【秋田県】古都「角館」で楽しむ武家屋敷さんぽ

秋田
【秋田県】古都「角館」で楽しむ武家屋敷さんぽ
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公開日:2023.03.25
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更新日:2023.03.25
“みちのくの小京都”と呼ばれる秋田県仙北市の角館。国の重要伝統的建造物群保存地区の選定を受けている武家屋敷通りを中心に、情緒あふれる歴史散歩を楽しめます。黒板塀が印象的な町並みは、思わず写真に収めたくなる艶やかさ。桜まつりや人力車など、角館の楽しみ方をご紹介します。

町が華やぐ「角館の桜まつり」は必見!

シダレザクラと黒板塀のコントラストが美しい角館武家屋敷通り
いつ訪れても楽しい角館ですが、一番のおすすめは桜が咲き誇る春。角館は「みちのく三大桜名所」のひとつにあげられ、シダレザクラがカーテンのように覆う角館武家屋敷通り、ソメイヨシノが全長約2kmにわたって咲き誇る桧木内川堤など桜の名所がたくさんあります。 4月下旬~5月上旬の桜の開花時期には「角館の桜まつり」が開かれ、多くの花見客で町はさらににぎやかに。角館武家屋敷通りのシダレザクラは、約400年前に佐竹北家二代目の妻が京都から持ってきた3本の苗木が起源といわれています。角館町内には今では約400本のシダレザクラが植えられており、そのうちの162本が国指定の天然記念物です。桧木内川堤のソメイヨシノは、昭和9年(1934)に上皇陛下誕生記念として植えられたのがはじまりで、国の名勝にも指定されています。 期間中に行われる夜桜ライトアップもおすすめ。角館武家屋敷通りや桧木内川堤で幻想的な風景を楽しめます。

小京都の雰囲気をより楽しめる人力車

人力車の料金は15分コース3000円~
角館の主な観光エリアは、かつて武士の居住地だった「内町(うちまち)」と、町人や商人が住んでいた「外町(とまち)」の二つ。内町には、「角館歴史村・青柳家」や「石黒家」など歴史ある武家屋敷が軒を連ねており、貴重な建物や資料を見ることができます。一方、外町は明治・大正期の蔵や商家が集まるエリアで、グルメや買い物を楽しめます。雰囲気の異なる二つのエリアを散策しましょう。 角館は人力車でめぐるのもおすすめ。乗車は、角館武家屋敷通り(内町)にある角館樺細工伝承館近くから。車夫さんのガイドを聞きながらめぐることで、新たな発見に出会えるはず。少し高い目線から眺める町並みも、一味違った趣です。

赤レンガの建物が目印!「安藤醸造本店」でお買い物

東北に現存する最古の蔵座敷がある「安藤醸造本店」
火災から町を守るため、蔵造りの建物が多く造られたといわれる外町。現存する蔵は、店舗や史料館、ホテルなどとして活躍中です。 外町の町並みに映える赤レンガの建物が目印の「安藤醸造本店」は、嘉永6年(1853)創業の醤油と味噌の醸造所。レンガ造りの蔵は明治時代中期に建てられたもので、内部を無料で見学できます。美しい襖絵 がある蔵座敷は必見。休憩スペースの文庫蔵では、いぶりがっこなど漬物の試食やお茶のサービスがあります。 地域の人々に長く愛される「安藤醸造本店」の商品は、角館みやげにぴったり。無添加・天然醸造にこだわった醤油、味噌、漬物などは、贈り物にもおすすめです。
●スポット情報 【安藤醸造本店(あんどうじょうぞうほんてん)】 電話:0187-53-2008 住所:秋田県仙北市角館町下新町27 料金:見学無料 時間:8時30分~17時 休み:無休 駐車場:10台
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