「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」でドラえもんに会う(13:00)
藤子作品の世界観にどっぷりと浸れますⒸFujiko-Pro
最初の目的地は、川崎市にある「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」。新宿駅から小田急線で約20分の登戸駅からは、ミュージアムへの直行バス(有料)が運行されていて便利です。
ミュージアム内に広がる藤子・F・不二雄ワールドを想像してワクワク!
館内では、藤子・F・不二雄氏の描いた原画を中心に、さまざまな資料が公開されています。たくさんの展示物から、藤子作品に込められた「やさしい思い」や「あたたかいまなざし」を感じることができますよ。また、実際の作品が読める「まんがコーナー」も用意されているので、気になったタイトルをここでチェックするのもおすすめです。
『ドラえもん』の歩みを原画とともに紹介する「展示室Ⅰ」
ここでしか観られないオリジナル作品を上映する「Fシアター」や、愛用の机や蔵書を公開・展示している「先生の部屋」、おなじみの土管や“どこでもドア”が設置されている3階の屋上スペース「はらっぱ」など、見どころが盛りだくさん。『ドラえもん』好きにはたまらない、魅力たっぷりのスポットです。また、期間限定の企画展を開催する2階「展示室Ⅱ」も要チェック。2022年10月22日~2023年10月中旬(予定)には、大人向けの作品で多くのファンを魅了した「SF 短編シリーズ」の特集『藤子・F・不二雄のSF短編原画展 ― Sukoshi・Fushigi ワールドへの招待 ―』を楽しむことができます。
「Fシアター」には200インチの大スクリーンが設置されています
1階にある「ミュージアムショップ」や、3階のギフトコーナー「藤子屋」には、数多くのオリジナルグッズが販売されているので、こちらも見逃せません。なかでも、普段使いしやすい剛田雑貨店シリーズの商品や、ひみつ道具“アンキパン”をイメージした「アンキパンラスク」は、お土産にもぴったりです。
来館記念のお土産は出口手前にある「ミュージアムショップ」で
「ミュージアムカフェ」でランチを楽しむ(14:30)
ミュージアムが誇る豊かな自然も見られますⒸFujiko-Pro
館内を一通り見学したら、3階にある「ミュージアムカフェ」でランチを。窓の向こうに広がる「はらっぱ」を眺めながら、藤子作品にちなんだオリジナルメニューを味わいましょう。ここでは、おすすめの3品をご紹介!
一つ目は「OSAMPO ポコニャンバーガー」。ポコニャンを模したかわいらしいハンバーガーに、アメリカンドッグやフライドポテトが付いた、満足度の高い一品です。
『ドラえもん』ファンへのイチオシは、ひみつ道具風のデザインが印象的な「フレンチトーストdeアンキパン」。ふんわりとやわらかいトーストの食感が、子どもたちにも大人気!
三つ目はおすすめのデザート「ドラえもんぶらん」。ホワイトチョコレート風味のクリームでバニラ味のムースを包んだ、軽い口当たりが特徴のスイーツです。鮮やかなブルーのドラえもんが愛らしい、写真映え間違いなしの一皿です。
「長谷川町子記念館」でサザエさんと会う(16:00)
『サザエさん』パネルがお出迎え(c)長谷川町子美術館
登戸駅から電車を乗り次ぎ約20分、桜新町駅から徒歩7分の場所にある「長谷川町子記念館」。ここでは、サザエさんに関する展示などを楽しめます。
記念館がオープンしたのは、長谷川町子氏が生誕100周年を迎えた2020年のこと。姉の毬子氏と一緒に収集した美術品の展示を目的に、1985年に開館した「長谷川町子美術館」の分館として、道を隔てた向かい側に建設されました。町子氏の生涯や漫画作品に関する資料は、この記念館に展示されています。
記念館1階の常設展示室「町子の作品」では、『サザエさん』や『エプロンおばさん』、『いじわるばあさん』といった代表作の世界観に触れることができます。また、原作のデジタルアーカイブをタッチパネル式モニターで自由に閲覧できたり、バーチャル落書きができる板塀があったりと、デジタルとアナログを融合させた先進的な展示も行われています。
館内には、もうひとつの常設展示室である2階「町子の生涯」や企画展示室のほか、「喫茶部(カフェ)」や「購買部(ショップ)」も。喫茶部では、町子氏が好んで食べたというドライパパイアを、ほうじ茶とともに味わうことができますよ。
記念館を出たら、桜新町駅まで続く「桜新町商店街(サザエさん通り)」を散策しましょう。商店街のいたるところに配置された『サザエさん』のイラストやモニュメントを眺めながら歩くだけでも楽しいですよ。また、街中には『サザエさん』が描かれたどら焼きや、バウムクーヘンを販売している店もあるそうなので、ぜひ探してみてください。
賑わいの「渋谷横丁」で夕食(18:00)
日も暮れて、そろそろお腹が空いてきたころ。桜新町駅から東急田園都市線に乗り、渋谷駅のそばにある「RAYARD MIYASHITA PARK」へ。施設1階にある「渋谷横丁」で夕食を楽しみましょう。
全長100メートルの横丁内には、「近畿食市」や「九州食市」、「韓国食市」など、さまざまな地域の郷土料理やB級グルメを味わえる飲食店が並んでいます。全19店舗のなかからお気に入りの一軒を見つけるもよし、はしご酒をするもよし。各地のソウルフードを味わって、ちょっとした旅行気分に浸ってみてはいかがですか。
「九州食市」で味わえる「鉄鍋餃子」33個2639円
“次世代体感型エンターテイメント横丁”と銘打たれた施設内は、毎日が“フェス”のように賑やか。ギター流しやマジックなどのテーブルパフォーマンス、DJライブなどのイベントが開催されています。落ち着いて食事を楽しみたい方は、「RAYARD MIYASHITA PARK」内のレストランを利用するのもアリですよ。
「RAYARD MIYASHITA PARK」内にはフードコート形式で多国籍料理が味わえる「フードホール」もあります
「SHIBUYA SKY」でくつろぎの時間を(20:00)
「SHIBUYA SKY」からは東京の街を一望できます 提供:渋谷スクランブルスクエア
「渋谷スクランブルスクエア」の屋上に位置する展望施設「SHIBUYA SKY」が今日のゴール。東京の街が作り出す美しい夜景を眺めて、旅を締めくくりましょう。
渋谷エリアのランドマークとなっている「渋谷スクランブルスクエア」 提供:渋谷スクランブルスクエア
「SHIBUYA SKY」のメインゾーンである屋上展望空間「SKY STAGE」は、渋谷上空229メートルからの絶景を満喫できる“空の舞台”。ステージの角に位置する「SKY EDGE」では、スクランブル交差点を真上から見下ろしているような感覚が味わえます。
「CROSSING LIGHT」は光の柱が時刻を知らせるライト演出です 提供:渋谷スクランブルスクエア
日没後にしか楽しめない特別な見どころも。30分毎に行われる「CROSSING LIGHT」では、夜空をどこまでも伸びていく光線が作り出す、幻想的な光景を見ることができます。渋谷の上空で、ゆったりとした時間を過ごしてみませんか?
<投稿者コメント>
子どもから大人まで楽しめるアニメをテーマとした映えスポット満載のコースです。
さらに生まれ変わった渋谷の最新スポットでグルメやショッピングをご堪能ください。
ぜひフォトジェニックな写真をたくさんとって、素敵な旅の思い出の1ページになりますよう願っております。
●スポット情報
【川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム(かわさきし ふじこ・えふ・ふじおみゅーじあむ)】
電話:0570-055-245
住所:神奈川県川崎市多摩区長尾2-8-1
料金:1000円(完全日時指定制のチケット予約が必要)
時間:10~18時(入館時間は1日7回、1時間ごと)
休み:火曜(ほか臨時休館あり。公式ホームページのミュージアムカレンダーなどで要確認)
アクセス:JR・小田急線登戸駅から川崎市バス直行便で9分
【長谷川町子記念館(はせがわまちこきねんかん)】
電話:03-3701-8766
住所:東京都世田谷区桜新町1-30-6
料金:900円
時間:10時〜17時30分
休み:月曜(祝日の場合は翌日)、展示替期間
アクセス:東急田園都市線桜新町駅から徒歩7分
【RAYARD MIYASHITA PARK(れいやーど みやした ぱーく)】
電話:03-6712-5630(施設代表電話※受付11~18時)
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10
時間:ショップ11~21時、レストラン・フードホール11~23時(店舗により異なる)
休み:不定休
アクセス:各線渋谷駅から徒歩3分
【渋谷横丁(しぶやよこちょう)】
電話:店舗により異なる
住所:東京都渋谷区神宮前6-20-10 MIYASHITA PARK South 1階
時間:月~土曜、祝前日11時~午前5時(一部店舗のみ~23時)※日曜、祝日11~23時
休み:施設に準ずる
【SHIBUYA SKY(しぶやすかい)】
電話:03-4221-0229
住所:東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア14階・45階・46階・屋上
料金:当日入場2000円
時間:10時~22時30分(最終入場21時20分)
休み:無休(ほか臨時休館あり)
アクセス:各線渋谷駅直結