壮大な修道院の町。世界遺産のモン・サン・ミッシェルへ行ってきました【フランス】

フランス
潮時に島になるモン・サン・ミッシェル
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公開日:2024.12.18
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更新日:2024.12.18
フランス北西部のサン・マロ湾に浮かぶ神秘的な小島、モン・サン・ミッシェル。干潮のときは陸とつながり、満潮になると島として独特の地形が美しい景観を生み出すのが魅力で、1979年に世界遺産に登録され年間約300万人もの観光客が訪れるフランスの人気観光スポットです。 ここではモン・サン・ミッシェルを訪れたときの思い出を振り返りながら、観光の参考になりそうな修道院とその周辺の情報をご案内したいと思います。

世界遺産「モン・サン・ミッシェル」に行く方法は

モン・サン・ミッシェルまでのアクセスは、パリ・モンパルナス駅からTGVで約2時間のレンヌ駅を経由して、バスに乗り換えて約70分。パリからの直行バスの場合は片道約4時間30分。電車とバスを乗り継ぐのは慣れていないと不安だし、バスでの移動は往復で9時間ほどかかるので、パリから出発するオプショナルツアーで参加することがおすすめです。 パリからのオプショナルツアーはバスのみのコースもありますが、フランス政府公認の日本語ガイドと一緒に行くツアーの方がよりモン・サン・ミッシェルの魅力を詳しく知ることができ安心で快適。ランチと修道院の入場券が付いた1日ツアーやバスではなく専用車で移動とプライベート送迎までしてくれる1日ツアーなどがあるので、ぜひ検討してみてくさい。

モン・サン・ミッシェルの見どころやおみやげをご紹介

老舗のレストラン&菓子店「ラ・メール・プラール」のガレットをおみやげに
8世紀から何世紀もかけて建設された壮大な修道院のモン・サン・ミッシェル。ロマネスク様式やゴシック様式など複数の建築様式が混在する独特の建物で、13世紀初頭に建設された3階建てのラ・メルヴェイユや中庭を囲む美しい回廊、尖塔の頂点に黄金の大天使ミカエル像が設置されステンドグラスから溢れる光が神々しい付属教会、サン・マロ湾を一望できる西のテラスなど見どころがたくさんあります。 また、モン・サン・ミッシェルへと続く中世の雰囲気が漂う石畳の参道「グランド・リュ(大通り)」には歴史的建造物とともに、レストランやおみやげ店、博物館などがあります。なかでも、1888年創業のレストラン兼菓子店の「ラ・メール・プラール」は、スフレ状のふわふわとしたオムレツが名物料理で、缶入りのガレットはおみやげに大人気です。ほかにも、モン・サン・ミッシェルをモチーフにしたおみやげやポストカードを扱うお店やカフェ、ジェラート屋さんなどもあり、歩いているだけでも楽しむことができます。

モン・サン・ミッシェルを快適に楽しむためのコツ

モン・サン・ミッシェルの観光は、メインストリートの「グランド・リュ」から修道院に向かうのが一般的で、おおよそ2時間30分程度で楽しむことができました。ただし、修道院は丘の上にあり石畳の階段が続くので歩きやすい靴でツアーに参加するのがおすすめです。 また、海風が強いため寒く感じることもあり、夏場でも涼しいことが多いので、1年を通して上着や防寒具を余分に持っていると安心かもしれません。
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