第23回となった冬季・平昌オリンピック。素晴らしい大会となりましたね!
メダルを獲得した選手はもちろんのこと、代表選手の皆さんがこの4年間かけて積み重ねてきたその一つ一つの演技や滑りが
この大きな舞台でも光り輝いていました。その姿を間近で観ることができて、現場に携われるこのような機会をいただき本当に有り難かったです。
フィギュアスケートでは、みなさんご存知の通り、羽生結弦選手が金メダルを獲り、ソチに続いて2連覇。宇野昌磨選手が初出場で銀メダルを獲得。田中刑事選手が18位。
女子は宮原知子選手が4位、坂本選手が6位と大大健闘!!
アイスダンスでも村元&リード組がミスなく素晴らしい二人ならではの世界観を氷上に写し出し最終結果15位。
ペアの須崎&木原組は、シングル選手出身同士だからこそ決めたい!とじっくり育ててきたサイドバイサイドで跳ぶトリプルルッツを綺麗に決め、
フリー進出はなりませんでしたが確実に次へのステップを感じることができた今大会だったと思います。
それぞれの想いとともに目標を感じ取ったこのオリンピックでの演技は、大きな収穫となってさらなる飛躍へと繋がっていくことでしょう。 そして、この大会での経験は、自身がスケーターとして、またその次の道へ行く時、新しい経験を積む時にも素晴らしい宝物となって、 いつの時も自分自身を大きく変えてくれる、そんなパワーの源になることと思います。
選手にとってオリンピックは特別な大会。それを伝える側も、オリンピックを初めて見られる方も多くいらっしゃるということを踏まえ、 「いつもの」感じを一度崩し、おじいちゃんおばあちゃん、主婦層、普段フィギュアを見ない方に向けて、 どうやったらフィギュアに興味を持ってもらえるかを考え、 どんな入り口からでも入って来られるように情報をちりばめる作業も必要であると感じています。 そのため、いつも思う事ですが「初めて」を意識せざるを得ない場合が多かったです。例えば、ルール説明や解説の枠を超えて、普段あまり話すことのない部分も入れて伝えることも意識しました。
少しでも多くの方に知ってもらいたいという気持ちもあり、全てをかなぐり捨てやらせていただきました。
4年に一度のオリンピックは、本当にいかに多くのものを吸収し、私自身やってきた競技を色々な形でどう発展させていけるのか、ということを考えさせられる期間でした。
2年後には東京2020大会もあります。自分の国でのオリンピック。今回の平昌での大会で感じたこともあるので、それを2020年でも生かしていければと思います。
交通機関、ボランティア、民泊などなど、身近で出来ることはまだまだたくさんあると感じています。
「一人一人の意識をみんなで共有!そして発信!」が大切になりますでしょうか。
3月9日(金)からは、いよいよパラリンピックが開幕です。
そして、3月19日(月)からは、今シーズン最後の大会となる世界フィギュアスケート選手権大会がイタリア・ミラノで行われます。
引き続き応援していきましょう!!
※掲載の写真は全て、©八木沼純子
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