石垣島のおすすめ観光スポットと過ごし方20選！透き通るビーチを満喫

川平湾は世界でも高い人気を誇る絶景スポットです。魅力の理由はなんといってもその美しい海です。 真っ白な砂浜から、グラデーションで青に変わっていく海の色はカビラブルーと呼ばれ、時間帯によって七色に変化すると言われています。グラスボートに乗って、ガラス越しに約260種といわれるサンゴの群生や魚を観察するのが定番の楽しみ方です。

川平湾から車で10分ほどの海水浴場として人気なのが底地ビーチ（すくじびーち）です。海は遠浅なので子供連れでの海水浴や浜遊びにぴったり。島の西側にあるので、夕暮れ時は水平線に沈む夕日のオレンジ色が海に映って感動的です。 夜になれば、一転して星空鑑賞スポットへ。ドライブをいったん止めて、車の中から空を見るだけでも心が浄化されることでしょう。

米原ビーチは石垣島北部にある地元民にも人気のビーチです。石垣島で最大級のビッグビーチとしても有名で、夏場は多くの人で賑わいを見せます。波打ち際からすぐのところにサンゴ礁があるため、シュノーケリングに最適。運が良ければマンタやカメなどにも出合えるかもしれません。周辺にはシャワールームやキャンプ場、グルメスポットもあるので、一日中楽しめます。

石垣島北部、久宇良集落にある穴場ビーチはその美しさと豊かな自然から映画のロケ地にもなるほど。高い透明度を誇るビーチの手付かずの自然がもたらす雄大さに息を呑むはずです。 各種アクティビティをはじめ、BBQも楽しむことができます。またその名の通り、サンセットビューも一級品。夕暮れ時の海は、記念に思わずシャッターを切りたくなります。

白保海岸の最大の特徴は巨大なサンゴ礁です。70種類以上のサンゴが生息しているとされ、世界有数のサンゴ礁の生息地として知られています。特にアオサンゴの大群落は北半球最大規模とも言われています。そのサンゴを一目見ようと、アクティビティも人気です。ダイビングやカヤックで海を体感するのはもちろん、シュノーケリングでも、鮮やかな色をしたかわいい熱帯魚に出合えることでしょう。

ANAインターコンチネンタル 石垣リゾートの目の前に広がる、真っ白な砂浜とマリンブルーの海。リゾートビーチとして人気のマエサトビーチは、ホテルの宿泊客以外でもビーチの利用ができるのはもちろんのこと、パラソルやデッキチェアなどもレンタル可能です。多数のアクティビティも楽しむことができます。たとえ海で泳げなくても、優雅な時間を過ごすことができるでしょう。

石垣島の西部に位置するフサキビーチは、フサキビーチリゾート ホテル＆ヴィラズ前に広がるビーチです。もちろんホテル宿泊者以外も利用OKです。カヤックやシュノーケリングなどのアクティビティが豊富なので、家族連れで楽しむのもいいでしょう。 ビーチには海に浮かんでいるような桟橋もあり、そこから眺めるサンセットは、見る人を 感動させます。

沖縄の海や観光スポットでマジックアワーを過ごした後は、満天の星を堪能できるスポットへ。遮るものがなにもない圧巻の星空は、まばたきするのを忘れてしまうほどの美しさを夜に描きます。

石垣島天文台は本格的な星空を見るのに最適です。最大の特徴は、九州・沖縄では最大の口径を誇る105cmの光学・赤外線反射式望遠鏡である、むりかぶし望遠鏡です。 天体観望会に参加すれば、むりかぶし望遠鏡を実際に使用して、惑星、球状星団などをくっきりと見ることができます。4D2U（4次元デジタル宇宙）シアターを活用した上映会も実施。立体的な宇宙の姿を楽しめます。

昼間は真っ青な海と空が広がる開放的な玉取崎（たまとりざき）展望台は、記念撮影にぴったりの定番観光スポットです。ハイビスカスと緑に囲まれた展望台からは、壮大なパノラマビューを一望できます。日中の雄大な自然を感じる景色から一変、夜になるにつれ静寂が展望台を包み込みます。夕日に照らされた海と空もファンタジックで、多くの人がそれを目当てに訪れます。

バンナ公園は標高230mのバンナ岳付近にある県立公園です。園内はとても広く、県内トップクラス。車で回るのがおすすめです。注目したいのは、バンナ岳山頂付近にある「エメラルドの海を見る展望台」です。石垣の青々とした海と竹富島を見渡すことができます。夜は煌々と輝く市街地の夜景と客船の明かりがロマンチック。大切な人と特別な時間を過ごすことができるでしょう。

サンゴ礁の隆起によりできた石灰石が長い年月を経て浸食された鍾乳洞は、石垣島観光の定番です。島内最大規模の石垣島鍾乳洞と、歴史を感じる伊原間サビチ鍾乳洞で神秘的な体験を。

石垣市街地から車ですぐ訪れることができるのが石垣島鍾乳洞です。全長約3.2km、島内最大規模の鍾乳洞として知られ、約660mを散策できます。 見学行程には、水の滴る水琴窟（すいきんくつ）やかわいい形をした鍾乳石といった鍾乳洞としての魅力はもちろん、幻想的なイルミネーションも施されていて神秘的です。なかなか見られない、つらら石や石筍（せきじゅん）の姿を間近に見ることができるのも希少でしょう。

石垣空港から石垣島サンセットビーチに向かうまでに立ち寄りたいのが伊原間（いばるま）サビチ鍾乳洞です。この鍾乳洞は全国的に珍しく、鍾乳洞を抜けると海に続いています。サンゴの化石群や、ナイアガラの滝のような存在感のある鍾乳石も見応え十分で、まるで冒険にでかけるようだと多くの人が訪れます。天井から滴る水滴も、鍾乳洞ならではの体験でしょう。

石垣島の魅力はビーチ、星空スポット、鍾乳洞だけではありません。全部押さえて 、石垣島の定番観光スポットを網羅しましょう。

石垣島最西端に位置する御神崎（うがんざき）は、石垣島屈指の夕景が見られるとして有名な観光スポットです。市街地からは車で30分程度。目印は真っ白い灯台です。 夕暮れ時には多くの人で賑わうその灯台から見る、西表島と鳩間島方面へ沈む夕日は言葉では言い表せないほどの絶景です。天気が良ければかすかに西表島が見えることもあります。

石垣島最北端に位置するのが平久保崎（ひらくぼざき）です。サンゴ礁と緑が美しい放牧地に囲まれたこの岬は、時間をかけてでも行くべきベストビューポイントです。 昼頃は視界いっぱいの海を、夕方には絶景の夕日を、夜には輝きを放つ星空を楽しむことができます。海は青からエメラルドグリーンへとグラデーションを見せ、晴天時には海の向こうに多良間島が見えることもあります。

吹通川（ふきどうがわ）は国の天然記念物に指定されたヒルギ（マングローブ）群落が特徴的です。生い茂るマングローブからは強い自然の息吹や、海外映画などで見たことのあるようなアドベンチャー気分を味わうことができます。アクティビティスポットとしても人気で、マングローブを楽しめるカヌーやカヤックなども体験できます。

石垣島馬広場は平久保崎のそばにある乗馬施設です。ヨナグニウマという在来和種馬を中心とした牧場ではさまざまな体験をすることができます。乗馬の経験がなくても心配はいりません。 人気No.1のアクティビティは平久保牧場からビーチまで乗馬するコースです。夏場には、海の中で馬に乗ったり、尻尾に捕まって海を泳ぐ「海馬遊び」というアクティビティも人気です。

市街地からほど近く、離島ターミナルからは車で約5分のところに位置するのがドルフィンファンタジー石垣島です。名前のごとく、かわいいイルカと貴重なふれあいができると話題のスポットです。体験プログラムはさまざま。いけすのなかでイルカと一緒に泳げるドルフィンスイムや、イルカに握手やジャンプなどの合図を出したり、エサやりが楽しめるイルカとのふれあい体験は特におすすめです。

石垣やいま村は、石垣島西部にある文化体験スポットです。赤瓦屋根の建物は、国の有形文化財にも登録されている明治・大正時代の古民家を移築したもので、昔ながらの雰囲気を味わうことができます。 体験メニューは琉球衣装体験、シーサー絵付け、サーターアンダギー作りなど、1日では体験しきれないほどの充実ぶりです。村内にはリスザルの森もあり、エサやりもできます。

宮良殿内（みやらどぅんち）は文政2（1819）年に建造された歴史的建造物で、国の重要文化財に指定されています。琉球様式の赤瓦屋根と石垣の造りが特徴的ですが、見どころはそれだけではありません。石垣内部の日本庭園も見事で、国の名勝に指定されているほど。枯山水の庭園を眺めて、ゆったりと流れる時間に身をまかせてみてはいかがでしょうか。

沖縄県には歴史を感じさせる建造物がいくつもあります。この極彩色が美しい唐人墓（とうじんばか）もその一つ。見どころはもちろん装飾。あまりの緻密さに驚くことでしょう。龍や騎士などを細部までこだわった外観は中国らしいパワフルさを感じます。

ビーチ、星空スポット、鍾乳洞やそのほか定番観光スポットなど、石垣島にはたくさんの魅力があります。車で回りやすい所がほとんどなので、いろんな体験をしてみましょう。 ※2024年2月時点の情報です。内容は変更になることがあります。