これで安心!気になるマカオの通貨・両替事情
旅の前に気になる現地通貨や両替事情。マカオではカジノで遊びたいし、ショッピングもしたい!現金はどのくらい必要?クレジットカードはどの程度使えるの?香港にも滞在予定だけど、異なる2種類の通貨が必要?そんな気になるマカオの通貨と両替事情などについて、JTB現地スタッフがご紹介します。
通貨の種類
通貨単位は、パタカ(MOP)とアボス(Avos)で、1パタカ(MOP)が100アボス(Avos)となります。MOP1=約14円(2017年10月現在)。紙幣の種類は、1000MOP、500MOP、100MOP、50MOP、20MOP、10MOPで、硬貨は10MOP、5MOP、2MOP、1MOPと、50Avos、20Avos、10Avosの7種類です。紙幣の発行銀行は、ポルトガル系の大西洋銀行と中国系の中国銀行の2行です。また、マカオでは、香港ドルも流通しており、1HK$=1.03MOPと、ほぼ等価で使用できます。ほんの少しだけパタカの方がお得ですので、クレジットカードの支払いで通貨を選べる際には、パタカ(MOP)を選ぶといいかもしれません。因みに、香港ではパタカ(MOP)を使うことはできません。
両替はどこでしたらいいの?
日本円からパタカ(MOP)への両替は、手軽さやレートなどを考慮すれば、マカオに到着してからの換金がおすすめです。マカオ国際空港のほか、町中の銀行やホテル、公認両替商でも日本円からパタカ(MOP)へ両替できます。両替レートはそれぞれ異なり、一般的に町中の銀行での交換レートが良く、ホテルのフロントや両替所などは若干レートが悪いといわれています。
もし、香港に滞在し、その後、マカオへやって来る場合、マカオでは香港ドルも流通しているので、 日本で、または香港で日本円から香港ドルに両替し、マカオでも香港ドルを使えば、為替レートによる換金の無駄が省かれます。為替レートを考えると、香港で日本円を香港ドルへ両替するのがおすすめです。また、マカオのカジノは基本的に香港ドルが使われています。
注意したいのは、パタカ(MOP)の外貨交換はマカオでしかできないということ。香港でも、日本ででも、換金できません。
クレジットカードは必携、国際キャッシングも
マカオの市場や屋台、ローカルなショップやレストランなどでは、現金での支払いとなりますが、観光地や観光客が多く利用するレストラン、ホテルでは基本的にクレジットカードが使えます。安全対策のためにも、クレジットカードをフル活用し、パタカ(MOP)への換金は最低限にしておくことをおすすめします。
また、VISAやJCBといった国際ブランドのクレジットカードやデビットカードを使って、マカオの町中にあるATMから、パタカ(MOP)や香港ドルを引き出すことも可能。この際、利用にはクレジットカードの暗証番号が必要です。また、引き出す際には利用限度額がありますので、注意が必要。現地通貨のキャッシングができるか、利用限度額も含めて事前に手持ちのカード発行会社に問合せておくと安心です。マカオATM操作は英語にも対応しています。海外でキャッシングサービスを利用した際は、帰国後、直ぐに一括返済することをおすすめします。
いかがでしょう。クレジットカードをうまく活用し、お得に賢く、そして安全にマカオ滞在をお楽しみくださいね。