仙台のシンボルといえばこれ! 仙台城跡で政宗公騎馬像に出会う
仙台城はかつての伊達62万石の居城で「青葉城」ともよばれます。城は標高約130mの丘の上に築かれましたが、将軍徳川家康に警戒されないようにと敢えて天守閣は設けられなかったそうです。いまは城そのものはなくなっており石垣や再建された脇櫓などがあるだけですが、ここから仙台の街並みを眺めていると、ここに城を築いた伊達政宗公の気持ちが分かるような気になるから不思議です。
仙台城跡で見逃せないのは本丸跡に立つ政宗公騎馬像。馬にまたがる凜々しい姿は、数ある伊達政宗像のなかでも、一、二を争う人気です。
脇にある青葉城資料館ではCG映像で復元された仙台城を見ることができます。往時の姿を見ながら伊達政宗公が築いた時代に思いを馳せてみてください。
四季折々の景観が楽しめる並木道。杜の都・仙台を代表する定禅寺通を歩く
定禅寺通で冬に開催される「光のページェント」の一幕
人口100万人を数える仙台はビルが立ち並ぶ大都会。そんな都会の真ん中にあるとは思えない緑の帯が定禅寺通(じょうぜんじどおり)です。初夏の新緑や秋の紅葉など、季節ごとに表情を変えるケヤキ並木は市民の憩いの場として親しまれています。冬に開催される「光のページェント」の会場としてもおなじみの場所です。
遊歩道にはグレコの『夏の思い出』などのブロンズ像が置かれ、ちょっとしたアートギャラリーのよう。観光の合間に立ち寄って「杜の都」の雰囲気を感じ取ってみてください。
政宗公が静かに眠る。瑞鳳殿で絢爛な桃山建築を見る
伊達政宗公は寛永13年(1636)に70歳の生涯を閉じました。その遺命によって翌年に建てられた霊屋(おたまや)が瑞鳳殿(ずいほうでん)です。本殿や拝殿など桃山文化を伝える豪華絢爛な廟建築は国宝に指定されていましたが、戦災で焼失。現在の建物はのちに再建されたものですが、創建当時の姿に復元されており往時の姿を偲ぶことができます。
いかがだったでしょうか? 今回は「るーぷる仙台」を使って回れる観光スポットをピックアップしてご紹介しました。組合せ次第でいろいろな観光ルートが楽しめますし、地下鉄とセットになった一日乗車券などお得なチケットもあります。るーぷる仙台を上手に使って仙台の旅を楽しんでくださいね。
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