台湾土産の定番「パイナップルケーキ」の有名店8選【台北】

「裕珍馨」の餡には、生食用としても名高いブランドパイナップル「春蜜パイナップル」のみを100％使用しています。ほのかにチーズが香る外皮と餡の相性も絶妙で、濃厚な味わいの餡とざくざくとした歯ごたえが楽しめる外皮、甘さと酸味のバランスのよさ、完成度の高い逸品です。空港やスーパーなどで販売していることもあるので、気軽に買えるのも魅力の一品です。

1894年創業の歴史を誇る老舗「台北犁記」のパイナップルケーキ。伝統的な菓子にその時代、時代に合った工夫と改良を重ねているのが、長年愛され続けている秘訣です。厳選したバターを使用した生地は、香りよくしっとりしていて、冬瓜が混ぜ込まれた餡は、酸味をやわらげた味わいに仕上げられています。パイナップルケーキのほか、「緑豆小月餅」や「太陽餅」もおすすめです。

「but. we love butter」は、テーマパークのような仕掛けの店内も楽しいパイナップルクッキーのお店。入口は一見テーラーのようですが、店内に入るとまるでカフェのようで、布店をイメージした一角もあります。そんな店内を楽しみながら、ショップエリアへ行くと、販売しているのは箱入りクッキーのみで、化粧箱は3種類から選べます。こんがりと焼き目のついたクッキーは、変わり種としても喜ばれそうですね。

こちらのお店のオーナーは日本の製菓学校で洋菓子作りを学んだあと、日本の有名洋菓子店で修業を積んだ経歴の持ち主で、お店ではパンや洋菓子も作られています。そんなオーナーですが、中華菓子の伝統を大切に守り、種類豊富な中華菓子を作り続けています。パイナップルケーキの餡は、冬瓜とパイナップルを半分ずつブレンドし、粘り気があり、甘酸っぱいほっとする味わいです。

台湾屈指のパイナップルケーキの有名店です。旧正月や中秋節には、店の外に長蛇の列ができるほどで、酸味が抑えられた餡は、パイナップと冬瓜をブレンドしています。オーストラリアやニュージーランド産のオーガニックバターを使った外皮はあっさりとして、サクサクと軽い歯ざわりです。店舗の上が工場になっていて、店頭に並ぶのはその日に作ったものだけというこだわりも魅力の一つとなっています。

ミシュランガイドで高評価を獲得した「ホテル・ロイヤル・ニッコー・タイペイ」のベーカリーショップです。香りのよさが人気の餡には、台湾産パイナップルを使用。しっとりとした餡と外皮のサクサク感との絶妙なハーモニーが楽しめます。パイナップルケーキ以外にも一流のパティシエが作り出すパンやケーキが、宿泊客のみならず、地元セレブの間でも評判です。

「ホテルオークラ プレステージ台北」内ベーカリーのパイナップルケーキのお店です。餡はじっくりと煮詰めたジャムのような芳醇な香りと濃厚な味わいで、比較的厚めの生地は、食べている途中で崩れてしまわないほどよい、しっとり感が味わえます。甘すぎない品のいい味わいも人気の理由です。売り切れてしまうことも多いので、午前中に買い求めるのがおすすめです。

酸味と繊維感をしっかり感じる餡は、まるでパイナップルをそのまま食べているようだと評判のお店です。果実味を存分に引き出した餡を包むのは、比較的硬めの生地で、口に入れた瞬間バターと卵の香りが広がります。南投県産の在来種のパイナップルとニュージーランド産バターなど、厳選した素材が織りなすフルーティな味わいがファンを魅了します。