きめ細やかで温かみのあるおもてなしが好評の宿で秋を味わう【滋賀県 びわ湖花街道】

滋賀
きめ細やかで温かみのあるおもてなしが好評の宿で秋を味わう【滋賀県 びわ湖花街道】 | JTBリモートコンシェルジュ トラベルコンサルタントのおすすめ旅
琵琶湖を眺めて立つ寛ぎの温泉宿
11 Views
公開日:2021.11.07
|
更新日:2021.11.07
私がおすすめする秋の味覚を堪能できる滋賀県の宿泊施設は、おごと(雄琴)温泉にある「びわこ花街道」です。秋の果実や野菜、キノコ類も数多く収穫できる滋賀県ですが、おすすめしたいのは、何といっても新米の「近江米」です。琵琶湖から田んぼに流れ込む川の水で作られたお米は、甘味と粘り気の加減が絶妙で、全国から高い評価を得ています。江戸時代に京都の御所へ献上していたのは近江米だったとされており、年貢米として納めても、京都の胃袋だけで消費してしまい、近江米が京都を出ることがなかったほど大変人気があったようです。その「近江米」の新米を、地産地消の彩り豊かな会席とともに味わえる宿がこの宿です。

近江野菜と琵琶湖の魚、地産地消の料理が評判

近江の素材を散りばめた月替わりの献立(イメージ)
「料理のおいしい旅館」と評判の宿の食事は、「はしり、旬、名残」の食材にこだわった月替わりの会席料理。食事処「花味座(はなみくら)」や個室形式の街道料亭「花遊膳」でゆっくりと味わえます。 食材は、9月以降の新米の近江米をはじめ、ビワマスやモロコ、フナ、鯉などの琵琶湖の湖[うみ]の幸と、日野菜や北之庄菜、伊吹大根など、滋賀の限定地域で生産されている伝統野菜、滋賀の牧場で育てた「近江牛」など、地元の生産者が生産した素材は、どれも味わい深いものばかり。「おうみの名工」である中川調理長が手掛ける料理は、鮒ずしやモロコ・若鮎の佃煮などの近江の郷土料理も取り入れた、目でも舌でも楽しめる料理で、大満足すること請け合いです。 さらに、このお宿は、日本食品衛生協会の「食の安心・安全・五つ星事業」の五つ星取得店に認定されているので、この点でも安心ですね。

旅情を感じる琵琶湖の眺め、全室レイクビューがうれしい宿

広々とした温泉露天風呂付特別室がおすすめ
琵琶湖南部の西岸に近代的な宿が点在するおごと温泉。高台に立つこの宿は、43室全室から琵琶湖を眺めることができます。大津港や琵琶湖大橋も一望。落ち着きのある和室をメインにモダンな洋室も用意。6階建て客室棟の5階は、特別室、和洋室など、温泉露天風呂付きの4室だけのプレミアムフロアです。 「中川木工芸」の作品を調度品として用いた中川木工芸コンセプトルームの洋室や、12.5畳の和室とベッドルーム、リビングスペースの広々とした特別室など、優雅なステイができる客室が揃っています。琵琶湖の風景や大津の夜景、朝日を眺めながら入る温泉露天風呂は、爽快な開放感に感動すること間違いなしです。

比叡山延暦寺の開祖最澄ゆかりの温泉にとっぷりと身を浸す贅沢

湯船の中の木台でリラックスできる「ばんからの湯」の内湯
別棟にある浴場は、露天風呂付きの大浴場「ばんからの湯」と「はいからの湯」のほかに、貸切露天風呂「び~どろの湯」があります。温泉は、比叡山延暦寺の開祖最澄が開湯したというおごと温泉。無色透明の単純温泉で、肌がスベスベになる美肌の湯ですよ。 大浴場の内湯の湯船は香りのよい檜造り。「ばんからの湯」の湯船中央に置かれた木台は、頭を乗せて体を伸ばせばリラックス度がアップするという工夫。岩組の風情ある露天風呂もそれぞれに気持ちがよく、男女入れ替え制なのでぜひ両方の大浴場を楽しんでください。
---------------------------------------------- ※記事内容には投稿者の感性や主観が含まれます。おすすめする内容や好みには個人差がありますので何卒ご容赦ください。 ※記事内の情報は投稿日またはそれ以前の取材時や草稿時のものです。事後の経年変化は記事には反映できておりません。また、時期により感染症・天災等で一時的に営業状況等が変更されている場合もあります。お出かけの際は地域や施設のホームページ等で最新情報をご確認ください。
記事一覧へ戻る
国内の新着記事
すべての記事から探す
記事一覧へ戻る