東京三大タワーって知ってる？すべて巡る1泊2日下町観光モデルコース

「タワーホール船堀」から見た「東京スカイツリー(R)」

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公開日：2023.01.03

更新日：2024.11.18

“東京三大タワー”とも呼ばれる「東京スカイツリー」、「東京タワー」、「タワーホール船堀」を巡る1泊2日のモデルコースをご紹介。「東京水辺ライン」の水上バスや、「浅草寺」前から出発する人力車に乗り、あらゆる角度から下町を満喫しましょう。宿泊は、遊び心いっぱいのホテル「モクシー東京錦糸町」で。各エリアのグルメ情報もお届けします！〈JTBスタッフのコメント〉たくさん写真を撮りたくなるような、そんな旅になればと思い考案しました！東京自慢の三大タワーをゆっくり楽しんでください♪

JTB浅草店　藤原 / JTB錦糸町テルミナ店　武藤 / JTBタワーホール船堀店　杉

【1日目】タワーホール船堀から始まる下町感満載のコース 13：00｜無料で絶景を楽しめる「タワーホール船堀」へ展望室からはぐるりと一周360度を見渡せる入室無料なのがうれしいポイント 13：45｜「麺や多久味」のまぜそばに舌鼓具材ごとの食感や風味の違いが楽しめる「まぜそば」がおすすめ 14：30｜「東京スカイツリー」を遊び尽くす「天望回廊」からの眺望が格別「東京スカイツリータウン」にはエンターテインメント施設がいっぱい 17：30｜「天空LOUNGE TOP of TREE」からスカイツリーを観賞美しい夜景とディナーを楽しむ 20：00｜「モクシー東京錦糸町」にチェックイン Moxy Barでチェックイン無料の高速Wi-Fiが完備【2日目】浅草グルメと東京の夜景をたっぷり堪能 10：00｜「浅草寺」でお参り＆お土産探し仲見世で東京土産をゲット 13：00｜「雷門三定」で絶品天ぷらを食す特製のツユが染み込んだ「上天丼」が絶品！14：00｜「東京水辺ライン」の水上バスに乗船デッキに上がり心地よい風を感じながらのんびりテーブル席に座ってゆったりと船旅を楽しむナイトクルーズ「2大タワー周遊便」も人気

【1日目】タワーホール船堀から始まる下町感満載のコース

13：00｜無料で絶景を楽しめる「タワーホール船堀」へ

東西南北すべての方角を見て回ることができます

今回のコースはタワーホール船堀からスタート。ここにある「タワー展望室」から、荒川や江戸川沿いに広がる下町の景色を見下ろしましょう。

展望室からはぐるりと一周360度を見渡せる

塔の上部にある展望室には専用エレベーターを使って上がります

地上103メートルの場所に展望室からは、ぐるりと一周360度を見渡すことができ、天気がいい日は、「東京タワー」や「東京スカイツリー」も視界におさめられます。ちなみに、都内にあるタワーの展望施設としては、「東京スカイツリー」、「東京タワー」に次ぐ3番目の高さを誇っているため、「東京三大タワー」の一つに数えられることもあるのだとか。

入室無料なのがうれしいポイント

その方角で見られる代表的なスポットの表示も

展望室まで上がるエレベーターに案内スタッフがいるにもかかわらず、入室無料というのも推せるポイント。平日の午前中など、曜日や時間帯によっては絶景を独り占めできることもあるので、かなりの穴場スポットと言えるのではないでしょうか。

タワーホール船堀（たわーほーるふなぼり）

電話：03-5676-2211 住所：東京都江戸川区船堀4-1-1 料金：タワー展望室入室無料時間：展望エレベーター運行時間9時～21時30分（天候により運行を停止する場合あり）休み：年末年始、ほか保守点検日などの臨時休業日ありアクセス：都営新宿線船堀駅からすぐ

13：45｜「麺や多久味」のまぜそばに舌鼓

2003年オープンの地域に根差したお店です

船堀エリアで腹ごしらえをするなら、地元住民に愛される「麺や多久味」がおすすめ。タワーホール船堀から、歩いて５分ほどの場所にある人気店です。上質なホタテ貝柱のダシのうま味を楽しめる「しおつけめん」950円や、エビの風味豊かなスープが特徴の「えびそば」980円など、豊富なメニューに目移りしながら、今回は店長イチオシの「まぜそば」をチョイス。

具材ごとの食感や風味の違いが楽しめる「まぜそば」がおすすめ

具材ごとの食感や風味の違いが楽しめる「まぜそば」

具材のすべてをかき混ぜて、麺と一緒に口へ運ぶと、魚介系の風味や香辛料のピリッとした刺激、卵黄のまろやかさなどが複雑に絡み合い、絶妙なハーモニーを楽しむことができます。なかでも、マリネされた玉ネギの酸味が、アクセントになって美味！　玉ネギは「多め」をリクエストできるそうなので、ぜひ「玉ネギ多め」と一言添えて注文してみてください。

14：30｜「東京スカイツリー」を遊び尽くす

ここだけで一日遊べるほど見どころがたくさんあります（C）TOKYO-SKYTREE

満腹になったところで、船堀駅から地下鉄を乗り継ぎ約15分、押上（スカイツリー前）駅で降りて東京一、いや世界一のタワーで大パノラマを体験しましょう。

「天望回廊」からの眺望が格別

「天望回廊」からの眺めは圧巻！（C）TOKYO-SKYTREE

「東京スカイツリー」は、自立式電波塔としてナンバーワンの高さを誇っています。展望施設は二つあり、地上350メートルの「天望デッキ」からの景色も見事ですが、やはり地上451.2メートルの最高到達点がある「天望回廊」からの眺望が格別です。スロープ状になっている回廊を歩きながら、言葉を失うほどの絶景を楽しみましょう。

「東京スカイツリータウン」にはエンターテインメント施設がいっぱい

オフィシャルショップ「THE SKYTREE SHOP」は1階、5階、天望デッキフロア345にあります※1階ショップは火～金曜のみ営業（C）TOKYO-SKYTREE

スカイツリーを中心に広がる「東京スカイツリータウン」には、「コニカミノルタプラネタリウム天空 in 東京スカイツリータウン(R)」や「すみだ水族館」など、夢中になって楽しめるエンターテインメント施設がいっぱい。スカイツリーモチーフのお土産が買えるショップも豊富にあり、それらを見て回るだけで、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

東京スカイツリー（とうきょうすかいつりー）

電話：0570-55-0634（東京スカイツリーコールセンター）住所：東京都墨田区押上1-1-2 料金：天望デッキ2100円（平日当日券）など※詳細はHP参照時間：10～21時（天望デッキは20時最終入場、天望回廊は20時20分最終入場）休み：無休アクセス：各線押上（スカイツリー前）駅からすぐ

東京スカイツリーの楽しみ方をもっと知る

17：30｜「天空LOUNGE TOP of TREE」からスカイツリーを観賞

青のライティングが印象的な「天空LOUNGE TOP of TREE」

「東京スカイツリータウン」を存分に楽しんだら、東京ソラマチ31階にあるレストラン「天空LOUNGE TOP of TREE」で今宵のディナータイムを過ごしましょう。店内にあるすべての席からスカイツリーを観賞できるのが特徴で、天井まで伸びる正面のガラス窓からは、タワーの先端部まで見渡せます。

美しい夜景とディナーを楽しむ

「TOP DINNER」コース5000円※コース内容は毎月変更

美しい夜景はもちろん、提供される料理も魅力の一つ。ディナーはコースのみで、本格的なイタリアン・フレンチを味わうことができます。コース料理の目玉は「8種の小さな前菜　アミューズタワー」。ライトアップされた小さなスカイツリーに、さまざまな前菜が盛り付けられていて、写真映えする一品です。

天空LOUNGE TOP of TREE（てんくうらうんじとっぷおぶつりー）

電話：03-5809-7377 住所：東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウンソラマチ31F 時間：11～16時、17～23時休み：無休

20：00｜「モクシー東京錦糸町」にチェックイン

ラグジュアリーなホテルで知られる「マリオット・インターナショナル」が手がけるブランドホテル

押上（スカイツリー前）駅から東京メトロ半蔵門線で1駅移動し、錦糸町駅から徒歩5分の場所ある「モクシー東京錦糸町」へ。下町に佇むスタイリッシュなホテルにステイして、遊び疲れた体を休めましょう。

Moxy Barでチェックイン

「Moxy Bar」でチェックイン!?

ホテルに入ってまず驚かされるのが、バーカウンターがフロントになっていること。こちらのラウンジは24時間いつでも利用可能で、食事やカクテルを注文したり、共有スペースでくつろいだりと、自由な使い方ができます。客室は機能的でシンプルな造り。余計な物がない、シックなデザインに心が落ち着きます。

無料の高速Wi-Fiが完備

無料の高速Wi-Fiが完備されているのもうれしいポイント

明日に備えてもっと体をケアしたいという方は、錦糸町駅の近くにある銭湯「黄金湯（こがねゆ）」を訪ねるのもおすすめです。部屋に戻ってぐっすりと眠ったら、翌朝はホテルの朝食でエネルギーチャージ！　2日目のスタートです。

モクシー東京錦糸町（もくしーとうきょうきんしちょう）

電話：03-5624-8801 住所：東京都墨田区江東橋3-4-2 料金：大人1名（2名1室）1泊7078円〜時間：チェックイン15時 / チェックアウト12時アクセス：JR・東京メトロ錦糸町駅から徒歩5分

モクシー東京錦糸町に泊まる

【2日目】浅草グルメと東京の夜景をたっぷり堪能

10：00｜「浅草寺」でお参り＆お土産探し

浅草の観光名所といったら「雷門」ですよね　写真提供：浅草寺

2日目は、観光名所の「浅草寺」からスタート。浅草のシンボル「雷門」をくぐり、参道の商店街「仲見世」でショッピングを楽しみつつ本堂へ向かいましょう。

仲見世で東京土産をゲット

多くの観光客で賑わう「仲見世」。東京土産をゲットできます　写真提供：浅草寺

本堂でお参りを済ませたら、人力車に乗って浅草をぐるり。エリアを知り尽くした車夫さんが、観光名所を詳しく案内してくれます。人力車に乗っている姿を撮影してもらえば、旅の思い出の一枚になりますよ。

写真提供：浅草寺

きっちりと本堂でお参りしてから帰りましょう！

【浅草寺（せんそうじ）】

電話：03-3842-0181 住所：東京都台東区浅草2-3-1 料金：境内無料時間：6時30分～17時(4～9月は6時～) 休み：無休アクセス：各線浅草駅から徒歩5分

13：00｜「雷門三定」で絶品天ぷらを食す

180年以上営業を続ける天ぷら店です

ランチは、「雷門」のすぐ近くにある「雷門三定」で。天保8年（1837）創業の老舗で、江戸に暮らす庶民が愛した伝統の江戸前天ぷらを堪能できます。

特製のツユが染み込んだ「上天丼」が絶品！

「上天丼」。特製のツユが染み込んだ天ぷらがたっぷり！

衣がやや茶色なのは、揚げる際にゴマ油を使っているから。特製天ツユのうま味とゴマ油特有の香ばしさが絶妙にマッチ、サクッとした歯ごたえもたまりません。おすすめは、芝エビや小柱がゴロゴロと入った小かき揚げや、器からはみ出るほど大きいエビなどがのった「上天丼」。ボリューム満点ながら、気付けばぺろりと平らげてしまうおいしさです。