【角館】桜の名所で知られる「みちのくの小京都」
江戸時代に城下町として栄えた風情豊かな歴史タウン。なかでも、黒板塀の連なる武家屋敷通りは情緒たっぷり。内部を一般公開している武家屋敷が多く、歴史ある建物や貴重な資料を見て回ることができます。また、桜の名所としても有名で、武家屋敷通りのシダレザクラと桧木内川堤の桜並木は見ごたえあり!
グルメは、肉や野菜を山椒味噌で焼いて食べる「御狩場焼」、風味豊かな「角館そば」、日本一大きい栗といわれる「西明寺栗」などが名物。
武家屋敷周辺には蔵や町家、古民家をリノベーションした宿があり、泊まって楽しむのもおすすめです。
【乳頭温泉郷・田沢湖】人気の秘湯と神秘的な湖に出合える
「鶴の湯温泉」の混浴露天風呂。山あいに8つの湯宿が点在
秋田藩の湯治場だった温泉地で、全国的にも有名な秘湯の代名詞「乳頭温泉郷」。それぞれの宿が独自の源泉をもち、宿泊はもちろん、日帰り入浴も楽しめます。温泉に3時間以上浸して作る黒湯温泉の名物「黒たまご」など、温泉地ならではのグルメも要チェックです。
日本一深い湖「田沢湖」には「辰子姫伝説」が残り、美容や縁結びなどにご利益があるといわれる神社が点在。近年は、サウナやグランピングなど新施設も続々とオープンし、アクティビティを楽しめるエリアとしても注目を集めています。
【秋田タウン・男鹿半島・鳥海山】ドライブしながらグルメ&絶景を満喫!
郷土グルメが豊富な秋田県の中心都市・秋田タウンでは、名物のきりたんぽ鍋など秋田の味覚を楽しみましょう。秋田駅周辺には、おみやげ選びに便利な複合施設や、秋田の文化にふれられる美術館や郷土館なども。
秋田タウンから1時間ほど走れば、ドライブにおすすめの絶景スポット・男鹿半島や鳥海山があります。巨大ななまはげ像が出迎える男鹿半島には、なまはげ関連の施設が点在。日本海を一望できる宿などがある「男鹿温泉郷」も人気です。山形との県境にまたがる鳥海山では、眺望抜群のドライブを楽しめます。日本海の新鮮魚介を使った海鮮料理を味わいつつ、ドライブを満喫しましょう。
【白神山地】観光列車に乗って、世界遺産の森を歩こう
秋田と青森の県境にある山岳地帯「白神山地」は、日本で初めて世界自然遺産に登録された場所。約8000年前から存在していた森といわれ、世界最大級のブナの原生林が広がっています。トレッキングコースが整備され、ブナ林や湖沼、滝、湿原など手つかずの自然を眺めながら歩くことができます。ベストシーズンは、新緑が鮮やかになる5月下旬、紅葉が美しい10月中~下旬です。
日本海の絶景も一緒に楽しむなら、JR五能線を走る観光列車「リゾートしらかみ」で訪れるのがおすすめ。
【八幡平・小坂・大館】壮大な風景とレトロな街並みが楽しみ
観光道路「アスピーテライン」を駆け抜けて爽快ドライブ!
秋田と岩手に風呂が広がる高原「八幡平」は、絶好のドライブスポット。標高1613mの八幡平山頂を中心に雄大な自然が広がります。自然探索路をハイキングしたり、ふけの湯や後生掛など人気の温泉でリフレッシュしたり、景色以外の楽しみも。
旧鉱山町・小坂はレトロでハイカラな街並みが魅力。小坂鉱山の全盛期を象徴するような洋館「小坂鉱山事務所」や、明治の木造芝居小屋「康楽館」などを見て回りましょう。
グルメは秋田県北エリアのブランド肉「比内地鶏」を。親子丼で味わうのが定番です。
【横手・大曲・湯沢】花火やかまくらなど人気イベントをチェック
毎年8月最終土曜に大曲で開催される全国花火競技大会「大曲の花火」、毎年2月15・16日に行われる横手の小正月行事「横手のかまくら」など、全国的に有名なイベントで知られるエリア。
このエリアでは、B級グルメの「横手焼きそば」は必食! 半熟の目玉焼きと福神漬けをのせたスタイルの焼きそばは秋田を代表するご当地グルメで、毎年「四天王決定戦」が開かれるほどの人気です。
稲庭うどんで知られる湯沢には、小野小町ゆかりの温泉郷「秋の宮温泉郷」があります。県内最古の温泉地と伝わり、落ち着きのある風情が魅力です。