専用の通路で乗船場へ。夏の風物詩、長良川鵜飼を目の前で楽しむ【岐阜県 十八楼】

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専用の通路で乗船場へ。夏の風物詩、長良川鵜飼を目の前で楽しむ【岐阜県 十八楼】 | JTBスタッフのおすすめ旅記事&ブログ
長良川のほとりに立つ老舗温泉旅館
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公開日:2022.07.07
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更新日:2022.07.07
鵜を巧みに操って川にいる魚をとる伝統漁法。長良川鵜飼は1300年以上の歴史をもつとされ、織田信長公や徳川幕府の保護を受け、その伝統は今日まで受け継がれてきました。 毎年5月11日から10月15日まで開催される長良川鵜飼には、例年10万人を超える観光客が訪れます。その様子を間近で見ることができる観覧船は、鵜飼見学の特等席。鵜を自在にあやつり、鮎をとる鵜匠の手縄さばきは見事というほかありません。 長良川のほとりに立つ「十八楼」は、鵜飼観覧に最適な宿です。鵜飼観覧付のプランもあり、館内と船着場を結ぶ専用通路「鵜飼小路」を通ってそのまま観覧船に乗ることができます。
JTB地域ナビゲーター 伊巻

創業160余年の老舗旅館。お部屋からは清流長良川を一望

川側にある和モダンベッドルーム
「十八楼」があるのは、町家が軒を連ねる河原町とよばれるエリア。館内を進むと、目の前に長良川を望むロビーが出迎えてくれます。 お部屋は全部で95室ありますが、おすすめは川側のお部屋です。和室を中心に、和洋室や和モダンベッドルーム、露天風呂付客室などがあり、窓の外には長良川の眺めが広がっています。開放感に包まれて、ゆっくりとお過ごしくださいね。

さらさらの長良川温泉。朝と晩で異なるお風呂を満喫

お湯処「川の瀬」の露天風呂。すぐそばに長良川が流れます
明治時代の蔵を使用した大浴場
夕暮れ時の「川の瀬」露天風呂
良質の鉄分やラドンなどを含む赤褐色のにごり湯が、長良川温泉の特徴。全国でも珍しい泉質で、源泉は無色透明ですが、大気に触れることで赤褐色に変化します。 お湯処は「川の瀬」と「川の音」の2つ。2階にある「川の瀬」の自慢は「蔵の湯」とよばれる大浴場。明治時代の材木商の蔵を改築した空間で、レトロな気分で湯浴みを楽しめます。1階の「川の音」には、川に面した露天風呂があります。視線のすぐ先には清流・長良川が流れていて、独り占めできるような近さを感じることができます。 2つの湯は男女入れ替え制です。朝と晩で両方楽しめるのがうれしいですね。

旅を彩るおもてなしの品々。風土の食材を生かした老舗の会席を味わう

こだわりの食材を使用した和会席の一例 ※季節によりアユが提供できない場合があります
夕食には、この土地の旬の素材が詰まった月替わりの会席料理を。伝統的な会席料理に、十八楼ならではのアレンジを加えた料理は、身体にやさしく見た目も鮮やか。毎朝、地元の市場に出かけて食材を仕入れているので、素材は新鮮そのもの。お料理のすべてに、食と向き合う料理長のこだわりが感じられます。 そのほか、「飛騨牛会席」のプランもあります。窓の外に広がる長良川の景観とともに、この土地が育んだ恵みをお楽しみください。

鵜飼だけではありません! 旅を彩る多彩な過ごし方

館内と鵜飼の船着場を結ぶ専用通路「鵜飼小路」
鵜飼観覧では、鵜を自在にあやつり鮎を捕る鵜匠の手縄さばきを観覧船から間近に見学できます
川原町には、町家や蔵を改装したお店が並びます
夜の長良川鵜飼のほかにも、滞在中のお楽しみはたくさんあります。 散策なら、ホテルスタッフが手作りしたマップを持って風情ある川原町へ。天気がよければ、レンタサイクルで川沿いの道や歴史ある施設巡りもいいですね。長良川温泉旅館・ホテルの宿泊者は無料でレンタルできるので、フロントでお問い合わせください。 毎日17時からは、案内人による「川原町散策ミニツアー」が開催されます。歴史ある川原町の魅力をたくさん教えてくれますよ。 早めにチェックインしたなら、「金華山ロープウェー」に乗って岐阜城を散策するのもおすすめです。隣接するリス村では、リスとのふれあい体験もできるので、小さなお子様連れにも人気です。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら
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