久米島のおすすめ観光スポット14選

沖縄
956 Views
公開日:2020.09.30
|
更新日:2024.08.07
沖縄諸島に属する久米島には、エメラルドグリーンの海をはじめとする壮大な自然、沖縄の歴史が残る文化財など多くの観光スポットがあります。久米島の魅力を思いきり体感できるスポットをご紹介します。

久米島で必ず行きたい観光スポット14選

東洋一美しい砂州といわれることもあるハテの浜をはじめ、見どころ満載の久米島。短い滞在でもたっぷり久米島を堪能できる定番の観光スポットをご紹介します。

ハテの浜

ハテの浜は、3つの砂浜からなる無人島の総称です。久米島から5kmほどの場所にあるので、港からグラスボートなどの船で向かいましょう。360度海に囲まれたハテの浜は、真っ白な砂浜と真っ青な海のコントラストが印象的で、旅人の間で東洋一の砂州と語られるのも納得です。ビーチは日陰がないので日焼け対策と水分補給も忘れずに。
ハテの浜の基本情報
アクセス:久米島から各種アクティビティツアーを利用(沖縄県島尻郡久米島町) 所要時間:約5時間(1日プラン)、約3時間(半日プラン)

奥武島の畳石

国の天然記念物にも指定されている畳石は、久米島の東、奥武島に位置する巨大な岩畳です。干潮時にのみ現れる五角形や六角形の岩が亀の甲羅に見えることから、「亀甲岩」とも呼ばれています。これは、約600万年前に噴出した溶岩がゆっくり冷えて岩石になるときに割れ目ができ、波で削られて平らになったものです。南北に50m、長さは250mにも及ぶ、自然が造り出した美しい風景です。干潮時に現れる石の上は濡れて滑りやすいので、足元に気をつけて畳石の上を歩いてみましょう。
畳石の基本情報
アクセス:久米島空港から車で約30分 住所:沖縄県島尻郡久米島町奥武170

イーフビーチ

イーフビーチは久米島を代表する天然のロングビーチです。長さは約2kmに及び、遠浅で波も穏やかなので、ファミリー層や観光客の方も安心して海水浴を楽しむことができます。透明度の高い浅瀬が果てしなく広がる絶景は知名度も高く、「日本の渚・百選」中央委員会によって選定された「日本の渚百選」にも選ばれています。 ビーチ周辺にはホテルやダイビングショップが立ち並び、施設が充実しています。干潮時にはかなり浅瀬になるので、満潮・干潮時刻をチェックしてから訪れましょう。
イーフビーチの基本情報
アクセス:久米島空港から車で約20分 住所:沖縄県島尻郡久米島町謝名堂

久米島ウミガメ館

久米島ウミガメ館は、泳ぐウミガメの姿を見ながら、ウミガメの生態を学ぶことができる観光施設です。絶滅の危機にあるウミガメの現状をパネルや映像でわかりやすく紹介しているので、子供から大人まで楽しみながらウミガメについて学ぶことができます。メインとなる大水槽ではアオウミガメ、アカウミガメ、タイマイを見ることでき、ウミガメのほかに、久米島に生息する貝類の展示などもあるので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
久米島ウミガメ館の基本情報
アクセス:久米島空港から車で約20分 住所:沖縄県島尻郡久米島町奥武170 営業時間:9:00〜17:00(最終入館16:00) 入館料:大人300円、小・中学生200円 定休日:火曜(祝祭日の場合は開館)

宇根の大ソテツ

琉球列島一といわれる大きさを誇る宇根の大ソテツ。ソテツとは宮崎県から沖縄の島々、中国にかけて分布し、庭木や街路樹としても親しまれている植物です。通常は2mほどの高さに成長するといわれていますが、宇根の喜久村家には6mと4mのソテツがあり、200を超える枝の迫力はまさに圧巻です。 徹底的な保護と管理が行き届いたこの大ソテツの樹齢は250〜300年といわれていますが、正確な情報は地元の専門家にもわからないのだそうです。
宇根の大ソテツの基本情報
アクセス:久米島空港から車で約20分 住所:沖縄県島尻郡久米島町宇根5 入場料:大人150円、子ども100円

真謝のチュラ福木

久米島の真謝集落に、防風・防火のために昔から植えられているフクギ並木です。県道の真ん中に40mにわたり続くフクギ並木は樹齢200年以上ともいわれ、沖縄の天然記念物にも指定されました。道路拡張のため大部分が削られてしまいましたが、その一部は残されています。チュラとは美しいという意味の沖縄の方言です。フクギの樹皮は久米島紬や紅型の染料としても使用されています。
真謝のチュラフクギの基本情報
アクセス:久米島空港から車で約25分 住所:沖縄県島尻郡久米島町真謝

久米島紬の里ユイマール館

久米島の伝統工芸品である久米島紬の魅力を学べる資料館です。15世紀から続く久米島紬の歴史や作業工程などの展示を行っています。ここでしか取り扱っていない反物や沖縄の催事ごとで着用されるかりゆしウェア、名刺入れなどの加工品の販売も行っているので、旅の記念に購入してみるのもおすすめです。機織りや染物体験ができるほか、作業の様子も見学できるなど、子供から大人まで楽しめる体験型テーマパークです。
久米島紬の里ユイマール館の基本情報
アクセス:久米島空港から車で約23分 住所:沖縄県島尻郡久米島町真謝1878-1 営業時間:9:00〜17:00(最終受付16:30) 定休日:年末年始、旧1月16日 、6月23日、旧盆、久米島町産業まつりの日 入場料:大人200円、小中学生100円

熱帯魚の家

熱帯魚の家は、カラフルな熱帯魚やサンゴ礁を、海に入らず眺めることのできる人気の観光スポットです。家と言っても施設などではなく、サンゴが隆起してできた岩場の潮溜まりから、海の中をのぞくことができる、いわば天然の水族館です。 人馴れしている魚が多く、たくさんの魚を間近で観察することができます。岩場はゴツゴツして滑りやすいため、リーフブーツや滑りにくい靴で訪れるのがおすすめです。
熱帯魚の家の基本情報
アクセス:久米島空港より車で約23分 住所:沖縄県島尻郡久米島町比屋定

おばけ坂

島の西部に位置し、久米島でも有名なミステリースポット。一見、怖そうな名称ですが、ここはちょっと不思議な体験ができる、怖くないおばけ坂なのです。ただの坂道に見えますが、目の錯覚によって上り坂が下り坂に、下り坂が上り坂に見えるという面白スポット。訪れた際には未開封の缶ジュースやタイヤホイール等を転がして、確かめてみてください。
おばけ坂の基本情報
アクセス:久米島空港から車で約10分 住所:沖縄県島尻郡久米島町具志川

上江洲家

国の重要文化財にも指定されている、現存する沖縄最古の民家です。上江洲家は代々、地頭代を務めた旧家。久米島の伝統文化でもある紬の製法を住民に普及させたことでも知られています。 琉球石灰石の立派な石垣とフクギに囲まれた屋敷は、1750年頃に建てられたものです。青空に美しく映える赤瓦の屋根、ヒンプンと呼ばれる目隠しと魔除けの意味を持つ石塀、井戸からは当時の面影が感じられます。ぜひ訪れて久米島の歴史を感じてみましょう。
上江洲家の基本情報
アクセス:久米島空港から車で約10分 住所:沖縄県島尻郡久米島町西銘816 営業時間:9:00〜18:00 定休日:不定休 入場料:高校生以上300円、中学生200円、小学生100円

シンリ浜

シンリ浜は久米島空港から車で約3分というアクセス抜群のビーチです。遠浅のため、干潮時は沖合い1kmまで膝下ほどの水深しかなく、子どもから大人まで安全に海遊びを楽しむことができます。ビーチの端には滑走路があり、間近で飛行機の離着陸を見ることができるのも魅力のひとつ。また、島の西側に位置するのでサンセットが美しいビーチとしても有名です。夕日を眺めながら海水浴をしてみるのもおすすめです。
シンリ浜の基本情報
アクセス:久米島空港から車で約3分 住所:沖縄県島尻郡久米島町大原

宇江城城跡

宇江城城跡は、久米島はもちろん、沖縄のグスクのうち、最も高い標高約310mの宇江城岳の山頂に築かれた城跡です。頂上からは360度遮るものがないので、久米島のすばらしい眺望を眺めることができ、晴れた日には沖縄本島まで望めます。久米島のマチュピチュともいわれる宇江城城跡は、2009年に国の史跡に指定されています。昔の政治・軍事の様子を知ることができる貴重な城跡に足を運んでみましょう。
宇江城城跡の基本情報
アクセス:久米島空港より車で約30分 住所:沖縄県島尻郡久米島町宇江城2063

比屋定バンタ

バンタとは、沖縄の方言で絶壁という意味で、その名の通り、海抜200mの断崖絶壁から絶景を楽しむことができる比屋定バンタは久米島で有名な景勝地です。崖下には沖縄ならではの美しい海が広がり、遠くには水平線、運がよければ粟国(あぐに)島・渡名喜(となき)島、慶良間(けらま)諸島まで眺めることができます。売店やトイレなどもあるので、ドライブの休憩にもぴったりのスポットです。
比屋定バンタの基本情報
アクセス:久米島空港から車で約16分 住所:沖縄県島尻郡久米島町比屋定

ミーフガー

ミーフガーは「女岩」という意味を持つ方言で、自然によって造られた巨大な穴が空いている奇岩であることからこう呼ばれ、古くから“女性のシンボル”と言い伝えられてきました。拝むと子宝のご利益があるとされ、多くの夫婦やカップルが訪れる久米島のパワースポットです。岩の向こう側には海が見えます。また、島の南側には「男岩」とされるガラサー山もあります。
ミーフガーの基本情報
アクセス:久米島空港から車で約10分 住所:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠

2.久米島へのアクセスをチェック!

久米島に向かう交通手段は飛行機とフェリーの2種類があります。スケジュールや予算に合わせて、最適な手段で久米島に向かいましょう。 飛行機を使う場合 まずは那覇へ。那覇空港から久米島空港までは35分ほどです。便数も多く、時間を調整しやすいので便利です。 フェリーを使う場合 那覇から出発します。泊港から久米島の兼城(かねぐすく)港へは片道3時間〜3時間30分ほどかかりますが、船旅を楽しめるのが魅力です。往復でかかる料金は大人6,500円ほどなので、交通費を抑えたい人にはおすすめです。 また、7〜8月の期間限定にはなりますが、久米島空港へは羽田空港からの直行便も出ています。約2時間半で久米島に到着できるので、めいっぱい観光を楽しむことができます。乗り継ぎなどの手間を省きたい人はぜひ利用してみてください。夏休みシーズンで、特に需要が高まるため、早めに予約をしましょう。

3.まとめ

沖縄ならではの雄大な自然によって作られた風景が多く残り、那覇からも約35分とアクセスしやすい久米島。観光スポットが多くあるので、しっかり下調べをして訪れましょう。 ※2024年8月時点の情報です。内容は変更になることがあります。
記事一覧へ戻る
沖縄の新着記事
国内の新着記事
すべての記事から探す
記事一覧へ戻る