ホテルからほど近い運河で楽しむ四季折々のクルーズツアー(春イメージ)
公開日:2023.07.24
|更新日:2023.07.24
全国各地に展開する星野リゾートの数あるブランドのなかで、OMOブランドのコンセプトは「テンションあがる『街ナカ』ホテル」。街をこよなく愛するスタッフが地域の方々と仕掛ける、新感覚のホテルです。ホテルを中心とした街全体をひとつのリゾートとしてとらえ、ご近所のディープな魅力に触れたり、仕掛け満載のホテルに滞在することで、旅のテンションを盛り上げてくれます。おすすめは、ホテル近くの運河で楽しめる「クルーズツアー」。春はアフタヌーンティーを愉しみながら優雅な時間を・・・、夏は小樽ビールでビアクルージングを・・・、秋はワイン片手にほろ酔い気分で・・・、冬は運河倉庫を眺めながらコタツでほっこり・・・、と季節により雰囲気も変わる小樽を存分に満喫できる楽しいプランが用意されています。宿泊者限定の予約制なので、事前に公式ホームページをチェック。ホテルに荷物を預けたら、小樽の街へと繰り出しましょう。
ホテルのコンセプトは「ソーラン、目覚めの港町」
旧小樽商工会議所をリノベーションした趣きある佇まい
小樽は国際貿易港として栄え、明治から大正期にかけて中央から多くの金融機関が進出し「北のウォール街」と呼ばれていました。街中には明治、大正、昭和初期の建造物が数多く残され、小樽の歴史を垣間見ることができます。
小樽市指定歴史的建造物の「旧小樽商工会議所」をリノベーションし2022年1月にオープン。南館は旧商工会議所で使われていた階段もそのままに、棚や鏡台などもインテリアとして利用しています。クラシカルな建物に宿泊することで港町「小樽」の歴史や文化を体感できるのはもちろん、館内のいたるところでレトロなかわいい写真を撮ることができます♪
小樽のご近所情報は「OMOベース」で見つける
北館は機能性とデザインを兼ね備えた新しい建物です。1階にはフロントがあるのでこちらでチェイックインを済ませます。フロントの奥には「OMOベース」と呼ばれるパブリックスペースがあります。「OMOベース」の壁には「ご近所マップ」があり、小樽を知り尽くしたガイド「OMOレンジャー」が見つけた小樽ガラスのショップやお寿司やさんなど、ご近所ならではの情報が掲載されています。さらに注目したいのが、「OMOベース」の一角にあるオルゴールライブラリー。さまざまな音色や曲名から好みのものをレンタルして、就寝前に心地よい音色を楽しみましょう。
落ち着いたインテリアと充実した設備を備えるゲストルーム
スーペリアルームは130㎝幅のベッドで高い窓の開放的なお部屋
客室も館によって雰囲気が異なります。歴史的建造物をリノベーションした南館にはスーペリアルームがあり、高い天井と大きな窓がとられているのが特徴。約130㎝幅のベッドを備え、シックなインテリアに囲まれてくつろげます。北館には快適なソファスペースを備えたツインルームやトリプルルームがあり、インテリアやファブリックもシンプルモダンな装い。どちらのタイプも充実した設備で、快適なホテルステイを楽しめます。
歴史的建造物の佇まい、旧小樽商工会議所の大会議室をリノベーションした「OMOカフェ&ダイニング」
小樽らしいガラスのシャンデリアの「OMOカフェ&ダイニング」
お食事は南館の3階にある「OMOカフェ&ダイニング」で。歴史的建造物に宿泊するというスペインの旅行文化から着想を得た、スパニッシュなお食事を堪能できます。
赤と黒のシャンデリアが目を惹き、21時以降はランプの灯りで小樽らしいレトロな雰囲気を楽しめます。
ニシンの骨まで食べられるニシンのミックスパエリアや彩り豊かなタパスのスパニッシュディナー
小樽は江戸末期から明治期までニシン漁で栄えました。その歴史を伝え、さらにニシンの魅力を再発見するために地元の方々と一緒に考案した「ニシンのミックスパエリア」はぜひ味わいたい一品です。コース料理ではありますが、彩り豊かなタパスやスイーツはビュッフェ形式で楽しめるなど、充実したディナータイムを過ごせます。
生ハムと一緒にいただくスパニッシュオムレツやスペインの定番スイーツのチュロス。港町小樽ならではの海の味覚も鮮やかなパフェちらし、地元小樽の南樽市場のお惣菜など、朝から色鮮なビュッフェに心も踊ります。
フルーツたっぷりの朝パフェで目覚めもすっきり
午前中にLeTAOパトス店でいただく芸術的な朝パフェ
滞在中にぜひ参加したいのが、小樽の魅力を体感できるさまざまなアクティビティ。なかでもスイーツ男子&女子に支持されているのがLeTAO(ルタオ)×OMOコラボ「目覚めのフロマージュパルフェ」です。小樽を代表する洋菓子舗LeTAOとOMOが、旬のフルーツを使った海辺にぴったりのパフェを提案。朝の爽やかな目覚めに合わせた発酵食材とスーパーフルーツを使った特製のパフェは、1日40食限定というから必食です!
ほかにも歴史的街並みを散策する「朝の堺町通りさんぽ」、さらに徒歩圏内にある小樽三角市場で海鮮丼を楽しむ「朝市で勝手にお節介丼ツアー」もユニーク。OMOレンジャーと一緒に丼をもって歩くだけで、市場のご近所さんがおすすめの海鮮ネタを次から次へとのせてくれる、いい意味でちょっとお節介なプランです。OMOレンジャーの街歩きツアーは予約制なので事前に公式ホームページをチェック。