三重県の人気温泉地 おすすめ10選

山あいに湧く総合リゾートの温泉自然に囲まれた総合リゾート「美杉リゾート」内に湧く温泉。敷地内には「美杉リゾート・ホテルアネックス」や露天風呂付きの「ファイアバレイコテージ」といった宿泊施設がある。温泉は肌にやさしい炭酸水素塩泉が湧出し、森の大浴場に引かれている。自然や田舎の特性を活かした、ここでしか体験できない「Inaka　Tourism」も提供している。美肌泉質の火の谷温泉を満喫できる森の露天風呂や、美杉町や三重県内の旬の食材を使用した料理と共に、ゆったりとした時の中でくつろぎたい。

広大な敷地を持つ宿に湧出する温泉赤目四十八滝まで車で5分ほどの地に、平成元年(1989)に湧出した温泉で、「湯元赤目 山水園」の浴場に引かれている。甘露の湯は、泡風呂を備えた大浴場で、外には露天風呂も併設している。吉祥の湯は、スチームサウナを備えた大浴場でこちらも露天風呂付き。日替わりで男女の入れ替えも行っている。有料の貸切風呂も3つあるほか、日帰り入浴も可能だ(営業時間等は要確認)。客室は1万坪の敷地内に一般客室のほかに、離れ、シングルルームなど、色々なタイプが用意されている。

1300年の歴史を誇る自然豊かな伝説のいで湯鈴鹿山系随一の美しさを誇る御在所岳の東麓に湧き出る、養老年間(717～724)に発見された古湯。｢鹿の湯｣ともよばれ、木こりに助けられた鹿が、温泉の湧き出るくぼみを教えたとされている。大小の花こう岩が連なる三滝川の両岸に旅館やホテルが立ち並び、露天風呂に浸かりながら、山と川が織りなす自然の景観を堪能できる宿も多い。付近には特別天然記念物のニホンカモシカなどの野生動物が生息しており、運が良ければ出会えることも。また、シーズンには高山植物も見られる。入浴後には三滝川沿いの温泉街のそぞろ歩きも楽しみたい。御在所岳山頂へと向かう御在所ロープウエイの発着点にもなっている。

美肌効果が高いと評判の名湯。枕草子にも登場する日本三名泉古く万葉の時代には、湯が湧き出ていたと伝わる歴史ある温泉。平安時代には七栗[ななくり]と呼ばれており、清少納言の随筆『枕草子』に、「湯はななくりの湯、有馬の湯、玉造の湯」という記述があり、日本三名泉に数えられた温泉と言われる。かつては伊勢神宮に参拝をする際に、榊原温泉で身を清める｢湯ごり｣をしていた。肌にしっとりとなじむビロードのような柔らかい湯で、アルカリ性の泉質なので美肌効果が高く、緑豊かな丘陵地にあるため、のどかな風景のなかでゆったりとくつろげる。5軒の宿泊施設と日帰り入浴施設がある。

渓谷美を愉しめる景勝地に湧く、伊賀忍者ゆかりの美肌の湯伊賀忍者修行の里、赤目四十八滝まで歩いて5分の地にある「伊賀のかくれ宿 赤目温泉隠れの湯 対泉閣」にある自家源泉。泡風呂を備えた「上忍の湯」と、打たせ湯を備えた「くのいちの湯」の大浴場は、日替わりで男女の入替えを行っている。また、大浴場とは別に回廊を上がると、四季折々の赤目の渓谷美を感じることができる石造りの男性用露天「半蔵の湯」、木組みの梁が美しい女性用露天「かげろうの湯」があり、開放的な雰囲気に癒される。有料の貸切風呂もある(要予約)。新館こもれびの館～KOMOREBI～、別館楓韻の館～FU-IN～、本館と3つのタイプに分けられた趣のある客室があり、三重ブランド伊賀牛をはじめとした伊賀の幸を使用した料理も楽しみだ。

露天風呂から見える絶景の景色を堪能入鹿温泉は熊野古道・東紀州の観光に便利な、奥熊野の大自然に囲まれた温泉宿「入鹿温泉ホテル 瀞流荘」に引かれている温泉。ホテル内には、露天風呂、内湯、サウナ、休憩室を備える｢やすらぎの湯｣がある。露天風呂から一望できる北山川は絶景で、日頃の疲れを癒してくれる。日帰り入浴も受け付けている(営業時間等は要確認)。また、周辺には丸山千枚田、赤木城跡、瀞峡［どろきょう］、熊野古道、熊野三山の一つ熊野本宮大社、玉置神社など、観光資源が豊富なので拠点として宿泊したい。

伊勢志摩で屈指の高温の療養泉風光明媚な鳥羽湾の入口に湧く温泉で、「あわらぎの湯 浜離宮」に湧出する自家源泉の湯だ。ぬめりのある肌触りが特徴のpH8.8というアルカリ性単純温泉は、美肌効果も抜群。地下2000mから湧出する43.5℃の源泉は、伊勢志摩でも屈指の高温の療養泉といわれる。「浜離宮」の大浴場のほか、露天風呂付き客室や貸切露天風呂(有料)もある。日帰り入浴も受け付けている(営業時間等は要確認)。

風光明媚な南鳥羽に湧く海辺の温泉生浦［おうのうら］湾を望む「サン浦島 悠季の里」が保有する自家源泉の温泉。平成元年(1989)に湧出した「珠光の湯」と「新・珠光の湯」の2本の源泉は、肌にやさしいアルカリ性の泉質。この湯を引く大浴場「まろびね庵」では、大浴場の外にウッドデッキを施した陶器や檜、岩造りの露天風呂などで湯めぐりが楽しめる。有料の貸切風呂もあるほか、日帰り入浴や食事付きの日帰りプランも受け付けている(営業時間等は要確認)。姉妹館の「あじ蔵Caro Caro」の客室にも、温泉をたたえた内湯が設けられたタイプもある。

熊野灘を望む海辺の温泉。海の美しさと魚介類を堪能志摩半島南部、英虞湾西部にある、漁業とリゾートの町・志摩市浜島町の温泉地。伊勢志摩国立公園の雄大な熊野灘を望む絶景の地に立地するため、海を眺めながら夕日や日の出が堪能できる。趣向を凝らした露天風呂がある宿が多く、2本の源泉をもつ「湯元館 ニュー浜島」と別館の「花の館 椿」、浜島温泉みたびの湯を引く「プレミアリゾート夕雅 伊勢志摩」、南勢桜山温泉を湯船にたたえる「シーサイドホテル鯨望荘」の3軒の宿泊施設で、贅沢な温泉入浴が満喫できる。