美しい庭園を愛でながら露天風呂付き客室や4つの大浴場で湯めぐりを満喫【福島県　水織音の宿山水荘】

「水織音の宿山水荘」までは、東京から車で約3時間、電車で約2時間。JR福島駅とバス停土湯温泉からは無料送迎バスがあります。山あいの温泉街を散策したり、豊かな自然を間近で楽しめるレジャー・観光施設がある周辺観光へ出かけたり、日常を忘れた心地よい温泉旅を満喫しましょう。

「水織音の宿山水荘」には、3つのフロアに露天風呂と大浴場が、複数のフロアに貸切風呂があります。最も人気なのが、川の水が勢いよく2つの滝から流れ落ちる光景を眼前で見られる「太子の湯」。四季折々の景色と川の清涼感に包まれながら湯に浸かれば、心も洗われます。 1階には日本庭園を望む大浴場「つれづれの湯（男性）」と「たまゆらの湯（女性）」があります。木々に囲まれた露天風呂と大浴槽、サウナや水風呂を行き来しながら、カラダは温かく、心は清々しくなる時間を過ごしましょう。

6階に2つの大浴場があります。「淵の湯」は2階建ての広い空間に、さまざまな湯船が揃うクアゾーンのような雰囲気。1階と2階に分かれて、深湯・浅湯・みはらしの湯・ぬる湯・露天桶風呂、サウナがあるので、思い切り湯に浸かりましょう。ガラス越しの向こうには郷愁を誘う水車小屋も独特な味わいを醸し出しています。

もう1つの「瀧の湯」には、2段の滝から水が流れる川を眼下に望む、「水織音の宿山水荘」で最も広い大浴場と露天風呂、サウナがあります。木々の碧と湯に癒やされながら開放的な空間でのんびりと湯浴みを楽しみたいですね。 「淵の湯」と「瀧の湯」は、日ごとに男女の利用が入れ替わるので、到着時にフロントで確認しておきましょう。6階には湯上がりホールがあるので、眼下の庭園を眺めながら火照った体をクールダウンしつつリラックスできます。

貸切風呂は、露天・半露天風呂と内湯が館内に5つあります。おすすめは、8階にある露天風呂「星天の湯」で、夕食後などに利用すれば夜空を眺めながら樽風呂で気兼ねなく湯が楽しめます。ほかにも、3階と4階に半露天、4階と5階に内湯スタイルの貸切風呂があります。内湯タイプいずれもバリアフリーに対応しているので安心です。予約はチェックインを済ませた後になります。

「水織音の宿山水荘」の客室は、2022年5月にリニューアルされた露天風呂・半露天風呂付き客室「紫水亭」、和室タイプの「花鳥苑」と「東雲」の3タイプ。極上の空間で源泉かけ流しの温泉でいつでも利用できる「紫水亭」は15室あり、露天風呂・半露天風呂で湯に浸かりながら眺望が楽しめるだけでなく、広いテラスでくつろぎながら湯涼みもできます。2名〜4名タイプの客室なので、夫婦やカップルだけでなく、家族や女子旅にも最適。 シモンズ社のベッドを採用しているので、朝の目覚めもスッキリしそうです。

「花鳥苑」は純和風の造りが心を和ませてくれる空間。ベランダからは眼下に広がる日本庭園を眺めながらゆったりと過ごせます。「東雲」は和室タイプと、洋間とベッドルームと和室の2間からなる和洋室タイプがあります。広い温泉施設で存分に湯を楽しみたい家族やグループにおすすめです。

温泉と合わせて満喫したいのがお料理。「水織音の宿山水荘」では、地元・福島の新鮮な食材をふんだんに使った料理が味わえます。先付けにはじまり、お造り・鍋物・蒸し物を経て、香の物や水菓子にいたるまで、料理長こだわりの調理と季節を感じさせる盛り付けで食膳を彩ります。食事と一緒に味わいたいのが、豊かな山の伏流水から造られた福島の地酒。日本一の金賞を受賞したこともある地酒を料理と合わせて味わってみたいですね。東雲・花鳥苑タイプの食事はオープンキッチン形式にリニューアルされた「オープンキッチンレストラン信達」でいただきます。

また、リニューアルに合わせて、新客室「紫水亭」の宿泊専用のお食事処「料亭 桃里」が3階に誕生しました。提供される料理は特別メニュー。味わう場所は個室スタイルなので、周囲の目を気にすることなく自分たちのペースで料理と会話が楽しめます。