秀吉ゆかりの城下町、琵琶湖の幸や夕景を堪能できる温泉宿【滋賀県 浜湖月】

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秀吉ゆかりの城下町、琵琶湖の幸や夕景を堪能できる温泉宿【滋賀県 浜湖月】
趣のある琵琶湖そばのお宿でゆっくりと
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公開日:2022.09.21
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更新日:2022.09.21
羽柴秀吉(後の豊臣秀吉)が初めて城を持ち、開いた城下町、長浜。江戸時代には大通寺の門前町、北国街道の宿場としても栄えました。現在は当時の町並みを活かした黒壁スクエアや現存する日本最古の駅舎・旧長浜駅舎、国の名勝庭園をもつ慶雲館など、ノスタルジックな町並みが残ります。市街周辺には、浅井長政の居城であった小谷城跡、姉川の合戦跡など、戦国時代の足跡もあちこちに。長浜港からは琵琶湖に浮かぶ竹生島へ遊覧船が発着。湖岸では水鳥や冬には渡り鳥の姿も見られ、「日本の夕日百選」の一つにも選ばれた豊公園からの琵琶湖の景色もまた格別です。 そんな長浜市街の湖岸沿い、秀吉が築城した長浜城跡を整備した豊公園の北側に位置する和風料亭旅館が「浜湖月」です。JR長浜駅から徒歩10分ほど。明治時代に料亭「湖月」として営業を始めたという歴史をもつお宿は全8室の上質で隠れ家的な存在です。長浜城跡内に湧く長浜太閤温泉を引く温泉宿でもあります。客室から眺める琵琶湖の情景、心尽くしの郷土の味、きめ細やかな小さな心配りがうれしいお宿です。

琵琶湖の夕日を眺める贅沢をお部屋から、テラスの露天風呂から

和室と和ベットルームを備えた露天風呂付和室
和室と和ベットルームを備えた露天風呂付和室
お部屋は2・3階に合わせて8室。お部屋はすべて琵琶湖を眺める温泉露天風呂付きです。2階に10畳の和室、3階には12畳の和室と次の間6畳にベッドを備えたお部屋。どのお部屋も信楽焼の露天風呂が付いていて長浜太閤温泉が楽しめます。お部屋からは、たくさんの野鳥や冬の渡り鳥が遊ぶ湖岸の風景をはじめ、遠く琵琶湖の対岸に比良山系の山々、そして、琵琶湖に沈む夕日が眺められ最高です。早目にチェックインをして、お部屋のテラスや、テラスの露天風呂に入りながら沈み行く夕日の情景をとっぷりと楽しむのをおすすめします。

琵琶湖や湖国・長浜の四季折々の味をゆっくりと楽しむ

近江牛一品付月替わり京風会席料理(イメージ)
近江牛一品付月替わり京風会席料理(イメージ)
和風料亭旅館というだけに、郷土料理、近江牛料理、鉄板焼などのプランからお好みの料理プランがチョイスできます。お食事は鉄板ダイニング「さざなみ」や個室で。食材は、琵琶湖だけに生息しているビワマスやニゴロブナなどの湖魚をはじめ、特産の近江牛や鴨など、地元の食材を季節に応じて使用。吟味した各素材の風味を活かした料理は京風会席や鉄板会席、近江牛にこだわった近江牛会席、牛しゃぶしゃぶ鍋などで。11月中旬~3月頃には冬の味覚の鴨料理を。特製の割下を使う長浜の伝統の味の鴨すき鍋に、うなぎ鍋、ふぐ鍋、ちゃんこ鍋などの鍋料理も揃います。長浜はかつて若狭から京都へと鯖が運ばれた鯖街道の宿場でもあり、鯖の棒寿司やなれ寿司、焼さば素麺などの郷土料理が食膳に上ることもあります。ニゴロブナを使った熟れ鮨(鮓)の滋賀県の名産「鮒寿司」など、日本の食文化の伝統を受け継いだ料理も味わえます。

秀吉ゆかりの地に湧く温泉を、歴史と琵琶湖の景観とともに堪能

長浜太閤温泉を引く男性用「湖月の湯」
長浜太閤温泉を引く男性用「湖月の湯」
お部屋のお風呂も温泉露天風呂ですが、2階には男女別の大浴場もあります。もちろん大浴場からも琵琶湖が一望!長浜太閤温泉の温泉名は、豊臣秀吉ゆかりの長浜城跡を整備した豊公園から湧き出ることから。鉄分を含んだ温泉は、湧出時は無色透明ですが時間が経つと茶褐色になり、湯冷めしにくいのが特徴です。内湯外のテラスにある露天風呂は信楽焼の陶器製。温泉に浸かりながら、四季の風情を感じて眺めるびわ湖の夕景は本当に素敵。屋内・屋外の両方に湯船がある貸切風呂もどうぞ。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら
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