品格と安らぎを感じる老舗のお宿でホテルライフを楽しむ
客室から旧琵琶湖ホテル本館の立つ柳が崎が眺められる
創業は昭和初めの1934年。大津市柳が崎に建てられた桃山風破風造のホテルは、昭和天皇をはじめ、当時の各界の著名人にも愛された昭和モダンな国際観光ホテルだったそうです。その旧琵琶湖ホテル本館(現・びわ湖大津館)は、今でも柳が崎に残っていて、経済産業省の「近代産業遺産群」の一つに認定されています。
現在のホテルは、地上12階の宿泊棟と4階の宴会棟の2つの棟から成りますが、館内には、旧ホテルの美術品や風雅な施設名が引き継がれ、洗練された空間にどこか品格と落ち着き、安らぎを感じさせてくれます。
全室レイクビューのハイグレードな客室で憩う
琵琶湖の湖岸にあるだけに、175室ある客室は全室レイクビュー。4階の大浴場や屋上にあたるルーフトップテラスからの琵琶湖の景観は抜群。びわ湖花噴水はもちろん、天気のいい日は琵琶湖大橋や比叡山、伊吹山までを眺めることができますよ。
宿泊の決め手となる客室は、窓に向かってベッドが置かれたツインが人気の5・6階の「スーペリアフロア Natura[ナチュラ]」をはじめ、7~10階の「デラックスフロア Lumina[ルミナ]」、11階の「ラグジュアリーフロア Aqua[アクア]」など、特徴のある客室を揃えていて、どの客室にも泊りたくなります。なかでも4階の限定4室の「プレミア・ラグジュアリーフロアVista」は、なんと全室が室内の向こうに湖を望めるビューバス付き。最上階12階の広さ100平方mのロイヤルスイートは琵琶湖を独り占めしたような気分になる客室です。
琵琶湖を眺めて開放感満点、瑠璃温泉で身体も心もゆったり気分
客室は全バス付ですが、ぜひ4階の大浴場「瑠璃温泉 るりの湯」へ。自家源泉の瑠璃温泉が内湯の湯船や露天風呂にたっぷりと注がれて、サラッとした単純温泉が肌にとてもなじみます。朝夕の刻々と変化する琵琶湖の景観を楽しみながら入る温泉は、また格別ですね。日帰り客室プランもあるので観光の途中に立ち寄るのもおすすめです。
フルオーダー制のビュッフェスは満足感も半端なし
彩りも豊かな「ザ・ガーデン」の料理の一部(イメージ)
食事は、フルオーダー制のビュッフェスタイルが評判の「レストラン ザ・ガーデン」をはじめ、日本料理、鉄板焼、洋食、鮨などが揃っています。地元の食材をふんだんに使った料理が自慢です。イタリアンダイニング「ベルラーゴ」ではイタリア出身のシェフが窯で焼き上げるアツアツのピッツァや自家製パスタなどの本格的なイタリア料理もとてもおいしくおすすめです。
ホテルには、チャペルやプールなどの施設もあるので、結婚式や夏のリゾートにも利用したいホテルです。すぐそばの大津港からは、琵琶湖を遊覧するミシガンクルーズが出航するので、観光のプランの一つに加えてみるのもよいのではないでしょうか。
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