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宮城県 登米

渡り鳥たちの越冬地「伊豆沼・内沼」に広がる絶景

  • 写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

    写真提供:宮城県観光プロモーション推進室

概要・エピソード

夏には一面のハスが咲き乱れ、冬になると渡り鳥たちが越冬のために訪れる、東北最大の低地湖沼。それが「伊豆沼・内沼」です。多彩な鳥が訪れるこの地では、国内で確認された鳥類の約4割にあたる、200種類以上の鳥たちが確認されているといいます。中でもマガンは、宮城県の県鳥に指定されているほどこの地と縁の深い鳥。そしてこの地で秋から冬にかけて見られる絶景が、マガンの群れが日の出と共に飛び立つ朝の「飛び立ち」と、夕暮れ時にV字に連なってねぐらに帰る「ねぐら入り」です。藍色の夜空に差し込む金色の光を背景に、一斉に飛び立つマガンの羽ばたき音と鳴き声は「残したい日本の音風景100選」にも選ばれています。また、夕暮れ時に沼に帰ってきたマガンがまるで落ちるように急降下していく様子は「落雁」と呼ばれ、秋の季語になっています。

見所・お勧めポイント

空を覆うほどたくさんの渡り鳥が一斉に行動する朝夕の「飛び立ち」と「ねぐら入り」は、彼等がこの地で越冬する時期だけに見られる景色です。日の出の30分ほど前から「飛び立ち」は始まるので、早起きをして、すがすがしい冬の夜明けを鳥たちとともに迎えてみてはいかがでしょうか。

背景

県内北部にある伊豆沼・内沼は、栗原市と登米市のちょうど境目にあります。面積は伊豆沼は369ヘクタール、内沼が122ヘクタール。降雪量が少なく、周囲に田んぼなどの餌場も多く、湖沼自体も水深平均80cmと浅く、冬でも水面が凍らないことなど、渡り鳥にとって暮らしやすい環境が整っています。その結果、国内最大級の渡り鳥の越冬地として鳥たちが集まる場所になりました。毎年マガンの他にもオオハクチョウやコハクチョウなどが合計10万羽以上やってくるこの地は、渡り鳥の越冬地としてラムサール条約に登録されています。

ご案内とご注意

※本サイトに掲載した感動の瞬間(とき)は、天気や自然の条件によりご覧頂けない場合がございます。

見ごろの時期・時間

時期:
10月中旬~2月上旬
時間:
日の出、日の入り
天気:
晴れ
  • 春
  • 夏
  • 秋
  • 冬
  • 太陽・月星
  • 海・湖・川・滝
  • 山・森・野・里
  • 建物・景観
  • 動物・植物
  • 文化・伝統
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住所

宮城県栗原市若柳上畑岡敷味17-2
※「宮城県伊豆沼・内沼サンクチュアリーセンター」無料駐車場に駐車して見るのがおすすめです。

アクセス方法

電車:JRくりこま高原駅から車で約10分

車:東北自動車道築館ICから車で約15分

お問合せ先

栗原市 商工観光部 田園観光課 0228-22-1151
一般社団法人 栗原市観光物産協会 0228-25-4166

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