ルマー・ビビ(Rumah Bebe)
プラナカン人女性のビビさんがオーナーを務める「ルマー・ビビ」があるのは、カトンとよばれる地区。パステルカラーのショップハウス(プラナカンの伝統家屋)が立ち並ぶ中にお店はあります。レストラン&ショップとして経営しており、「ニョニャ・ポーセリン」とよばれるカラフルな陶器や、女性用の伝統衣装であるクバヤ、アクセサリーなど質の高いアイテムが豊富。注目したいのは、1粒ずつ手でビーズを刺繍したビーズサンダルです。刺繍がとても緻密でかわいいので、使わずに飾っておきたいくらいです。青とピンクで塗装された、カラフルな建物も魅力的です。
Rumah Bebeの情報
住所:113 East Coast Rd.
営業時間:9時30分〜18時30分 (レストランは11時30分~15時)
休日:月〜水曜
アスター・バイ・キーラ(Aster by Kyra)
プラナカン・タイルの専門店「アスター・バイ・キーラ」のオーナーを務めるのは、プラナカン・タイルの修復職人兼収集家で、専門書も出しているヴィクター・リムさん。店内にはアンティーク品からオリジナル品まで色とりどりのタイルが並び、さながらギャラリーのよう。「マグネット」各S$6は、19世紀後半、家の装飾などに人気だったデザインです。「コースター」各S$8はアール・ヌーヴォー調で、こちらも19世紀後半に人気だった柄。インテリアやおみやげにぴったりのグッズが揃います。
Aster by Kyraの情報
住所:37 Pagoda Street
営業時間:12〜18時
休日:なし
リトル・ショップハウス(Little Shophouse)
金色のドームモスク、サルタンモスクを中心としたアラブストリートは、マレー系イスラム教徒の居住地として知られる場所。そんなアラビアンを感じられる“路地裏”に移転してきた「リトル・ショップハウス」には、個性的なアンティークグッズが並びます。プラナカン研究家でもあるオーナーのロバートさんが収集したプラナカン陶器や生活雑貨のほか、1960年代に作られたアンティーク、「ミニチュアバスケット」など興味深いグッズが満載です。予約をしておけばビーズ刺繍の製作も体験できます。
Little Shophouseの情報
住所:#03-49(3F),Golden Landmark,390 Victoria St.
営業時間:11〜15時
休日:月・木曜
ファー・イースト・ファイン・アーツ(チョーさんのお店)Far East Fine Arts(Chosan Zakka)
繁華街オーチャードで40年続くショップ。オーナーのチョーさんは日本語OKの親日家なので、在住日本人のファンもたくさんいるそうです。カゴバッグや布小物などのアジア雑貨、プラナカン陶器、プラナカン・アイテムをモチーフにした雑貨はいずれもリーズナブル。プラナカン陶器の柄を繊細な刺繍で表現した「コースター」S$25(5枚セット)やパステルカラーで鳳凰柄の「ミニスプーン」各S$3など、バラマキ用にたくさん買うのもアリですね。
Far East Fine Arts(Chosan Zakka)の情報
住所:Lucky Plaza #03-50(3F)
営業時間:12〜16時
休日:日曜
キム・チュー(Kim Choo)
1945年から3代続くプラナカン雑貨の有名店。鳳凰や牡丹などの柄が色鮮やかな陶磁器やビーズサンダルのほか、文具などの小物も見つかります。「カップ&ソーサー」S$58、「ポット」S$78は鳳凰や牡丹の伝統柄が美しく、ティータイムが楽しみになりそう。2階にはプラナカンの人々の生活を想起させるようなフロアが広がっており、こちらも必見。買い物後には、隣の菓子店で手作りのプラナカン伝統菓子にもトライしてみてください。
Kim Chooの情報
住所:109-111 East Coast Rd.
営業時間:9〜21時
休日:なし
※2023年9月時点の情報です。営業内容などの詳細はホームページなどでご確認ください。