山陰の味覚と源泉3本のラジウム泉が自慢の老舗宿【鳥取 三朝薬師の湯 万翆楼】

鳥取
山陰の味覚と源泉3本のラジウム泉が自慢の老舗宿【鳥取 三朝薬師の湯 万翆楼】 | JTBスタッフのおすすめ旅記事&ブログ
三徳川に姿を映す「三朝薬師の湯 万翆楼」
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公開日:2021.11.14
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更新日:2021.11.14
鳥取県のほぼ中央に位置する三朝温泉は、「とっとり梨の花温泉郷」のひとつに数えられる、平安時代末期からの歴史をもつ温泉地です。温泉名の「三朝」の由来はいくつかあるのですが、その中でも「三つ目の朝を迎えるころには病が消える」という由来が、いかにも効能高い三朝温泉らしいと思います。三徳川沿いにある風情漂う温泉街には、三朝温泉の起源である源泉・株湯を引く公衆浴場「株湯」や入るにはちょっと勇気のいる露天風呂「河原風呂」のほか、大小20軒を超える旅館・ホテルが立ち並んでいます。「三朝薬師の湯 万翆楼」は温泉街の中央部、三朝橋の袂に立つ老舗旅館です。創業は昭和初期の1941年。源泉掛け流しにこだわり、心温まるもてなしと滋味豊かな料理で評判の宿です。
JTBリモートコンシェルジュ トラベルコンサルタント 福廣 利恵子

浸かってよし、飲んでよし、吸ってよしの温泉で健康回復

「お薬師様乃湯」の露天風呂も源泉掛け流し
自慢のお風呂は、大浴場「お薬師様乃湯」。入れ替え制で露天風呂付きの「姫の湯」と「殿の湯」、貸切風呂の「真珠の湯」の3つの浴場があます。それぞれに3本の自家源泉の1つを引いています。もちろん、どのお風呂も源泉掛け流しです。入浴アドバイザーのラヂムリエ(三朝温泉の泉質である「ラヂウム」泉と、「ソムリエ」を繋いだ造語)がいるので、効能や入浴法をレクチャーしてもらうのもいいですよ。 浴場内に一歩足を踏み入れれば、湯船から立ち上る湯気が身体を包み込んで、呼吸をするたびに身体の中から癒されるような感覚に。温泉は高濃度のラドンを含む世界屈指の放射能泉。効能が高く自然治癒力も高めるといわれていて、浸かってよし、飲んでよし、吸ってよしの温泉です。湯上り処の自家源泉は飲泉できるのでぜひ。 かつては1週間~1カ月もしていた湯治を、現代の生活スタイルに合わせた2泊3日の「現代湯治」で心身ともに健康になりましょう。

山陰の味覚をめいっぱい味わえる贅沢な会席料理が評判

鳥取牛やノドグロなどを盛り込んだ「優雅」プラン特選「極み会席」(イメージ)
夕食は京都の町屋街の雰囲気がある個室料亭「花筏」か、和風モダンスタイルの「翡翠桟敷」のどちらかで。「味のまんすい」といわれるこの旅館の料理は、先付からデザートまで、一品一品全て手作りにこだわった料理。その季節ごとに、山陰の味覚をこだわりの器に盛り込んでいます。料理長おまかせ会席で地取れ素材をたっぷりと味わえますよ。 12品の基本会席に加え、量控えめ会席やメインをチョイスできる特選会席、さらにグレードの高い「極み会席」も。「優雅」プランでは、この秋は鳥取牛やノドグロ、ズワイガニなど、山陰の贅沢な旬の食材を使用した特選「極み会席」がおすすめです。

旅の疲れが癒される寛げる和室でゆったり過ごす

最上階の半露天風呂付きスイートの「雅スイート」
タイプ別のお部屋は全部で44室。4.5階の「華翆苑」と、別棟「高千穂」の2つのフロアと客室棟に落ち着いた佇まいのスタンダード和室が揃っています。和と洋のよさを合わせた和ツインや、眼下に三朝橋や三徳川が一望でき、リビングや和室、ベッドルームを備えたコーナースイートもあり、それぞれに落ち着けるお部屋です。 おすすめは、最上階の半露天風呂付きスイートの「雅スイート」。「和創匠」と名高い松葉啓氏設計の、和室にツインベッド、リビング、半露天風呂が付いたスイートルームで、冬には床暖房で足元がポカポカに。半露天風呂のお湯はもちろん源泉掛け流しです。
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