【西新井～日本橋エリア】西新井から東京スカイツリーや日本橋まで、定番と穴場の良いトコどり１Dayコース

東武大師線大師前駅から徒歩5分「西新井大師」へのお参りからスタートです！ 山門までの参道には、昔ながらの和菓子店や甘味処が軒を連ねています。まずは食べ歩きして、参道の風情を味わいましょう♪

迫力ある山門を抜けて、境内へ進みます。その昔、この地に立ち寄った弘法大師が、護摩祈願をして悪疫の流行を鎮め村人たちを救ったという歴史があり、大本堂には、ご本尊として十一面観音像と弘法大師の像を祭っています。 江戸時代には、特に女性の厄除け祈願所として知られていたそう。現在は関東厄除け三大師のひとつとして、男女問わず多くの人が訪れています。

いぼ取りのご利益があるという「塩地蔵」も有名。お堂内の塩を持ち帰り、効果があれば倍の塩をお堂に返します。ほかにも、延命のご利益があるという「水洗い地蔵」や、周りを一周すると四国八十八カ所巡礼と同じご利益が得られるというお砂踏み霊場があります。

ボタンの名所としても知られ、約100種類、2500株のボタンが毎年春頃に見頃を迎えます。ほかにもウメ、サクラ、フジ、アジサイなどの花々が、境内の四季を彩ります。また、毎月21日に行われる縁日は、露天商の出店もあり賑やかな雰囲気。日を合わせて出かけてみるのも楽しそう。

次は隣駅、西新井駅から徒歩2分の「Little Merlion」でランチ☆

シンガポール出身の店主が営むカフェ。コロナ禍を通じて失われつつあった、人との絆を大切にしたいとの思いで開店しました。近隣住民はもちろん、シンガポール出身者や海外出身者が仲間とのつながりを求めて遠方から来店することもあるそう。インターナショナルな雰囲気も味わえます。

フードメニューはシンガポールの家庭料理が中心。お店の定番「ラクサ」は、現地ではおなじみの麺料理。濃厚なココナッツミルクにエビのダシとスパイスを加えたスープが癖になる味わい。こだわりの麺を2種類使うことで、より本場仕様に近づけているのだとか。

サイドメニューやドリンクも豊富。「カレーパフ」は、パイ生地に甘めに仕上げたカレー味のポテトを詰めた料理。ドリンクは豆乳やミロを用いてクリームをのせたデザート系のスムージーが中心。なかでもイチオシは、現地でも人気の「マイロダイナソー」680円。ミロの粉末を山盛りにしたドリンクです♪

シンガポール料理のおいしさをたくさんの人に知ってもらうため、フードトラックでの営業にも力を入れています。イベント出店のため臨時休業になることもあるので、最新情報はお店のSNSで要チェック。また、店舗も「Little」で席数が限られているとのこと。3名以上の場合は、公式ホームページからメール予約がおすすめです。

続いては、西新井駅から電車で約15分、押上駅へ。「東京スカイツリー」で、日本一の高さから絶景を堪能しましょう！

地上350mの「展望デッキ」は、約70キロメートル先まで見渡せるガラス張りのパノラマ空間。さらに高い位置にある「天空回廊」は、地上445メートルから450メートルまで、チューブ型のスロープを歩いて進みます。最高到達点の451.2メートル「ソラカラポイント」からの景色は圧巻！条件が良いと富士山や海が見えるので、ぜひ写真に収めてくださいね♪

景観以外の見どころも多数！　入口フロアからの移動に使用するエレベーター「天望シャトル」は、わずか約50秒で展望デッキに到着します。春夏秋冬をイメージしたきらびやかな内装も注目！

東京スカイツリータウンにはさらに遊べる施設がたくさん☆「すみだ水族館」に立ち寄って、水の中で暮らすいきものたちの姿に癒されましょう！

クラゲの展示エリアは令和2年（2020）にリニューアル。直径7メートルの楕円形の水槽「ビッグシャーレ」には約500匹のクラゲが。水槽の上部から直接観察でき、クラゲの独特な質感や、クラゲの動きで揺らぐ水面をよりリアルに感じられます。鮮やかな照明が反射して、うっとりするほど幻想的♡

ペンギンの水槽には、令和4年（2022）12月現在52羽が暮らしています。毎年赤ちゃんが生まれているそうで、タイミング次第ではそのかわいらしい姿を見られるかも。ペンギン同士や飼育スタッフとの相関図を展示しているので、人間模様ならぬ「ペンギン模様」を観察してみるのも面白そう♪水槽周辺のベンチで、座ってじっくり楽しむことも◎

「江戸リウム」は金魚の展示エリア。「江戸」をモチーフにした和風な装飾が美しい空間で、色や大きさがさまざまな、常時約15種類の金魚が見られます。フォトジェニックなエリアなので、記念撮影にもおすすめ。

ほかにもチンアナゴやオットセイなど、見どころ豊富な水族館。歩き回ったら、5階にある「ペンギンカフェ」でひとやすみ。水族館のいきものたちをモチーフにした、オリジナルドリンクや軽食を提供しています。ペンギンの水槽のすぐ横にあるので、ペンギンたちの姿を見ながらのんびりと過ごしましょう☆

今度は「下町探検クルーズがれおん」の船で移動！　東京スカイツリーから日本橋までを結ぶコースで、ディナースポットへ向かいます。

東京スカイツリーからすぐの船着場から船に乗り、下町に流れる川を進みます。日本橋までの約90分間、名所や土地の歴史を丁寧にガイドしてもらえます。水上から眺める東京の街並みは、いつもと違う表情に見えるかも。

見どころのひとつが、扉橋閘門。水位が低い川から高い川へ渡るため、パナマ運河と同じ仕組みの水門が設置されています。水位を一気に上昇させて先へ進む、ちょっぴりスリリングな「水のエレベーター」を体験！

写真撮影にぴったりのスポットも☆　出発してすぐの北十間川では、東京スカイツリーが水面に映り込む「逆さスカイツリー」を見ることができます。また、隅田橋にかかる「永代橋」や「清州橋」も必見！どちらも隅田川三大名橋に数えられ、国の重要文化財に指定されています。記念撮影時には、船長さんがシャッターを押してくれますよ♪

日本橋船着場でクルーズを降りたら、徒歩7分ほどで最終目的地「日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店」に到着。高品質でありながらリーズナブルな海鮮丼が自慢で、平日でも行列ができるほどの人気店。並んででも食べたい絶品海鮮丼で晩ごはんです！

メニューは「ぜいたく丼」松・竹・梅・特上の4種類。梅1250円は、マグロやイクラ、イカ、エビ、貝類など9種類の具材をトッピング。タワー状の盛り付けで見た目も美しい！黄身醤油をかけて、いただきます。

シメは、別皿の刺身を丼にのせ、鯛だしをかけてお茶漬けに！　濃厚な鯛の風味がたまりません。少し火が入って刺身の食感が変わるのもまた一興。お腹も心も満たされて、大満足な一日になること間違いなし☆

●スポット情報 【西新井大師（にしあらいたいし）】 電話：03-3890-2345 住所：東京都足立区西新井1-15-1 料金：境内無料 時間：境内6～20時（本堂8～18時、各種受付9～16時30分）※毎年末～翌1月下旬までは時間変更あり 休み：無休（11月下旬に大掃除のため1日休みあり） アクセス：東武大師線大師前駅から徒歩5分 【Little Merlion（りとる まーらいおん）】 電話：080-4139-7669 住所：東京都足立区西新井栄町2-8-3 時間：金曜11～15時、土・日曜11～22時30分※イベント出店のため店舗休業の場合あり。詳細は店舗SNSにて要確認 休み：月曜（火～木曜はフードトラック営業のため店舗休業） アクセス：東武スカイツリーライン西新井駅から徒歩3分 【東京スカイツリー（とうきょうすかいつりー）】 電話：0570-55-0634（東京スカイツリーコールセンター） 住所：東京都墨田区押上1-1-2 料金：天望デッキ2100円（平日当日券）など※詳細はHP参照 時間：10～21時（天望デッキは20時最終入場、天望回廊は20時20分最終入場） 休み：無休 アクセス：各線押上（スカイツリー前）駅からすぐ 【すみだ水族館（すみだすいぞくかん）】 電話：03-5619-1821 住所：東京都墨田区押上1-1-2 東京スカイツリータウン・ソラマチ5・6階 料金：入館2300円 時間：10～20時（土・日曜、祝日は9～21時）※最終入館は各1時間前 休み：無休 アクセス：各線押上（スカイツリー前）駅からすぐ 【下町探検クルーズがれおん（したまちたんけんくるーずがれおん）】 電話：03-5858-6877 住所：東京都墨田区業平2-18-3（おしなり公園船着場※東京スカイツリー発便乗り場） 料金：スカイツリー発→日本橋訪問クルーズ3200円ほか 時間：営業日によって異なる 休み：不定休 アクセス：各線押上（スカイツリー前）駅から徒歩7分（おしなり公園船着場） ※出航時間は営業日、コースによって異なる。詳細はHP参照 【日本橋海鮮丼 つじ半 日本橋本店】 電話：03-6262-0823 住所：東京都中央区日本橋3-1-15 久栄ビル1階 時間：11～21時（ラストオーダー20時30分） 休み：不定休 アクセス：地下鉄日本橋駅から徒歩2分