Instagram映えが決め手!?台湾・台中市、人気急上昇の秘密に迫る!
8月、台中市の人口が高雄市を抜き2位になったと発表になりました。また、Instagram上で話題になるなど、日本でも注目を集めており、JTBのオプショナルツアー(マイバス)のコースの中でも台中コースは大人気です。
人気の理由はフォトジェニック...?今回の現地レポートでは、日本・台湾双方から注目を集める理由を探ります!
日本人が開いた?1番人気「宮原眼科」
台中といえばやはりここでしょうか。宮原眼科は、日本統治時代1927年に日本人医師・宮原武熊が開いたとされる眼科をリノベーションして作られたスイーツ店です。レトロ建築・レンガ造りの建物と洗練された雰囲気の店内、そしてスイーツの数々、シャッターチャンスが次々とやってきて、カメラが一つでは足りないくらいです!パイナップルケーキやチーズケーキが有名な菓子店・日出がプロデュースしていて、送って喜ばれる可愛くて美味しいお土産が手に入ります。台中のお土産なら、間違いなしです!
そして必ず食べていただきたいのは1階”宮原冰淇淋”のアイスクリームです。台湾産にこだわったアイスと沢山の選択肢から選べるトッピングで、自分の好みにぴったりな絶品アイスリームを楽しむことができます。長い行列にはご覚悟の上、時間に余裕を持って訪れてくださいね。
絶対インスタに載せたい!彩り溢れる小さな村「彩虹眷村」
最近、雑誌やネットでよく取り上げられ、台中の新たなシンボルとなりつつある彩虹眷村。色彩豊かなこの家はフォトジェニックそのものです。ここは元々、香港出身の黄さんが自分の家をペンキで塗り始めて出来たもの、その理由はなんと「退屈だったから」だそう!それだけの理由で描かれたとはとても思えない程、家の外壁・塀・通路・庭、そして隣の公園まで完璧な仕上がりで、まさに一つの村になっています。敷地内には彩虹眷村関連グッズも販売していて、そこでは黄さんにも会えるかも?
見学と写真撮影を楽しんだ後は、隣の公園のベンチで一息つくのも至極の時間です。台湾高速鉄道(台湾新幹線)の台中駅からは路線バスでもアクセス可能、台中に着いたら最初に訪れてみるのも良いですね。
高さは約33メートル!金色の大仏様が微笑む「寶覺寺」
台湾鉄道・台中駅より車で10分程度走ると、金色の大仏様が見えてきます。なんと高さは33m、穏やかな表情で台中を見守る大仏様がいらっしゃるのは、1928年建立の仏教寺院、寶覺寺です。
大仏様の中は民俗文物館になっていて、おへその部分から外を見ることができます。また、寶覺寺では戦前に台中周辺で亡くなった日本人約1万4,000人のお墓もあり、日本人観光客にぜひ訪れていただきたいスポットの一つです。
ますます快適な台中旅行を!日本技術の移転により台中MRT開通予定
台北や高雄では既に市民の足として大活躍のMRT、台中でも2020年導入に向けて準備が進められています。8月21日には初の線路での走行試験が成功し、来年には試運転が開始予定と、着々と導入へ近づいていますが、実は台中MRT、日本の技術移転や車両の輸入により作られています。MRTの完成で、より快適に観光いただける地域になります。日本の技術で台中の方々や観光客の役に立てるとは嬉しいことで、ぜひ乗車したいですね!
古きを大切に守りつつ、人々の工夫によって鮮やかに彩られた、歴史とアートが共存する”台中”。お気に入りの写真をたくさん撮ることができます。次回の台湾旅行はフォトジェニックな台中旅をぜひご検討ください!