夏休みの家族旅行ならタイのバンコクがおすすめ
夏休みには、家族でプーケットやパタヤなどのビーチでゆったり過ごす方も多いことでしょう。リゾートへの中継地として、バンコクに立ち寄ることも少なくないと思いますが、今年の旅では、バンコク滞在をさらに子どもたちと楽しんでみてはどうでしょう。ファミリー旅行ではあまり選択肢に上がらない喧騒の街ですが、実は子どもも大人も大満足のスポットがいろいろあるのです。そんな“ファミリーに優しいバンコク”を、JTB現地スタッフがご案内しましょう。
ショッピングモール「サイアム・パラゴン」地下階に本格的な水族館が！
ファミリーに優しいアトラクション満載
「大人が楽しむ街」というイメージがあるバンコクは、実はファミリーにも優しい街。遊ぶにも滞在するにも、家族連れが大満足のポイントがいろいろあるのです。
簡単に紹介しましょう。
アトラクション充実のショッピングモール
この十数年でバンコクは、本当にさまざまなサービスが充実してきました。旅行者にも使いやすい公共交通機関が充実して、その駅沿いには多彩なショッピングモールが展開。それに併設する形で、いろいろなアトラクションがオープンしているのです。
子ども向けアトラクションとして一番人気が高いのが、「サイアム・オーシャン・ワールド SIAM OCEAN WORLD」。400種3万匹以上の海洋生物を見られる本格的な水族館で、高架鉄道BTSのサイアム駅すぐにあるショッピングモール「サイアム・パラゴン」の地下にあります。
サイアム・パラゴン5階には、バンコク版の「キッザニア」もあります。残念ながら日本語ではありませんが、英語で対応してくれます。日本とは少し違う企業なども入っていて、なかなか楽しめます。サイアム・パラゴンは、バンコクの中心地にあり、アクセスも便利なため、家族連れに大人気のスポットです。
BTSチットロム駅徒歩5分にある「セントラル・ワールド」には、アイススケート場「ザ・リンクTHE RINK」がありますし、BTSエカマイ駅にある「エカマイ・ゲートウェイ」内には、人工雪のアトラクションを楽しめる「スノータウン」もあります。
たいていのショッピングモールには、子どもが楽しめるゲームやアトラクションがありますので、どこに行くか迷ったら、まずは近くのショッピングモールに入ってみるのもいいでしょう。
乗り物は子どもが喜ぶこと間違いなし！
子どもは電車や車など乗り物が本当に好きですが、バンコクほど様々な乗り物を体験できる街はそうそうありません。
中でもいかにもタイらしいものの1つが、エレファントライディング（象乗り）ではないでしょうか。
バンコク中心地では、あまり体験できませんが、車で2時間ほどにあるアユタヤでは、アユタヤ王朝の遺跡を見学して、象乗り体験もできるツアーがたくさんあります。
また、公共交通機関もいろいろと楽しめます。旅行者の足として便利なBTS、地下鉄はもちろんですが、こちらもいかにもタイっぽいのが「トゥクトゥク」。原付のバイクに屋根と後部座席をつけた手軽な乗り物ですが、これは日本ではまず見られません。
乗車料金の交渉や安全性などに不安がある場合には、ホテルで予約できるトゥクトゥクを利用するのもいいでしょう。トゥクトゥクで市内を行く体験、子どもたちは大喜びですよ！
ほかではあまり体験できない乗り物「エレファントライディング」
運河の街バンコクは、チャオプラヤー川などでボートやクルーザーなどが運航されています。また少し郊外に行けば、商品をどっさり積んだ小舟が行き来する水上マーケットの賑わいを、ボートに乗って体験することもできます。
もし時間に余裕があれば、川の乗り物にもぜひトライしてみては。
小舟がひしめき合う中観光します。意外とスリリングで大人も子どもも楽しめます！
バンコクで一番有名な公園も
サイアム地区の南に延びる「シーロム通り」、「ラーマ4世通り」には、バンコクで一番有名な公園「ルンピニー公園 Lumphini Park」があります。オフィス街らしくビルが林立する中にオアシスのように緑が広がり、バンコク市民の憩いの場となっています。芝生が広がり、子どもが遊べる遊具もありますのでのんびり過ごせます。ひょっとしたら公園内のイグアナなどに会えるチャンスもあるかも。
MRTシーロム駅すぐ。BTSラチャダムリ駅、サラデーン駅から徒歩3分。
AM4:30～PM8:00開園。無料。
いかがですか？バンコクはファミリー旅行に向いている楽しい街です。また家族で参加できる現地発オプショナルツアーやクーポンも充実していますので、ご参考までにどうぞ。
