京都の伝統や文化を客室や料理で満喫できる、駅近で和モダンの旅館【京都府 RYOKAN GINKAKU KYOTO】

京都
全館リニューアルで生まれ変わった「RYOKAN GINKAKU KYOTO」
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公開日:2024.07.23
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更新日:2024.07.23
JR京都駅の烏丸中央口から歩いてわずか約4分。初めて訪れても、夜遅い時間でも安心の好立地にある「RYOKAN GINKAKU KYOTO」は、駅近にありがちなホテルではなく落ち着きのある和風旅館。1952年創業の「旅館 銀閣」が2023年に全館リニューアルされ、京都の伝統と暮らしをモダンにアレンジした客室や季節感を大切にした京懐石など、宿泊しているだけで京都の風情が感じられる空間に生まれ変わりました。
JTB地域ナビゲーター 京都府担当 橋本 佳津美
銀閣寺の庭園「銀沙灘」をイメージした庭園を望むフロント・ロビー
また、館内は段差をなくしたバリアフリー対応。旅の疲れを癒してくれる大浴場が4つもあり日替わりで楽しめるのもうれしいポイント。浴後は屋上の「スカイオアシス昴」から京都タワーや東本願寺、京都の町並みが広がるパノラマを楽しみましょう。

全客室の趣が異なるので、好みのテーマやタイプで選ぼう

バスタブ付きのデラックス和室「蝉時雨の間」は、セミが鳴く京都の夏をイメージ
「RYOKAN GINKAKU KYOTO」ではフロアや客室ごとにテーマを設定。たとえば、3〜4階の「京逍遥 -京さんぽ-」をテーマにした客室では、「八坂の間」など室名に京都の地名や名所をつけて、八坂界隈に立ち並ぶ京町家の屋瓦の色合いや風合いを部屋に施すなど、客室ごとに名前にちなんだ空間に演出しています。大原三千院をイメージした「大原の間」や仁和寺にちなんだ「御室の間」など、客室の趣がすべて違うのは遊び心があって楽しめそうですね。
3階は京の花街の彩かを表すベンガラ色の壁に “悟りの窓” と呼ばれる丸窓が
5〜8階のテーマは、1つの季節を6つに分けて1年を24等分にした「二十四節気」。8階=春、7階=夏、6階=秋、5階=冬の四季に分けたフロアの客室は、二十四節気をさらに3等分した「七十二候」を室名にして京都の季節の移ろいが表現されています。 たとえば、京都の夏をイメージした「菖蒲の間」は、壁紙を紫色の菖蒲(あやめ)の花の色と風合いでまとめられています。もし客室選びに迷ったら訪れる季節や観光名所に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。京都の風情と客室が一体となって楽しめるかもしれませんよ。
東風に揺れる紅梅をイメージしたコンフォート和室「東風の間」
また、テーマとは別に間取りや浴室の種類によって客室が7タイプあり、人数や過ごし方で選ぶこともできます。たとえば、夫婦やカップルなら広縁付きの和室でゆったりと過ごせる「コンフォート和室」やベッドタイプの洋間「スーペリアルツイン」がぴったり。3〜4名の家族であれば、内玄関と広縁付きで和室が10~13畳の「コンフォート和室」や和室が12畳の「ワイド和室」。3世代やグループ旅行は、二間続きの和室が18畳以上で最大8名まで宿泊できる「デラックス和室」が最適です。
バスタブ付きの客室なら、ゆったりと湯に浸り疲れを癒すことも(イメージ)
ちょっと贅沢な京都旅行をしたい場合は、35~41m²のくつろぎの空間で気兼ねなく2人で過ごせる「和モダン 特別室」もおすすめ。逆に、シンプルかつリーズナブルに宿泊したい場合はバスタブの代わりにシャワーブースが付いた和室一間タイプ「スタンダード和室」、「モデレート和室」もあります。

総料理長こだわりの京懐石で、京都の四季を味わう

宿泊先を選ぶときの重要なチェックポイントが料理。どんな料理が味わえるのかで、旅の思い出はガラッと変わりますよね。「RYOKAN GINKAKU KYOTO」の食事では、カップルプランだとパティシエ特製のケーキセットをお愉しみいただけます。 夕食は夏を代表する鮎の塩焼きや秋の松茸土瓶蒸し、栗御飯など季節感を大切にした料理がしっかり思い出を彩るかもしれません。 総料理長が厳選した食材を繊細に仕上げて美しい器に盛り付けた、先付、椀物、御向、焼八寸、蒸物と続く京懐石は、香りや歯ごたえ、深みのある味わいなど五感を使いながら口にするとさらにおいしさが増してきます。素材に季節を感じながらしっかり料理を楽しみたいですね。
土鍋炊きのご飯と少量多種の惣菜でいただく朝食
朝食は土鍋で炊き上げたご飯と季節の味覚がいくつも食膳に並びます。多彩な味を少しずつ味わえるのは得した気分になり満足感も上がりますよね。しっかり食べたら、旅の1日をスタートしましょう。

旅の疲れを癒す4つの大浴場と貸切風呂を日替わりで楽しむ

“初心忘るべからず“の言葉が記された理論書「花鏡」にちなんだ、「花鏡の湯」
「RYOKAN GINKAKU KYOTO」で旅の疲れを癒したいときは、能の大成者である世阿弥(ぜあみ)が著した能楽論『風姿花伝(ふうしかでん)』をコンセプトにした、壁やタイルなどが異なる4つの大浴場でゆったりと湯浴みを満喫しましょう。 「花伝の湯」、「情花の湯」、「花鏡の湯」、「花心の湯」の大浴場は日替わりでそれぞれの湯に入れるので、夕食後や朝食の前にリフレッシュしたいですね。
のんびり湯を楽しめる貸切風呂「秘花の湯」
貸切風呂「秘花の湯」もあるので、まわりを気にすることなくたっぷりとくつろぐこともできます。入浴したい場合は、フロントで利用方法などを確認しておきましょう。 また、浴後は火照ったからだを冷ましに、屋上にある「スカイオアシス昴」へ行くのがおすすめ。京都市内は景観に配慮して高い建物が少ないので、開放的な京都の町並みが楽しめますよ。
京都市内を一望できるテラス「スカイオアシス昴」
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