【バンコク】ワット・プラケオ&王宮を徹底ガイド!見どころや行き方を解説

タイ
バンコク観光のマスト!ワット・プラケオ&王宮を徹底ガイド【タイ バンコク】
バンコクの定番観光スポット、ワット・プラケオ&王宮
4772 Views
公開日:2023.09.05
|
更新日:2024.07.01
バンコクに来たら一度は訪れてほしい定番観光スポットをご紹介。今回は、バンコクの数ある仏教寺院のなかでも、最高の格式を誇る王室寺院「ワット・プラケオ&王宮」に注目!広大な敷地内には、壮麗な宮殿や黄金の仏閣などが立ち並び、圧巻の一言です。
JTBホームページ エディター 加川香菜子

「ワット・プラケオ&王宮」って?

タイで最高の優美さを誇る壮麗な本堂
ワット・プラケオ&王宮は、チャックリー王朝を興したラーマ1世が1782年に居城として築いた王宮とその守護寺院です。広さ21万8000㎡を誇る王宮は、四方を約1900mの壁に囲まれ、敷地内には王室専用寺院であるワット・プラケオや美しい宮殿、博物館などが並んでいます。見学の流れとしては、北側のウィセーチャシー門から入場してチケットを購入し、ワット・プラケオ、王宮の順で見学。出口はビマンチャシー門を通る一方通行ルートになっています。再入場はできませんのでご注意を。
ワット・プラケオの情報
住所:Na Phra Lan Road, Grand Palace 営業時間:8:30~16:30(チケットは15:30まで) 定休日:なし 料金:500バーツ

ワット・プラケオのみどころを回ってみよう!

エメラルド仏は正面の窓から見ることができる
ワット・プラケオは、本堂に翡翠で造られたエメラルド仏を祭ることから別名“エメラルド寺院”とも呼ばれています。高さ66㎝、幅48㎝ほどのエメラルド仏は年に3度、季節ごとに国王によって衣装が取り換えられ、見た目がガラッと変化します。残念ながら撮影は禁止されているので、目でよく見学しておきましょう。
ブッダが亡くなった際、遺骨を8つの部族に配分したことに由来する8基の仏塔
エメラルド仏が安置された本堂のほかにも、みどころは盛りだくさん!ワット・プラケオ内をゆっくり見学して回ると所要は1時間30分ほど。東側の壁に沿って並ぶコーン型の8基の仏塔や、“プラ・スワナ・チェディ”と呼ばれる寺院内で最古の2基の仏塔、大理石の上の台座に立つ経堂など、歴代の王たちが奉納したさまざまな建築物が立ち並び、金箔や色ガラスのモザイクなどで彩られたきらびやかな世界がひろがっています。

観光がもっと楽しくなるワット・プラケオ豆知識

タイの神話を描いた回廊の壁画
チャオプラヤー川のほとりにたたずむワット・プラケオ&王宮は、バンコクの歴史を語るうえで欠かせない存在です。かつてチャックリー朝の初代王ラーマ1世は、水運にも防衛にも適したこの地を新都の建設地に定め、この地に王宮と守護寺院ワット・プラケオを建設しました。ラーマ1世はこの新たな王都に名前を付けたのですが、それこそが“世界一長い首都名”と言われるバンコクの始まりです。ちなみにバンコクの正式名称は、タイ語で11単語、121文字という非常に長い名前ですが、日常的には「クルンテープ(天使の都)」と呼ばれています。
靴を履いているのがヤック(鬼神)、裸足がモック(猿神)
王宮専用の御堂前にあるテラスの両端に立つ2基の仏塔、プラ・スワナ・チェディはラーマ1世が両親に捧げるために建造したといわれています。現在立っているものはラーマ4世時代に再建されたものですが、黄金に輝く仏塔は息をのむ美しさです。台座を支える奇妙なポーズの像も必見。これは神話に登場する「ヤック」と「モック」という守護神で、タイの寺院でよく見かけることができます。特にワット・プラケオのヤックとモックは精巧なつくりで、敷地内の各所を守っています。ぜひ探してみてくださいね。

ワット・プラケオ&王宮に行く前に要チェック!観光のマナーやアクセス情報

白壁に囲まれたワット・プラケオ
ワット・プラケオ&王宮へ行くときは、MRTかタクシーを利用するのが一般的ですが、母なる大河チャオプラヤー川を運行しているチャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗っていくのもおすすめです。BTSサパーンタクシン駅からすぐのサトーン船着場から船が出ているので、ぜひ利用してみてください。また見学時は、ミニスカートや短パン、タンクトップなど露出の多い服装は禁止です。入口で服装チェックも実施しています。もし、露出度の高い格好で来てしまった場合は、入口付近の露店でTシャツやスカートを購入しておきましょう。
記事一覧へ戻る
すべての記事から探す
記事一覧へ戻る