力強くて落ち着きもある武家屋敷のような和を感じる客室
加賀友禅の伝統の色を配した大胆な内装デザインのツインプラス
ホテルの客室は6~15階に163室。客室コンセプトを「武家屋敷」として、2022年4月にスイートルーム10室を含む158室を全面改装し、新たに6階に5室を増室しました。質実剛健な武家屋敷のイメージから、内装デザインはどこか和を感じる力強くてモダンなデザイン。加賀友禅で使われる伝統的な臙脂・藍・黄土・草・古代紫の加賀五彩を取り入れているためか、アーティスティックでありながら落ち着ける室内になっています。
ベッドは、全室にアメリカ有数のベッドメーカー・サータ社の最新ピロートップマットレスを採用しているので、快適な寝心地と深い眠りを約束してくれます。コーヒーマシンも全室に完備。ゆったりと足を伸ばせるバスタブや、脱プラスチックを目指したバスアメニティなども好評です。
広々としたエグゼクティブスイートツインで金沢の夜を
客室タイプは、1人使用にもおすすめのダブルやデスクワークに最適な大きめデスクを完備したビジネスダブルから、客室最上階のラグジュアリースイートのキングやツインまで、10タイプ以上。
12~14階の高層階にあるツイン、各階のコーナーに1室のみの広めのキングのほか、55室あるツインプラスは災害時には受け入れ施設となってトリプルルームに変化する客室で、スタッキングベッド使用で3名まで宿泊できます。13・14階は禁煙フロアで、ここには29㎡の広々とした室内のスーペリアツインがあります。定員4名のファイミリールームは14階にあり、家族連れや女子旅に最適。同じく14階にあるエグゼクティブスイートキングとツインはバスとトイレがセパレートタイプで広さも60㎡とゆったり。客室最上階15階の広さ70㎡のクラッシックな内装のラグジュアリースイートのキングとツインは、連続したワイドな窓から、キングは金沢駅を、ツインは金沢市街の街並みを見下ろせます。車椅子で室内の移動がしやすいユニバーサルツインももちろんあります。
HIDE YAMAMOTOシェフ監修の地産地消の欧風料理を
ディナーではシックな雰囲気の中で食事が楽しめる「DINING TSUZUMI」
ホテルでの食事は1階にあるオールデイダイニングの欧州料理レストラン「DINING TSUZUMI」で。2022年7月に全面改装して生まれ変わったレストランは、昼と夜ではその趣が違うシックで格調高い内装デザインでありながら広々とした解放感溢れるレストランになりました。
店名は、金沢を訪れる人々を迎えてくれる金沢駅前に立つ鼓門に因んでいます。金沢で古くから武士だけでなく多くの庶民にも愛されてきた能楽のように、“親しみ深く、長く愛されるレストラン”を目指したい、という想いがこもっています。
このレストランのコンセプトは「素材にこだわるお料理、地産地消」。石川県内の各漁港で水揚げされる日本海の新鮮な魚介をはじめ、金沢の加賀野菜や能登のブランドミート「能登豚」など、石川県ならではの四季折々の食材を使用。「DINING TSUZUMI」では、世界各国で活躍する料理人・HIDE YAMAMOTOシェフの監修の下で、それらの食材を使って作り出される欧風料理がゆっくりと楽しめます。
プリフィクススタイルのコース・メインディッシュ(イメージ)
ランチやディナーでは、イタリアンやフレンチなどのエッセンスが加えられ洗練された味わいの料理を提供。その時のシチュエーションや好みに合わせて前菜やメインを選べるプリフィクススタイルのコースですから、食べるだけでなく、料理を選ぶ楽しみもありますね。
そして、このレストランでのおすすめはまだあります。それが、金箔が振り掛けられた豪華絢爛な「TSUZUMIバーガー」。能登豚と黒毛和牛を塊肉から叩いて作るジューシーなパティに、ピリ辛のオリジナルソース、金沢の人気ブーランジェリーのバンズに金箔が光るこだわりのホテルバーガーです。
季節の旬の素材をテーマにして、山岸パティシエが提供するアフタヌーンティー「金鼓[こんく]」もおすすめです。見た目も華やかなスイーツに加え、ホテル自慢のオードブルもミニサイズで味わえる大人のアフタヌーンティーは、それだけでも大満足。さらに、加賀棒茶のティラミスやホテル定番の季節のショートケーキなど、8号の特大ホールケーキのカットケーキもイートインできますから見逃さないでくださいね。
金沢の味を楽しみ、石川の素材を味わう和洋ブッフェが評判
多彩な料理を楽しめる朝食の和洋ブッフェ(イメージ)
「DINING TSUZUMI」で提供される朝食は、地産地消をコンセプトにした和洋40種以上の料理が並ぶ人気のブッフェです。石川県産ブランド卵「能登のめぐみ」を使った選べるメインディッシュはHIDE YAMAMOTOシェフの監修。金沢名物の車麩の煮物や加賀蓮根のきんぴら、白山堅豆腐の炒り玉子など、金沢市内や石川県内で受け継がれて来た調理法や食材を使った料理では食文化も堪能できます。石川県産ブランド米「ひゃくまん穀」のご飯と加賀味噌を使ったお味噌汁に合わせて食べれば満足度は100%。ゆっくりと堪能して下さいね。
エースJTBでは、期間限定ですがホテル朝食振替プランをご用意。このホテル和洋ブッフェを、兼六園内の「兼六亭」または近江町市場内の6店舗の指定飲食店での食事に変更できるという人気のプランです。連泊する旅行で利用すれば、思い出もさらに深まりますから、事前チェックをおすすめします。
古都・金沢の夜をゆったりと過ごす、大人の時間をここで
16階の「トップラウンジ ラズベリー」は金沢の夜景が見事。広々としたダイニングとバーテンダーとの会話が楽しめるバーカウンターがあり、洋酒やカクテルはもちろん、金時草の胡麻和えや能登豚の角煮など、お酒に合う一品も提供。2022年12月からは17~19時の時間限定で、低価格でお酒を楽しめるハッピーアワーを開催。吉田酒造や農口尚彦研究所など、大吟醸生酒や純米吟醸を中心とした地元の日本酒のラインナップもあり、ワイングラスで日本酒を楽しめるのがなんともオツでいいですね。