シンガポール旅行でかかる費用どれくらい?物価や治安に関する情報も解説

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シンガポール旅行でかかる費用どれくらい?物価や治安に関する情報も解説
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公開日:2024.12.01
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更新日:2024.12.01
シンガポール旅行にかかる旅行費用を詳しく解説!3泊4日で1週間の予算、航空券代や食事代など項目ごとの予算をご紹介します。物価や治安などシンガポールの基本情報もチェックしておきましょう。 ※本記事で紹介している旅行費用は2024年10月時点の料金目安です。
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【旅行日数別】シンガポール旅行に必要な費用はいくら?

多様な文化が混ざり合うシンガポールは、中国、インド、マレーシアなどの影響を受けたグルメや美しい眺望が楽しめるマリーナベイ・サンズなど魅力が詰まっています。そんなシンガポールをたっぷり満喫するには、どのくらいの旅行予算を用意しておけばよいのでしょうか。2泊3日、3泊4日。1週間の3つの場合をみていきましょう!

2泊3日の予算

シンガポール旅行は3泊4日の場合が多いですが、2泊3日でも十分に楽しめます。今回は2泊3日で費用をみていきましょう。 1人当たり約20万円以上の予算が必要になります。航空券はオフシーズンの場合やピークの場合で大幅に変動するので、渡航予定の時期の航空券は要チェックです。 メインでかかる費用は以下の通り。 航空券代:10万円~(燃油サーチャージ・出入国税込み) 宿泊費:3万円~(1.5万円~/泊) 現地交通費:3,000円~(1,000円~/日) 食費:1.5万円~(5,000円~/日) 現地観光費:2万円~(5,000円~/スポット) レンタルWiFi:3,000円~(1,000円~/日) 雑費(お土産、保険など):1.5万円~ あくまで目安の予算なので、泊まる場所や観光するスポットによっても大きく変動します。事前に調べて予算を決めておきましょう。

3泊4日の予算

3泊4日の場合の費用はどうなるでしょうか。 1人当たり約25万円以上の予算が必要になります。 メインでかかる費用は以下の通り。 航空券代:10万円~(燃油サーチャージ・出入国税込み) 宿泊費:4.5万円~(1.5万円~/泊) 現地交通費:4,000円~(1,000円~/日) 食費:2万円~(5,000円~/日) 現地観光費:3万円~(5,000円~/スポット) レンタルWiFi:4,000円~(1,000円~/日) 雑費(お土産、保険など):2.5万円~ シンガポールならではのプラナカン雑貨を買ったり、チャイナタウンで食べ歩きを楽しんだりする場合は、雑費や食費の予算は多めに準備しておくと安心です!

1週間の予算

6泊7日(1週間)になると、1人当たり約35万以上の予算が必要になります。 航空券代:10万円~(燃油サーチャージ・出入国税込み) 宿泊費:9万円~(1.5万円~/泊) 現地交通費:7,000円~(1,000円~/日) 食費:3.5万円~(5,000円~/日) 現地観光費:4万円~(5,000円~/スポット) レンタルWiFi:7,000円~(1,000円~/日) 雑費(お土産、保険など):4万円~ 1週間ともなると予算がかなり大きくなります。シンガポールはキャッシュレス決済の普及率が高いので、基本的にカードで決済するのがおすすめです。屋台など対応していないお店もあるので現金も忘れずに携帯しておきましょう!

シンガポール旅行にかかる費用の内訳

※写真はイメージです
ここからはシンガポール旅行にかかる費用を内訳ごとに細かく見ていきましょう!航空券や宿泊費はもちろん、現地交通費や食事代を合わせると思った以上の出費となることもあります。旅行に必要な予算を把握して、旅程を組み立ててみてください。

航空券代

※写真はイメージです
シンガポールへの往復航空券は、利用する航空会社、時期、直行便か経由便なのかによって大きく変わってきます。JALやANAで直行便の場合、7月は比較的安く往復10万円~ですが、12月や3月は2倍の往復20万円~が相場です。 直行便の所要時間は、往路が7.5時間、復路が6.5時間かかります。 シンガポール旅行で航空券代を抑えたい場合は、LCCや経由便を選択するのも良いでしょう。LCCや経由便を活用すれば、往復5万円程度に費用を抑えることができます。しかし、経由便は所要時間が直行便の倍以上かかってしまう点には注意が必要です。 また、燃油サーチャージ代と出国税は別途徴収される可能性があります。1人当たり、燃油サーチャージは往復で3~4万円、出国税は5,000円で計算しておきましょう。

ホテル代

マリーナベイ・サンズ
シンガポールでの宿泊費は、ホテルのグレードによって大きく異なります。スタンダードなホテルをベースにすると、1泊15,000円以上準備しておくと安心です。 ゲストハウスの場合は、1泊8,000円~。ビジネスホテルやスタンダードホテルは、1泊15,000円~。リゾートホテルや高級ホテルになると、1泊50,000円以上かかります。マリーナベイ・サンズに宿泊する場合は、1泊100,000円近く必要になりますよ。
ホテルのタイプ別・予算の目安
ゲストハウス:約8,000円~/泊 スタンダードホテル:約15,000円~/泊 スーペリアホテル:約25,000円~/泊 ラグジュアリホテル:約50,000円~/泊 マリーナベイ・サンズ:約100,000円~/泊

現地の交通費

現地の主な交通手段としては、鉄道・バス・タクシー(grab)があります。交通費の目安は、1日約1,000円~です。 値段設定が比較的安いので、日本より安く移動できる場合も多いです。鉄道とバスの支払い方法は2種類あり、日本のSuicaやPASMOに当たる「Ez-linkカード」と指定した期間で鉄道とバスが乗り放題になる「シンガポールツーリストパス」があります。現金支払いも可能ですが、割高になるのでおすすめできません。 旅行日数も長く、移動の回数も多い場合は「シンガポールツーリストパス」がおすすめです。 ・1日券:S$22 ・2日券:S$29 ・3日券:S$34 バスの乗り方には注意が必要で、日本でタクシーを呼ぶように合図をしないと止まってくれません。降りる場合もアナウンスがないので自分自身で位置情報を確認する必要があります。 タクシー(grab)は、「Uber」や日本の「GO」に近いものでアプリで配車ができるサービスです。初乗りはS$3.90~4.30で、1メータごとにS$0.7が加算されていきます。

レンタルWiFi

※画像はイメージです
シンガポール旅行時のインターネット接続手段として、レンタルWiFiの利用が便利です。ある程度良好な通信環境で使える4GのWiFiルーターをレンタルする場合、1日1,000円程度で借りることができます。1つ借りてしまえば、旅行者全員で利用できるので便利です! 5G対応のWiFiや、通信容量無制限のプランだと料金がさらに高くなるため注意しましょう。空港で現地のSIMカードを購入する方法もありますが、短期の旅行ならレンタルWiFiの方が手続きが簡単でおすすめです。

現地観光費用

ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
現地観光にかかる観光施設の入場料についてです。シンガポールの主要な観光名所の入場料は各施設は5,000円前後が相場になります。 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイなど有料エリアと無料エリアがあるスポットやマーライオン・パークなど完全無料のスポットもあるので、行きたい観光スポットを事前にピックアップして、入場料を調べておくのがおすすめです。
主な観光地の入場料・費用
マリーナベイ・サンズ展望台:S$23 シンガポール・フライヤー:S$33 ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ(各有料エリア):S$28 ユニバーサル・スタジオ・シンガポール:S$81 シンガポール動物園:S$50 ナイトサファリ:S$50

食事代

シンガポールでの食費は、1食あたり約1,000円(S$10)あれば十分に楽しむことができます。 毎日地元の人々で賑わうホーカーセンターやコーヒーショップでは、1食あたり約S$3~6で地元の料理が楽しめます。また、ショッピングモール内のフードコートではS$5~9程で食事ができますよ。 一般的なレス十ランでは、1食あたり約S$10~20以上かかり、高級レストランで食事する場合はさらに高くなるので、具体的に行きたい店があれば事前に調べておきましょう。 シンガポールではお酒が比較的高くなっています。ホーカーセンターでは500mlのビールが約S$8ほどで、観光エリアでは倍近くの値段になることがあるので注意が必要です。

シンガポール旅行ツアーで行くといくらかかる?

JTBでは、シンガポール旅行のツアー商品を提供しています。航空券代や宿泊費、現地観光費や食事代も含まれるツアーを予約すれば、予算がすぐにわかるので計画が立てやすいですよ。 「ルックJTB」のプランなら、キャンセル料サポートや旅の疑問を相談できるサポートが充実しています。 添乗員同行ツアーから、航空券とホテルを自由に組み合わせられるパッケージまで様々なスタイルがあるので、ぜひ予算と相談しながらご検討ください。

現地観光を楽しめるオプショナルツアー

現地観光を楽しめる、オプショナルツアーを旅程に追加するのもおすすめです。日本語ガイド付きのツアーなら、シンガポールの魅力をより深く知りながら楽しく観光できます。世界初の夜間動物園のナイトサファリのツアーでは、トラムに乗って夜の動物たちの生態観察ができます。トラムに乗った後はアニマルショーも楽しめるのでおすすめですよ!

JTB社員が教える!シンガポール旅行前に知っておきたいこと

旅行にかかる費用以外にも文化や観光マナー、治安など気になるところはたくさんありますよね?そんな人は必見のシンガポールの基本情報を一緒にチェックしていきましょう!

通貨と物価について知ろう!

※写真はイメージです
まず、通貨と物価についてです。シンガポールではどんな通貨が使われているのでしょうか。 通貨はシンガポールドル(SGD)で、5セント、10セント、20セント、50セントの4種類の硬貨と2ドル、5ドル、10ドル、50ドル、100ドル、1,000ドル、10,000ドルの7種類で構成されています。シンガポールでは、基本的にキャッシュレス決済ができますが、屋台やホーカーセンターなど現金が必要となるシーンもあるので覚えておきましょう!現金は1日当たり約100~150シンガポールドル(SGD)あると安心です。 物価は比較的高いとされている国ですが、選択肢によって食費や交通費は安い場合もあります。食費はホーカーセンターであればかなり安く抑えられ、地下鉄やバスといった公共交通機関も日本に比べ安くりようできますよ。

チップは必要?観光地でのマナーは?

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日本ではなじみのないチップ制度ですが、シンガポールではチップが必要なのでしょうか? 結論から言うとチップは不要です。シンガポールではサービス税が導入されており、すでに10%のサービス料が含まれた金額になります。チップを渡すこは一般的ではありませんが、特別なサービスをしてもらったときは相場のS$2を渡すのも良いでしょう! その他のマナーでは、路上でのポイ捨てや公共交通機関内での飲食、路上喫煙等は固く禁止されています。また、寺院やモスクに行く際は、肩やひざを隠す服装が求められるので、持参する洋服も慎重に選びましょう。

シンガポールは安全?治安の良さについて

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続いてシンガポールの治安についてみていきましょう。 シンガポールは世界的に見ても治安が非常に良い国として知られています。2024年の世界平和度指数は、シンガポールは163カ国中5位にランクインしており、日本(17位)よりも治安が良いとといえるでしょう。 マナーのところでも触れていますが、ポイ捨てや路上喫煙などへの処罰が厳しいという側面もあるので、マナーに気を付けつつ、のびのびと観光を楽しみましょう!

シンガポール旅行が安い時期はある?

※写真はイメージです
シンガポールは、雨季(10月下旬~3月上旬)と乾季(3月頃~10月頃)の2つの季節に分かれており、雨季は観光客も少なく、航空券も安いため旅行費用をかなり抑えることができます。また、年末年始やゴールデンウィークなどの連休明けも航空券や宿泊費が安くなるのでねらい目ですよ!
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