前々回のエッセイで駆け足平昌情報をお伝えしましたが、その続きを。
前回はスケート競技が行われる江陵市(カンヌン市)の各会場がすぐ近くにあるということで移動しやすそう、 花屋さんではフィギュア用に花びらが散らないように包んでくれる、というお話を書きましたが・・・
その江陵市。
韓国の東北部、江原道(カンウォンド)の海沿いにあります。
江陵高速ターミナルからちょっと車を走らせ松林を通りながら横を見ると、
磯の香りとともに海がドドーンと広がります。
(バスでも15分ほどで着くとのこと)
その海沿いには様々なコーヒーショップが多く並ぶ、安木(アンモ)カフェ通り。
あの有名チェーン店もありますが、韓国ならではのコーヒーショップまで沢山のお店が並びます。
まだ6月だったのでテラス席も気持ちよく、海を見ながらゆったりした時間も過ごせました。
2月はどうですかね・・・
山岳部の平昌よりは暖かいとはいえ真冬はマイナス3度まで気温も下がるとのこと。
防寒はしっかりして暖かいコーヒーとドーナツをゆったり味わうのも良いかもしれません。
また江陵市の郷土料理といえば「オンシミ」。
江陵市はジャガイモの産地としても有名でオンシミはそこから生まれた料理だとか。
じゃがいもチヂミ
じゃがいものすいとん汁
白いチゲ
「オンシミとの出会い」というお店で出会ったじゃがいもチヂミとじゃがいものすいとん汁(カムジャオンシミ)は、
モチモチ感が効いていてスープもとても美味しかったです。
もう一つは真っ白なチゲ。
江陵市では、豆腐を作るとき、にがりの代わりに海水を使っているそうです。
チゲはチゲでも、一味違うこちらも心と体温まる一品です。
韓国というとサムギョプサル!ビビンバ!と考えてしまいがちですが、地域によって食べ物も違い、 江陵市ならではの美味しいものを食して見るのはいかがでしょうか。
そして、グランプリシリーズもファイナルへ。
日本では4シーズンぶりのファイナル開催。12月21日から始まる最終選考会前の最後の大きな大会です。
各選手がどこまで調子を上げてきているのか。全ての選手に暖かい拍手と歓声を!応援しましょう!
※掲載の写真は全て、©八木沼純子
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