満開の吉野の桜に包まれる「あたたかみのある宿」で旅を満喫【奈良県 吉野荘 湯川屋】

奈良
満開の吉野の桜に包まれる「あたたかみのある宿」で旅を満喫【奈良県 吉野荘 湯川屋】 | JTBリモートコンシェルジュ トラベルコンサルタントのおすすめ旅
歴史を重ねた風情漂う吉野の門前宿
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公開日:2022.02.03
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更新日:2022.02.03
日本屈指の桜の名所として知られ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録された吉野山。北の玄関口・吉野ロープウェイ(吉野ケーブル)吉野山駅からゆるやかな坂道をゆっくりと7分ほど歩くと、「吉野荘 湯川屋」の玄関先に至ります。江戸末期の1848年に刊行された『芳野日記』にお宿の名が出てくる吉野山屈指の歴史ある旅館です。お宿のモットーは「あたたかみのある宿」。格式に囚われず、お泊りになるお客様を笑顔で迎えてくれるスタッフの対応に、培われた細やかな気配りが感じられ、旅の疲れがゆっくりと抜けていくようです。

吉野材の温もりと四季の風景に心なごむ客室が好評

露天風呂付特別室のスタイリッシュな和室
お宿は懸造[かけづくり]とも呼ばれる吉野独特の傾斜地を利用した吉野建ての建物で、玄関・フロントは4階フロアにあります。地元吉野材を使用した客室は、いずれも落ち着いた造りの和室で、掘りごたつのある和室など15室のみ。なかでも大浴場「吉野の湯」とともに新築された露天風呂付きの和室と和洋室は、モダンでスタイリッシュ。客室の露天風呂から眺める吉野の景色は、春の桜はもちろん、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季の魅力に溢れ、いつ訪れても素敵です。

吉野葛が生かされたやさしい味わいに懐かしさを覚える

西行鍋の小鍋を中心とした季節の会席料理(イメージ)
基本のお料理は、湯葉や鹿肉、鮎など、季節の吉野の食材を使用した山の会席料理「西行御膳」。名産の吉野葛を使用し、季節の野菜と鶏肉、独特の特製だしで作りあげた自慢の「西行鍋(R)」の小鍋が一品として付いています。西行鍋は、薬効成分のある吉野葛によるとろみの付いたつゆと、自分で擦ったゴマが合わさり、なんとも品のよいやさしい味わいです。朝食の一品として出る吉野の茶粥も、吉野の胡麻豆腐、葛のあんかけの蒸し物など、吉野本葛を使用したいろいろなお料理とともに旅の思い出のひと味になるでしょう。

インフィニティー露天風呂で吉野山の四季を満喫

大浴場「吉野の湯」の絶景露天風呂で心と身体に感動を
旅の疲れを洗い流しくれるお風呂は、2020年に新築された露天風呂付大浴場「吉野の湯」。吉野材造りの湯船を備えた温かみのある「檜[かい]の湯」と、岩材で浴場の造りを統一した「岩[がん]の湯」は毎週男女入れ替え制。吉野山の自然が一望できる絶景露天風呂は、景色と縁のない湯船の湯が一つに繋がったように感じられるインフィニティー露天風呂。条件が揃えば、秋の朝には吉野山の幻想的な雲海が、春の日中には桜満開の吉野の山々が、そして夜には吉野の夜景を眺めて開放感と旅情をたっぷりお楽しみいただけます。

吉野山をたっぷり堪能できるお宿おすすめのプラン

桜とともに吉野山のシンボルといえるのは、お宿から徒歩5分ほどの「金峯山寺」。約1300年の歴史をもつ修験道の総本山です。お宿から近いので、金峯山寺の本堂蔵王堂での朝座勤行や夕座勤行にはぜひ参列を。春と秋に催行される吉野山内宿泊者限定の「夜間拝感」もおすすめ。声明が流れる中、国宝の蔵王堂内の闇に浮かび上がる蔵王権現の姿は迫力満点。周辺には吉野水分神社、金峯神社、吉水神社などの世界遺産登録の社寺が点在し、シロヤマザクラを中心に約200種3万本の桜が次々に咲く春には、桜まつりや桜ライトアップも。お宿を起点にハイキングや森林浴にもお出掛けください。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら
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