「2018マカオ美食年」始動、マカオの"食べる"を楽しもう!

今以上にマカオで“食べる”が楽しめそうです。その歴史からユニークな食文化を残すマカオは2017年、ユネスコ食文化創造都市ネットワークに認定されました。そして2018年、マカオ政府はマカオ美食年をスタートさせました。今後、マカオでは食文化に焦点を当て、キャンペーンを展開していくほか、マカオ料理の技術伝承にも注力する考え。観光専門学校である旅游学院(IFT)に料理センターを設立したり、食文化の伝統を守るためのデータベース構築など、4年間かけて取り組む予定です。さらに、毎年11月に開催されるマカオフードフェスティバル、マカオガストロノミーカーニバル、料理コンテストといったイベントへの支援を表明しています。

マカオの歴史や伝統を感じられる料理。

マカオ料理といえば



400年もの歴史をもち、大航海時代にポルトガルから船がアフリカ大陸の南端を通過して、インド亜大陸へ寄港し、マレー半島の港へ立ち寄りマカオへやって来たことで、寄港地の食材や調理方法、香辛料などが融合したユニークなもの。スパイシーでコクのある煮込み料理が特徴です。こうしたマカオの歴史や伝統を感じられる料理が存分に楽しめる機会が増えそう。マカオ料理だけでなく、本格的な中国料理やポルトガル料理、各国料理、フードコートのB級グルメまで、もちろんミシュランの星付きレストランも! 今後益々、マカオでの食の楽しみが増えそうです。
いくつかのホテルではすでにこうしたマカオ美食年に関連したイベントを実施中。セントレジス・マカオ・コタイセントラルにあるレストラン「ザ・マナー」では毎週土曜(15~18時)、マカオ式のアフタヌーンティー「シャー・ゴルド」を提供しています。これらはおめでたい席で振る舞われるもので、マカオ料理がずらりと並ぶアフタヌーンティー。また、スター・ワールドホテル(マカオ半島内)の「品味坊」では9月末まで、アフリカチキンやシーフードライスなどマカオ・ポルトガル料理を提供する特別メニュー「ローカル・ポーチュギーズ・キュイジーヌ」を提供しています。

 

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