京都で楽しめる季節の風物詩や祭りをご紹介
京都の四季もそれぞれに京都らしい風情があって、若い学生の私でも心を動かされたことやものも随分あったように思います。春は川床。親戚が四条の鴨川沿いにお店を出していたので、川床がオープンする5月前に、毎年友人と訪れて川床にあげてもらい、鴨川を眺めながらいろんな話をしました。夏は、というと、とにかく暑い。7月の「祇園祭」はその暑さの中での開催です。バイトをしていた四条河原町の雑貨屋が、祇園祭の時期に露店を出店。メンバーと不慣れながらもグリーンティーを売って楽しかったこと、外国人観光客が増えたため、必死に英語・フランス語・イタリア語で対応したことがとてもよい思い出です。お祭りの期間の夜は4車線もある烏丸通りが歩行者天国になり、鉾が立ち並ぶ光景にワクワク感が止まらなかったです。秋は10月の「時代祭」ですね。学校に行く時に御池通りを通ったら時代祭の行列の一行を目にしました。時代装束を着た人と馬が4車線以上もある大通りを進む様子に驚きました。車と馬が並走している違和感と衝撃は今でも鮮明に覚えています。冬は夏の真逆でとにかく寒い。京都の冬の寒さは底冷えがすごくて、これにも驚きました。そんな寒さの中、大晦日に友人と一緒にカウントダウン。その足で平安神宮に初詣に行きましたが、信じられないくらい寒い中、参詣のための長蛇の列。長時間並んで参拝をし、新年を無事迎えられたことにほっとしました。