館内すべてが美術館！アート特化型ホテル『パークホテル東京』の魅力に迫る【東京都】

旅のお土産に、日本の伝統工芸品も展示・販売しています。オムライスのオブジェ・・・最初に見たときは思わず笑ってしまいました。

パークホテル東京は、「日本の美意識が体感できる時空間」というコンセプトのもと、ホテル全体でアートを意識した空間づくりを進めています。 ホテル31階は31室全てがアーティストルームとなっていて、その中で一番のおすすめルームが『縁』です。テキスタイルアーティストのデザイナーが2017年6月から制作をスタートし、ホテルに滞在したり通ったりしながら約3週間制作を続け完成しました。その他のアーティストルームもデザイナーが定期的にに補修をし、その美しさを保っています。 『縁』のアーティストルームは、お部屋に一歩入ると和紙の上に色とりどりの糸で繋がれた大きな鳳凰がお出迎えしてくれます。鳳凰から動物や鳥たちまでが赤い糸で繋がれ、その糸は天井まで繋がっています。それはまるで悪い夢から身を守ってくれるドリームキャッチャーのようです。『これから出逢う全てのご縁が良い物としてあなたに結ばれますように』そんな作家の思いが込められたお部屋になっています。お泊りの後は、きっと良いパワーをもらえること間違いありません♪

こちらのお部屋は2015年3月から制作をスタートし、アーティストがホテルに滞在したり通ったりしながら約450日をかけて完成しました。アーティストルームの中で一番制作期間が長いお部屋です。制作前に日本各地のお城を取材し、当初は青空に映える屋根瓦を緑青（ろくしょう）で表現する予定でしたが、実際にホテルに滞在して制作を進めていく過程で本人のイメージが変化していったため、制作中のそれまでの壁面を黒地に塗りつぶし、白の線描で現在は焼失している江戸城を描きました。アーティストの強いこだわりで完成したこのお部屋は、夜、明かりを消してカーテンを開けると、窓に部屋のアートが反射し、皇居のある方角に江戸城が浮かび上がります。なんとも神秘的で、夜までお部屋時間を満喫することができます。

こちらのアーティストルーム『桜』は日本画家のアーティストが2014年12月から制作をスタートし、約1ヶ月で完成。客室の角を屏風の折り目のように見立て、桜の木を描くという空間コーディネートになっています。部屋に一歩入ると大きな桜と鮮やかなブルーの天井が出迎えてくれます。華やかな金色の雲は、およそ400枚の金箔を、一枚一枚丁寧に貼って仕上げられていて、鮮やかなピンクの花びらは、なんとよく見ると一つ一つが蝶の形になっているのです！ 晴れた日には窓から東京タワー、その後に富士山を見ることができ、桜の季節も、そうでない季節も、最高の絶景を楽しむことができます♪日本的な空間に滞在されたい方や東京の景観を楽しみたい方にはとてもおすすめのお部屋です！ アーティストルームはシングル、クイーン、キングの3タイプとなっています。ホテルHPには全てのアーティストルームのストーリーが掲載されているので、ぜひ一度ご覧ください♪ お部屋指定はできませんが、3つほどリクエストを上げていただければ、ご希望のお部屋に泊まることができるかも⁉アートを堪能し、ゆっくりとホテルステイをお楽しみください。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら