高知城下で歴史探訪と天然温泉を堪能【高知県 高知城下の天然温泉三翠園】

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高知城下で歴史探訪と天然温泉を堪能【高知県 高知城下の天然温泉三翠園】 | JTBリモートコンシェルジュ トラベルコンサルタントのおすすめ旅
土佐藩主山内家下屋敷跡に立つ1924年創業の老舗宿
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公開日:2022.07.16
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更新日:2022.07.16
今からおよそ400年前、土佐藩初代藩主・山内一豊によって築城された高知城は、天守をはじめ本丸の建造物がすべて現存する唯一のお城で、国の重要文化財に指定されています。 そんな高知城の御城下にたたずむ「高知城下の天然温泉三翠園」は、十五代土佐藩主・山内容堂公の下屋敷跡に立つ歴史と風格を感じさせる宿。約3000坪という敷地には、大門や幕末に建てられた国指定重要文化財の「旧山内家下屋敷長屋」が今も残り、幕末好き、歴史好きにはたまりません。街中にありながら、ゆったりとした時間が流れているのは、さすがはお殿様のお屋敷があったところ、と感心してしまいます。 高知城や高知城歴史博物館、ひろめ市場や日曜市も徒歩圏内という、高知市内観光にはうってつけのお宿です。

2020年には新館もオープン。多彩な客室でくつろぎの時を

庭園に面した和室で過ごす至福のひととき
鏡川のそばに佇む日本庭園の美しいお宿は、2021年に全面改装が終了した本館「翠峰館」と南側の「翠松館」、2020年新築の新館「翠玉館」の3棟の客室棟が立ち並びます。客室数は計127室。和室、和モダンツイン、洋室ツイン、特別室などから選べ、フルフラットで車椅子でも快適なハンディキャップルームも。新しい和モダンツインのお部屋もすてきですが、家族連れやグループでゆったり過ごしたいなら和室がおすすめ。庭園に面したお部屋もありますので、ぜひ。広大な敷地に温泉館と合わせて4つの建物があるので、赤ちゃん連れの方はベビーカーのまま館内を移動されるのがいいでしょう。

高知城下唯一の良質の天然温泉です

温泉をゆっくり楽しめる女湯「千代の湯」の露天風呂
旅の疲れを癒やしてくれるのは鏡川のほとりに湧出する天然温泉を引いた「湯殿 水哉閣[すいさいかく]」のお風呂。温泉の泉質はナトリウム塩化物泉。男湯「一豊の湯」と女湯「千代の湯」があり、いずれもサウナ・露天風呂付の本格的な温泉施設で、筆山[ひつざん]を望む絶好のロケーションです。お風呂上りにはゆず茶のサービスが。甘ずっぱいこのお茶が私は大好きなんです。高知県はゆずの名産地。ぜひお試しください。

太平洋の恵みと、山、川の幸、高知の食の豊かさを知る

高知といえば豪華な皿鉢料理(イメージ)
地元でとれた山、川、海の恵みを土佐の匠に認定された料理長が厳選。高知の食材を盛り込み、旬の素材を生かしたお料理をお出しします。オプションでは、四万十川エビの唐揚げやウツボのたたきなどの珍しいお料理も。まさに土佐でしか味わえないものですので、土佐の地酒とともにマリアージュはいかがでしょうか。 高知の名物料理といえば、豪快な皿鉢[さわち]料理。一尺三寸(約39cm)の大皿に、カツオをはじめとする海の幸や、山の幸が贅沢に盛り付けられるもので、冠婚葬祭やお祝い事などでお客様をもてなす際に作られたハレのお料理です。土佐伝統の一本釣りで釣りあげたカツオを使用した土佐皿鉢付会席がついたプランもありますので、ぜひご利用ください。

庭園も一見の価値あり、歴史に思いを馳せてみましょう

土佐藩主山内氏の下屋敷があったところだけあって、お庭も素晴らしいので、ぜひゆっくりと散策してみてください。推定樹齢600年というムクの木など歴史を感じさせる木々が美しく手入れされています。江戸末期、薩摩藩の使者として西郷隆盛が、土佐藩主・山内容堂と会った物見亭もここにあったそうです。 敷地内には国指定重要文化財の旧山内家下屋敷長屋があり、幕末から明治時代の家具や民具などが展示されています。 ▶宿の基本情報・アクセス・地図はこちら
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