10月2週目に入って埼玉スーパーアリーナで行われたジャパンオープン。
ソチ五輪や世界フィギュアスケート選手権大会のメダリストを始め、トップクラスのスケーターが多く集まり大変華やかな大会となりました。
今季の新しいプログラムを見ることができた今大会。今後どのように進化していくのか。
最終選考会に向けて、スケーターとともにプログラムがどう花開いていくのか。そんな楽しみを新たに感じることができた時間でもありました。
平昌五輪まではあと4ヶ月。
しかし最終選考会までは2ヶ月しかありません。
メディアでも伝えられている通り、平昌五輪代表メンバーは、年末にある全日本フィギュアスケート選手権大会(以下、全日本)の結果で全てが決まります。
そして全日本優勝者が最優先で平昌五輪代表に。
さらに、五輪代表になるためには全日本で表彰台に乗ることももちろんですが、
10月27日から始まるISUグランプリシリーズ(以下、GPシリーズ)で良い成績を残し、
シリーズ最後のISUグランプリファイナルに進出し、日本勢表彰台最上位者に入ることも大切。
また全日本終了時点で、これまでの3シーズンを対象とした世界ランキング、今シーズンの世界ランキング、ISU公認大会での今シーズン最高得点などから候補が選考されます。
GPシリーズでは、全6戦のうち出場する2試合で表彰台1位もしくは2位以内を目指したいところ。
しかし日本女子はどの大会でも2人以上が当たるメンバー構成。
特に樋口新葉選手、本田真凛選手、三原舞依選手の日本女子3人が直接ぶつかる中国大会は、世界フィギュアスケート選手権大会2017で3位のデールマン(カナダ)、
ロシアのラジオノワ、世界ジュニアフィギュアスケート選手権大会2017チャンピオンのザギトワ、とライバル達も強者が顔を揃え、大激戦が予想されます。
この大会は、その先を見据えるひとつのポイントとなりそうです。
どの大会も落とせない、大変なプレッシャーが続く期間になりますが、怪我には十分に気をつけてこの道のりを乗り切ってもらいたいですね。
そんな中、田中刑事選手が右腸腰筋を負傷しGPシリーズ初戦ロシア大会を欠場という心配なニュースが飛び込んできました。
でもまだ序盤。まずはしっかりと治療に専念して、出場予定の中国大会に戻ってきてもらいたいです。
また、怪我で休んでいた宮原知子選手は4戦目のNHK杯に出場。
大会の放送席 ©八木沼純子
それぞれの選手が見据える4年に1度の祭典、今だからこそ出来る最高の演技を!
全ての演技が次へと繋がるものとなりますように。
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