台北の夜は夜市でB級グルメ食べ歩き！おすすめ夜市3選【台湾】

1つ目に紹介する士林夜市は、道教の廟、慈諴宮の門前に屋台が集まったのが始まりとされています。現在では台北一のスケールを誇る人気夜市です。夕方17時を過ぎると、基河路と文林路、大北路に囲まれた大きな三角形の内側が巨大夜市に変貌し、店や屋台が連なり、夜祭りのように楽しめます。

「鍾家原上海生煎包」は、ミシュランのビブグルマン受賞歴のある行列必至の人気店です。店頭で1個ずつ手づくりされる生煎包は、素材のうま味が凝縮した濃厚な味わいを楽しめます。もっちりカリカリの皮とジューシーな具との相性が抜群です。

1972年創業の老舗かき氷店の「辛発亭」は、ミルクを凍らせた氷を薄く削る雪片冰の元祖として知られています。きめ細かくふわふわの食感とミルクのやさしい甘さが魅力です。種類豊富なトッピングもすべて手作りで、添加物などは使っていないため自然の味わいが楽しめます。

カエルのイラストがトレードマークのドリンク屋台「王記」。台湾の名物ゼリー愛玉が入ったドリンクは、つるっとしてのど越しがよく、食後のデザートにぴったりの一品です。

2つ目に紹介するのは、松山慈祐宮の門前に約600m延びる饒河街観光夜市です。B級グルメ屋台をはじめ、小物・雑貨の露店や占いブースなどが軒を連ねています。台北で士林夜市に次ぐ規模ですが、一本道なのでわかりやすく、迷う心配がありません。週末を中心に多くの観光客やローカルで賑わいます。

饒河街観光夜市グルメを代表する一軒の「陳董薬燉排骨」は、ミシュランのビブグルマン掲載店です。薬膳食材をたっぷり使って煮込んだスープは独特の風味があり、飲めば体の中からポカポカになります。

口に入れた途端にとろけるほどやわらかく、なめらかな舌ざわりの豆花が人気のお店です。種類もたくさん揃っていて、どれにするか迷ったら3つの味が楽しめる招牌三色豆花がオススメです。

「福州世祖胡椒餅」の胡椒餅は、筒状の窯で焼き上げるため、皮の表面はパリパリで香ばしく、中はジューシーな具がぎっしり。ミシュランのビブグルマンに掲載された実力店で、巧みな職人技もみものと評判です。

3つ目に紹介するのは、規模は小さめながらフード系が充実し、地元の人たちも足繁く通う寧夏夜市です。大通りの民生西路沿いにも屋台が並んでいます。歴史ある名店や話題の店も多く、人気店には行列ができているので、初めての人もわかりやすくなっています。お腹をすかせて訪れるのが鉄則です。

新鮮なカキと卵を使い、鉄板で手早く焼き上げるカキオムレツが評判の「頼鶏蛋蚵仔煎」。絶妙な焼き加減で、甘辛いソースが味を引き立てています。屋台の隣にはテーブル席も用意されています。

こちらは台北で鶏肉飯を食べるなら必ず訪れたいオススメの一軒です。あっさり味ながら鶏のうま味がギュッと詰まっていて、ご飯と一緒にほおばるとおいしさもひとしおです。