富山県の人気温泉地 おすすめ10選

富山
みくりが池温泉(みくりがいけおんせん)
みくりが池温泉(みくりがいけおんせん)
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公開日:2023.01.04
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更新日:2024.05.30
3000m級の山々が連なる北アルプスの立山連峰や黒部峡谷など、世界に誇る山岳景観と世界遺産・五箇山合掌造り集落の歴史と伝統を体験できるのが富山県。はじけるほど新鮮な富山湾の海産物も、絶対に楽しみたい味です。温泉では宇奈月温泉をはじめ、五箇山温泉、黒薙温泉など黒部峡谷に点在する野趣あふれる露天風呂がおすすめ。そんな訪れてみたい富山県の温泉地10選をご紹介!
JTBホームページ エディター 石原 優子

五箇山温泉

五箇山温泉(ごかやまおんせん)
五箇山温泉(ごかやまおんせん)
世界文化遺産を見学した後は五箇山に湧く温泉へ昔ながらの合掌造りで知られ、世界文化遺産に登録された相倉・菅沼2つの集落がある五箇山。 庄川沿いにある「五箇山温泉赤尾館」(カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉)と、平成21年(2009)にリニューアルした「五箇山温泉 五箇山荘」(単純温泉)の2軒の宿が、五箇山温泉を名乗る。ともに合掌集落の散策に便利な立地に立つ。五箇山観光の後には温泉宿でゆっくりしよう。
五箇山温泉の情報
所在地:富山県南砺市田向・西赤尾 泉温:38℃(赤尾館)、31.4℃(五箇山荘) 源泉:2 湯量:不明(赤尾館)、67リットル/分(五箇山荘) 飲用:不可 泉質:硫酸塩泉、単純 温泉効能:神経痛、筋肉痛、疲労回復、冷え性、皮ふ病、打ち身、痔疾など 宿泊施設数:2 アクセス:(公共交通)JR城端駅から加越能鉄道バス白川郷荻町行きで32分、バス停:上梨下車(五箇山荘)、44分、バス停:西赤尾下車(赤尾館)(車)東海北陸道五箇山ICから国道156号経由2~6km

氷見温泉郷

氷見温泉郷(ひみおんせんきょう)
氷見温泉郷(ひみおんせんきょう)
天然の生簀・富山湾でとれた海の幸を満喫できる温泉郷能登半島の玄関口で、富山県北西部にある約15軒もの宿を擁する氷見温泉郷。 ともに富山湾に面する「阿尾の浦温泉」や「岩井戸温泉」などから構成されている。火山噴火で閉じ込められた約1500年前の海水が温泉として湧出するので、塩辛いのが特徴。身体の芯から温まるので婦人病などに効果があり、「美人になる湯」とされる。晴れた日には、富山湾の向こうに立山連峰を望むことができる。氷見の美しい日の出は、「日本の朝日百選」にも認定されている。また、富山湾のなかでも氷見沖は格好の漁場で、特に冬に水揚げされる脂ののった氷見の寒ブリは絶品。ほかにも春のイワシ、初夏のマグロなど、年中おいしい魚介には事欠かない。とれたての海の幸を満喫しよう。
氷見温泉郷の情報
所在地:富山県氷見市阿尾・宇波・姿など 泉温:55~60℃ 源泉:13 湯量:源泉によって異なる 飲用:不可 泉質:ナトリウム-塩化物泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病、美肌など 宿泊施設数:15 アクセス:(公共交通)JR氷見駅から車で5~25分(車)能越道氷見ICから国道415号・160号経由3~6km

氷見阿尾の浦温泉

氷見阿尾の浦温泉(ひみあおのうらおんせん)
氷見阿尾の浦温泉(ひみあおのうらおんせん)
富山湾に面する氷見温泉郷の一つ富山湾の向こうに立山連峰を望む風光の地に氷見温泉郷の一つ、「氷見阿尾の浦温泉」が湧く。 湯脈は地下850mのところにあり、50度以上の高温の湯が湧出し、塩分を含むので入浴すれば体がぽかぽかと温まり、湯冷めしないのが特徴だ。この温泉地を代表する宿は老舗旅館の「魚巡りの宿永芳閣」。他に「粋な民宿 美岬」などの宿泊施設が海岸沿いに点在する。
氷見阿尾の浦温泉の情報
所在地:富山県氷見市阿尾 泉温:51~55.8℃ 源泉:2 湯量:不明 飲用:不可 泉質:ナトリウム-塩化物泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:2 アクセス:(公共交通)JR氷見駅から加越能バス脇行きで14分、バス停:氷見阿尾の浦温泉下車(車)能越道氷見北ICから国道160号経由3km

牛岳温泉

牛岳温泉(うしだけおんせん)
牛岳温泉(うしだけおんせん)
牛岳の麓、富山平野を一望できる大自然の中にある温泉。 「牛岳温泉健康センター」は、様々な効能をもつ湯多彩な湯船が大自然の中で楽しめる。近くには牛岳温泉スキー場があり、冬は日帰り入浴客で賑わう。
牛岳温泉の情報
所在地:富山県富山市山田赤目谷 泉温:63.7℃ 源泉:不明 湯量:不明 飲用:不明 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、慢性消化器病、打ち身、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:0 アクセス:(公共交通)JR富山駅からバス60分(車)北陸道富山西ICから15km20分

黒薙温泉

黒薙温泉(くろなぎおんせん)
黒薙温泉(くろなぎおんせん)
慶応4年(1868)開湯と伝わる秘湯深山の隠れ湯として江戸時代から利用され、黒部峡谷の中で最も古い歴史をもつ温泉。 宇奈月駅から黒部峡谷鉄道に乗り、黒薙駅で下車して徒歩で行くしかない秘湯の「黒薙温泉旅館」が一軒宿だ。湯量が豊富で宇奈月温泉の源泉地でもある。河原に設けられた広さ28畳もある混浴露天風呂が「源泉(いずみ)」が壮快。女性専用露天風呂「天女の湯」もある。日中は立寄り入浴も可能だ(営業時間等要確認)。ベストシーズンは新緑の5月と鮮やかな紅葉が美しい10~11月だ。例年11月下旬~4月下旬まで休業する。
黒薙温泉の情報
所在地:富山県黒部市宇奈月町黒部奥山国有林地内 泉温:98.3℃ 源泉:3 湯量:2000リットル/分 飲用:可 泉質:弱アルカリ性単純温泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、痔疾など 宿泊施設数:1 アクセス:(公共交通)黒部峡谷鉄道黒薙駅から徒歩20分(車)北陸道黒部ICから県道14号・13号経由12km。宇奈月温泉に駐車

みくりが池温泉

みくりが池温泉(みくりがいけおんせん)
みくりが池温泉(みくりがいけおんせん)
絶景に囲まれた日本一高所の温泉宿立山黒部アルペンルートの室堂駅から徒歩12分、標高2410mの高所にある日本一高い地に立つ温泉宿として有名で、「みくりが池温泉」が一軒宿。源泉は下手にある地獄谷から引かれており、男女別の浴室に源泉かけ流しで使用されている。トレッキングの心地よい疲れを硫黄分を含む白濁した温泉で和らげよう。立寄り入浴も可能だ(営業時間等要確認)。晴れた日には雄大な北アルプスとともに、雲海に沈む夕日や満天の星空が眺められる。山の宿でありながら、富山の山海の幸が楽しめるのも魅力だ。例年11月下旬~4月中旬は休業する。
みくりが池温泉の情報
所在地:富山県中新川郡立山町室堂平 泉温:45℃ 源泉:1 湯量:不明 飲用:不可 泉質:単純酸性泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:1 アクセス:(公共交通)TKルート美女平駅から立山高原バス室堂行きで50分、バス停:終点下車、徒歩12分(車)北陸道立山ICから県道6号経由25kmの立山に駐車

生地温泉

生地温泉(いくじおんせん)
生地温泉(いくじおんせん)
上杉謙信公発見と伝わる越中の古湯上杉謙信によって発見されたと伝わる生地温泉。 明治44年(1911)創業の老舗宿「たなかや」は、その古くから湧出する鉱泉を源泉とし、大浴場「汐の湯」にたたえている。塩分を含むので、体がよく温まり湯冷めしにくいのが特徴だ。日帰り入浴も受け付けている(営業時間等は要確認)。料理は富山湾四季折々のとれたての海の幸を中心に、地の野菜や黒部の山の幸なども味わえる。見事な日本庭園に心癒される宿だ。
生地温泉の情報
所在地:富山県黒部市生地 泉温:13.1℃ 源泉:2 湯量:13リットル/分 飲用:不可 泉質:ナトリウム-塩化物泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、慢性皮ふ病、打ち身、慢性消化器病、切り傷、やけど、慢性婦人病など 宿泊施設数:1 アクセス:(公共交通)あいの風とやま鉄道生地駅から車で5分(車)北陸道黒部ICから県道53号・2号経由7km

大牧温泉

大牧温泉(おおまきおんせん)
大牧温泉(おおまきおんせん)
船でしか行くことのできない秘境の温泉小牧堰堤から庄川遊覧船にゆられて約30分、峡谷の岸壁に立つ一軒宿の「大牧温泉観光旅館」は、秘境に迷い込んだ気分にさせてくれる温泉宿だ。約800年の歴史をもつ温泉でありながら、昭和5年(1930)の小牧ダム建設によって、交通手段が船に限られてしまい、船でしか行くことのできない温泉として人気がある。大浴場は、渓谷に臨む男女別の内湯がある。男性用露天風呂は原生林に包まれた湯船、女性用露天風呂は山峡のパノラマが一望できる絶景の地に大小2つの湯船があり、野趣あふれる入浴を満喫できる。
大牧温泉の情報
所在地:富山県南砺市利賀村大牧 泉温:58℃ 源泉:1 湯量:350リットル/分 飲用:不可 泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、冷え性、五十肩、打ち身、慢性消化器病、切り傷、動脈硬化症、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:1 アクセス:(公共交通)JR新高岡駅から加越能鉄道バス小牧堰堤行きで1時間30分、バス停:終点下車、庄川船舶乗船場から庄川峡遊覧船で30分(車)北陸道砺波ICから国道156号、小牧堰堤から船経由10km

宇奈月温泉

宇奈月温泉(うなづきおんせん)
宇奈月温泉(うなづきおんせん)
黒部峡谷の玄関口にあり富山県随一の温泉郷北アルプスに深く刻まれた黒部峡谷。その玄関口にある宇奈月温泉は、大自然に囲まれ四季折々の風景が美しいエリア。1日に約3000トンの湧出量を誇る温泉は、黒部川を約7kmさかのぼった上流の黒薙温泉から引いている。宇奈月温泉駅の駅前では、約60℃前後の温泉噴水が噴き上がり、その豊富な湯量を象徴している。温泉街には土産店、カフェが並ぶほか、展望台や足湯が点在しているので、のんびりと湯の街散策も楽しめる。また、黒部峡谷を縫うように走るトロッコ電車は絶景の連続。沿線の温泉を目当てに下車するのもおすすめだ。
宇奈月温泉の情報
所在地:富山県黒部市宇奈月温泉 泉温:約98℃(湧出地における泉温) 源泉:1 湯量:約3000トン/日 飲用:一部可 泉質:弱アルカリ性単純温泉 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、痔疾、美肌など 宿泊施設数:10 アクセス:(公共交通)富山地鉄宇奈月温泉駅下車。宇奈月温泉駅へは北陸新幹線黒部宇奈月温泉駅(富山地鉄新黒部駅)から富山地鉄で約25分(車)北陸道黒部ICから県道53号・14号・13号経由13km

庄川温泉郷

庄川温泉郷(しょうがわおんせんごう)
庄川温泉郷(しょうがわおんせんごう)
庄川のほとりの宿で渓谷美を堪能する温泉ゆったり流れる一級河川・庄川のほとりにある温泉地。 美しい渓流沿いは、四季折々の豊かな自然を満喫させてくれる。庄川温泉郷には、庄川清流温泉を名乗る「庄川温泉風流味道座敷ゆめつづり」や、「鳥越の宿三楽園」などの宿が庄川沿いに点在。初夏には庄川の鮎料理、冬はユズ湯を楽しめる宿もある。庄川峡の景色と庄川清流温泉の源泉を気軽に楽しめる「庄川ウッドプラザ(庄川水記念公園内)の足湯」「庄川清流温泉の泉源の足湯」も人気。近くには、あまりの冷たさに瓜が裂けたことから名付けられた「瓜裂清水(うりわりしょうず)」が湧き、環境省の全国名水百選・富山の名水の一つに選ばれている。
庄川温泉郷の情報
所在地:富山県砺波市庄川町金屋 泉温:12.8~96.7℃ 源泉:不明 湯量:不明 飲用:不可 泉質:カルシウム・ナトリウム・マグネシウム-炭酸水素塩・塩化物泉、炭酸鉄泉など 効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、疲労回復、五十肩、冷え性、打ち身、慢性消化器病、高血圧症、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮ふ病、痔疾、慢性婦人病など 宿泊施設数:8 アクセス:(公共交通)JR砺波駅から加越能鉄道バス井波・庄川方面行きで30~40分、バス停:庄川温泉前、小牧堰堤などで下車(車)北陸道砺波ICから国道156号経由8km
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