心温まるホスピタリティ、伝統と格式を併せもつ“青森の迎賓館ホテル”で旅の夜を過ごす【青森県 ホテル青森】

青森
心温まるホスピタリティ、伝統と格式を併せもつ“青森の迎賓館ホテル”で旅の夜を過ごす【青森県 ホテル青森】
青森市街中心部に立つ高層のシティホテル
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公開日:2022.12.09
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更新日:2022.12.09
東京駅からJR東北新幹線「はやぶさ」で3時間20分。青森の玄関口、新青森駅から予約制の無料送迎バスで20分ほど市街地を走ると、見えてくるのが「ホテル青森」です。JR奥羽本線・津軽線、青い森鉄道の青森駅からはタクシーで5分という市街地の真ん中に立つホテルです。地上17階建てのホテルは、青森県内屈指の高層ビルでもあります。 ホテル青森は、国際会議もできる大きなバンケットルームや結婚式場を併せ持ち、地元の人にも長年愛されてきた歴史あるホテルです。訪れる人々は、誰もがこのホテルのもつ伝統と風格、それに加えて青森らしい温かなホスピタリティに魅了されてきました。青森の観光やビジネスの拠点となるシティホテルで、青森らしい雰囲気に包まれてホテルステイを堪能してみるのもステキな思い出になります。
JTB地域ナビゲーター 東北担当 武田 香織

館内に満ちる青森の迎賓館としての品格と風格、もてなしの心もここに

フロントスタッフの丁寧な対応にも定評がある
フロントスタッフの丁寧な対応にも定評がある
ホテル青森の創業は昭和半ばの1967年。県都のモデルホテルをつくろうという青森市や地元経済界の働きかけで誕生してから約半世紀。現在の17階建ての建物は、1992年に立て直されたものです。昭和天皇をはじめ、上皇・上皇后両陛下、今上天皇・皇后両陛下など、皇室の方々や各国の来賓が宿泊することも度々あり、まさに青森の迎賓館としての役割を担ってきました。 ホテル館内には、3~5階と17階に大小の宴会場・会議場やウェディング関連施設が集まっていて、地元ではこのホテルで結婚式を挙げる人も多いとのこと。その後の家族のお祝いの席もこのホテルで、と青森市民のハレの日を彩るホテルにもなっています。家族の集まりから大きな国際会議まで、さまざまなニーズに対応するホテルだけに、ホテルスタッフの培われた上質で丁寧な対応には定評があります。青森でのゆったりとしたホテルステイならこのホテルがおすすめです。

和室もあるバラエティーに富んだ客室から陸奥湾や八甲田山を眺める

青い陸奥湾を眺める居心地のいいツインルーム(一例)
青い陸奥湾を眺める居心地のいいツインルーム(一例)
セミダブルサイズのベッドを置いた20㎡のシングルルーム(一例)
セミダブルサイズのベッドを置いた20㎡のシングルルーム(一例)
客室は6階から16階に。総客室155室を擁するホテルには、シングル、ツイン、ダブルだけでなく、16階に皇室の方々の宿泊などで利用されるロイヤルスイートをはじめ、3種類のスイートルームも完備されています。それぞれ、陸奥湾の青い海か、八甲田山などの山々の眺望が楽しめます。ベッドは全室セミダブルサイズ以上のベッドを設置しているので快眠できますよ。 このホテルの客室の特徴の一つは、61室もシングルルームがあること。6階から16階まで各階にシングルルームが配置され、その多くが海手側の客室です。広さも19~29平方メートルと幅広く、16階のデラックスシングルは眺望抜群でゆったり。 76室と客室数が最も多いツインルームは、海手側と山手側の両方にありますが、山手側の客室はバスとトイレが独立したセパレートタイプ。広さは30~35平方メートル。どの客室も、シンプルで落ち着いた内装のため、快適で居心地のいい客室です。 6階に、シティホテルとしては珍しく和室が5室あるのも特徴です。3室はリビング付きで6名まで利用できるので家族連れやグループにもおすすめ。15階には檜風呂付きの和室スイートルームも1室あります。こちらは和室2室の91平方メートルの広さで、陸奥湾を望む抜群の眺望が自慢。少し贅沢をして、和室で青森時間を過ごすのもいいものですよ。

青森の種類豊富な旬のおいしいものを、洗練されたホテルテイストで味わう

朝食をはじめ、カジュアルに食事を楽しめるカフェレストラン「スワン」
朝食をはじめ、カジュアルに食事を楽しめるカフェレストラン「スワン」
ホテル内には1階のカフェレストラン「スワン」をはじめ、5階に本格的な会席料理も味わえる「和食処みちのく」や、最上階17階に陸奥湾を一望しながら食事ができるレストラン「ル・ボワ」、大人のバー「モンターニュ」などがあります。 このホテルでの楽しみの一つは「スワン」での朝食。「あおもりBreakfast」と名付けたブッフェの朝食は、和食・洋食に地元青森の食材が加わった料理が豊富に揃います。特に、「あおもりのうまいもの」として提供されるメニューには、「ホタテの貝焼き味噌」や「けの汁」などの郷土料理をはじめ、B級グルメの「バラ焼き」、青森県民のソウルフード「イカメンチ」などが並び、好評です。朝ラーメンの「津軽煮干しラーメン」は月替わりのメニューなので、あればラッキー。もちろん、ライブキッチンでのオーダーオムレツや、青森港水揚げのマグロやイカなどの新鮮な魚介を使った刺身と青森県産長芋のとろろなどの具材を選んで自分で作る「リッチ丼」も大人気です。 ランチの営業もしていますが、併設の「デリカスワン」では、ホテルメイドのケーキやフードも販売しているので客室にテイクアウトもできます。
青森の夜景を眺めて大人の時間を楽しめるスカイバー「モンターニュ」
青森の夜景を眺めて大人の時間を楽しめるスカイバー「モンターニュ」
このホテルでのおすすめの一つが、17階のスカイバー「モンターニュ」。シックな内装の落ち着ける店内は、大人だけが時を過ごせる極上の空間。カウンター越しに青森市街と陸奥湾の夜景を眺めながら、ホテルメイドのフードをつまみに、バーテンダーオリジナルのカクテルや年代物のウイスキーなどをたしなむ。青森の夜の楽しみはここにあるのかもしれません。 月に一度行われる「ル・ボア」のワインイベント「ワインパーティー」は、テーマを変えて料理とのマリアージュが楽しめるので、その日に合わせの宿泊もおすすめです。 なお、和食処「みちのく」やレストラン「ル・ボア」など、状況により休業や営業時間が変更になりますので、事前にチェックを。

ひと際目立つ高層ホテル、ホテルを拠点に青森観光へ

街中に立つ17階建てのホテル青森は観光の拠点に格好
街なかに立つ17階建てのホテル青森は観光の拠点に格好
青森市街の真ん中あたりに立つ「ホテル青森」は、どこに出かけるにも便利な立地です。青森が生んだ著名な版画家・棟方志功の「棟方志功記念館」には歩いて15分ほど。JR青森駅周辺には、青森の夏を彩るねぶたのミュージアム「ねぶたの家 ワ・ラッセ」や、県産のスイーツやドリンクが揃った「A-FACTORY」、青森県観光物産館「アスパム」などが集まっています。少し足を延ばして、世界遺産に登録された縄文遺跡「三内丸山遺跡」までは車で約20分。 市街地をのんびり歩きながら訪ねてみるのもおすすめですが、ホテル青森前にバス停がある「観光ルートバスあおもりシャトルdeルートバス(ねぶたん号)」も便利。新青森駅、青森駅を起終点に、棟方志功記念館をはじめ、アスパムや青森県立美術館、三内丸山遺跡など、主要観光施設を巡って運行するバスなので、運行時刻表をしっかり確認して上手に利用を。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら
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