。その歴史は長く約1400年もの歴史を持ち、現在も平安期の寝殿造を見ることができます。見どころはなんといっても海上に立つ独創的な社殿と海中に立つ大鳥居。弥山の緑を背景に海に浮かぶ朱の嚴島神社の姿は松島、天橋立と並ぶ「日本三景」に数えられています。 嚴島神社への参拝は、大鳥居のある側から見て左手にある東廻廊から客神社、御本社、平舞台を順に廻り、後半の西廻廊で大国社、天神社、反橋を渡るルートが一般的です。基本的に一方通行の参拝経路になっているので、逆走することがないようゆっくりと順に参拝するようにしましょう。
東回廊から見ることができる海の中に建つ大鳥居の姿
東回廊から見ることができる海の中に建つ大鳥居の姿
嚴島神社を参拝するにあたって注意するべき点は、上記でも紹介した通り一方通行であるという点です。神社の入り口から一番近い所にある「客神社本殿」や、フォトスポットとしても人気な海の中に建つ鳥居へせり出した火焼前の左右にある「楽房」など、他の建造物や絶景に気を取られているうちについつい見逃してしまうことも。 境内の中は社殿だけでなく国宝や重要文化財に指定されている建物が多いので動線に沿って順に見学や参拝をしましょう。また、嚴島神社での参拝は二礼二拍手一礼が基本。本殿も摂社も同じなので覚えておきましょう。 ※修繕塗装工事等のため一部施設の見学不可

厳島神社のあとは、宮島グルメから定番お土産も揃う島の繁華街「表参道商店街」へ

宮島名物のカキやもみじ饅頭が楽しめる飲食店やおしゃれなカフェも
宮島名物のカキやもみじ饅頭が楽しめる飲食店やおしゃれなカフェも
嚴島神社へと続く約350mの商店街は多くの観光客で賑わう宮島のメインストリートです。有名な宮島のカキを使ったグルメや店によって味が異なる郷土料理のあなごめしなど瀬戸内海の幸も味わえます。 宮島のお土産として外せないのは定番のもみじ饅頭。商店街の様々なお店で扱っており、中には実際に売り場の近くでもみじ饅頭を作っている様子を見学できるお店も。こし餡・つぶ餡・抹茶・チョコ・チーズなど定番の味に加え、もみじ饅頭を使ったアレンジスイーツもおすすめです!
嚴島神社(いつくしまじんじゃ)の情報
電話:0829-44-2020 住所:廿日市市宮島町1-1 料金:嚴島神社昇殿料大人300円など※詳細はHP参照 時間: 6時30分~18時(季節により異なる) 休み:無休
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